沖縄の精神科の病院にはときどき神がかかった女性も診療にくる。そういうときにはこの病院ではカルテに「カミダーリ」(巫病)と書いて近隣のユタを紹介したりもしていた

 

『彼岸の時間』        “意識”の人類学

蛭川立  春秋社  2002/11

 

 

 

<聖なる狂気―沖縄のシャーマンの巫病は「精神病」か?>

<人はどのようにしてシャーマンになるか>

・沖縄の精神科の病院には、ときどき、神がかかった女性も診療にくる。そういうときには、この病院ではカルテに「カミダーリ」(巫病)と書いて、近隣のユタを紹介したりもしていた。「ソゾ(精神分裂病)には薬が効くけど、ターリ(巫病)には効かないからね、薬を出してもおさまらないさ」と、ドクターは語っていた。

 

・人がユタになるとき、沖縄ではだいたいある決まったコースをたどる。まず、「タカウマリ(高生まれ)」という先天的な資質(運命?)があると考えられている。そして、大人になってから「カミダーリ(神垂れ?神祟り?)」とか、「カミブリ(神触れ)」という、心身の異常を経験する。これはだいたい2040歳ぐらいの女性に起こることが多い。病気や家庭の不和など、不幸な出来事がきっかけになる場合が多いが、特別なきっかけがなく突然起こることもある。

 

・医者に行っても治らない。自分でも意味が分からない場合は、ベテランのユタのところに相談に行く、先輩ユタは、お告げの主が誰なのか、何代前の祖先なのか、どういう神様なのかをみきわめ、それを拝むように指令する。守護霊的存在を特定してそれを拝むようになるとカミダーリはおさまり、かわりに必要に応じて先祖や神のメッセージを受け取ったり病気を治したりすることができるようになる。こうしてユタが再生産される。はじめは日本人は戸惑うらしいのだが、必要なことは神の声が聞こえてきて助けてくれるというものらしい。

 

<巫病・分裂病・臨死体験>

・カミダーリの症状は、妄想型の精神分裂病(統合失調症)の幻覚、妄想状態と似ているが、個々の点をみると違っているところも多い。カミダーリは圧倒的に女性に多いし、同じ幻覚でも分裂病では幻聴が多いが、カミダーリでは幻視が多い。

 

・アメリカでは近年、こうした巫病状態を霊的危機と呼んで、いわゆる精神病とは区別しようという考えも出てきている。

 

<神は右側頭葉に宿り給う?>

1938年、カナダの精神科医は、てんかんの治療の一環として、本人の意識を保ったまま大脳皮質を電気刺激する実験に成功する。側頭葉を電気刺激すると、ある部分では人は過去の記憶をありありと思い出し、ある部分では自分が自分自身やこの世界から離れていってしまうような離人感を体験し、ある部分ではキリストの姿を見るという体験さえ引き起こされたという。臨死体験研究の第一人者、M・モースは、2001年の夏にシアトルで行われたIANDS(国際臨死研究学会)で「神は右側頭葉に宿り給う」と宣言していた。

 

・全体の8割の社会に脱魂型または憑依型のシャーマンが存在し、しかも、脱魂型と憑依型のシャーマンが同じ社会に存在することはほとんどない。むしろ、脱魂型のシャーマニズムと憑依型のシャーマニズムは、同じ現象の異なる社会的表現だと見ることができる。


私が思うこと、聞いたこと、考えること

・憑依の現象と精神病の関係は昔からあり、昔は「神がかり」になった人は、よく「気狂い」と間違われ迫害を受けたようです。新興宗教の教祖も最初は「気狂い」扱いされたことが多かったそうです。amazonに「シャーマン」と入力すると3439件が検索され、マンガ本も多いようです。また、「ユタ」と検索すると1984件が反応します。沖縄とユタという項目は、現代人の関心をひきようです。

 

・私たち一般人は、心理学者や精神科医でもないので、詳しくはしりませんが、精神病理学的に憑依現象などが研究されているようです。「幻覚」や「幻聴」は精神病の対象範囲であったようです。『遠野物語』の柳田国男は「この本に取り上げた伝承は事実であって農民たちの作り話ではない」と語っていますが、「集団幻想だ」といって無視する学者も多いそうです。

 

・「ザシキワラシ(座敷童子)を見た」と言う話も「幻覚」ということになるそうです。また、人間の「死後の世界」を真剣に研究している世界中の学者もいるようです。沖縄の「ユタ」は現代的な話題のようです。沖縄には「ユタ」になる過程が伝統的にあったようです。

 

・シャーマンはあの世とのコンタクト窺わせますが、世界中にシャーマニズムが存在するようです。事典による定義によると「シャマン(シャーマン)は踊りや歌、呪文、太鼓、鈴などによって特殊な意識状態(トランス)に入り、神や霊と直接接触して、神霊の意を告げたり、吉凶を占ったり、悪霊を除いたり、病気を治療したりする。アジアの北方民族に由来する語。近年、霊能者という語も流布するようになったが、彼らの多くはシャマンとみなしてよい」。(現代用語の基礎知識2012年版より引用)

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日本は津波による大きな被害をうけるだろう

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「円盤は神人や異人、悪魔の乗り物なのか!?」「天使は神の秘密諜報員なのか」

UFOは、人類の歴史が始まって以来、最も重要な現象なのか。UFO問題とは、人間にとっての死の問題を解くことなのだろうか。UFOはフリーメーソンの創作なのか!?」

「全宇宙を創ったという“虹の神々”も地球に来ているのだろうか」

「イルミナティなどのフリーメーソン組織に入ると神に会えるのだろうか」

「国際連合の設立に動いたキリストの星、アプ星人とは」

「人は皆、記憶喪失の異星人だろうか」

「はるかに進化した天使のような宇宙人は人間の守護霊や背後霊なのだろうか」

 


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by karasusan | 2014-02-19 16:11 | UFO | Comments(0)