アメリカのNSCは16の情報機関に世界中の情報を集めさせている。情報なしでNSCは機能しないからだ。日本は情報機関を持たずしてNSC(国家安全保障会議)創設の話をしている。

 

『ケンカ国家論』

落合信彦    小学館  2013/3/6

 

 

<日本の地盤沈下が止まらない>

・この本でいう「ケンカ」は、単なる戦争や殴り合いを指すものではない。簡単にまとめれば、「対立や軋轢を恐れず、情報や知識、プロパガンダ、交渉力を駆使しながらアグレッスィヴに他者・他国と競い合う」ことを指す。

 

<CIAに頼るのは危険だ>

・あまり認識がないかもしれないが、日本はとても危険な環境に置かれた国だ。中国、ロシア、北朝鮮という核保有国に囲まれ、領海や領空がほぼ日常的に脅かされている。

 私が過去に何度も取材で訪れたイスラエルという国は、敵国に囲まれながら生き残ってきた国家だ。常に戦いの備えを怠らないイスラエルが最も警戒しているのは「周辺国が核を保有すること」である。現在もイランの核開発に神経を尖らせ、核保有を必死で防ごうとしているのは、それが国家の存亡を左右するイシューであると強く認識しているからだ。そうした国と比較すると、日本の政府と国民の危機感はあまりに薄い。

 

・国家安全保障の議論では、軍備をタブーとしない保守派までが「アメリカが守ってくれる」と本気で言う。それは幻想にすぎない。これまで世界の警察官の地位にあったアメリカが、急速に「ケンカ」のできない国家へと変わりつつある。

 

・もちろん、「戦争はいけない」と言い続けるだけの見せかけの平和主義者も日本には多く蔓延ってきた。丸腰で平和を訴えていればそれが実現するという考え方だが、こちらはもっとお話しにならない。

 

・銃口を突き付けられた状況で「話せばわかる」と言っても意味がないことは歴史が証明している。敗戦の歴史から学んだ結果が、戦いを無闇に嫌悪し忌避していれば平和に暮らせるという妄想だとすれば、愚かと言う他ない。

 

・結局、日本では左派が「ケンカはよくない」と繰り返し、右派は「必要なケンカはアメリカがやってくれる」と他人任せにする。私から言わせればどちらも思考停止であり、自分の責任で「ケンカ」をするリスクから逃げているだけだ。そろそろ一人前の国家として、自分たちの国は自分たちで守るためにはどう「ケンカ」をしていくか論じる時ではないだろうか、そうでなければ日本という国は世界地図の上から消滅してしまう。

 念のために繰り返すが、単純に武力を行使せよということではない。知力、交渉力、そしてインテリジェンスを総動員して国家の安全を保つのだ。

 

<諜報機関は国家のアンテナである>

・国家を守る「ケンカ」のための最大かつ必要不可欠な武器は「情報」である。いくら強力な軍隊を持っていても、優秀な外交官がいたとしても、相手の正確な情報を取ってくる諜報機関=インテリジェンス機関がなければ、その力は半減する。さらに言えば、武力を用いずに国家・国益を守る道を探るという高度な外交を遂行するには、なおさら情報が必要不可欠になる。

 

・国土が狭く、資源もない日本が世界と戦うポテンシャルとは何だろうか。答えは一つ。「人材」である。有能で勤勉な人材をフルに活かすことしか、日本が生き残る道はない。

 

・自民党が政権の座に復帰し、憲法を改正して国防軍を創設するという話が持ち上がってきた。しかし、野党時代に真摯に反省したとはとても思えない彼らには、憲法改正アレルギーの日本人を説得し、時代遅れで実態とかけ離れた憲法9条を改正する仕事は荷が重かろう。

 ならばまずやるべきことは諜報機関の創設である。私が30年以上前から提言していることだ。

 

・世界第3位の経済大国が肝心な情報ゼロで他国に頼らなければならない。なぜか?日本にはグローバルな諜報機関がないからだ。生き残るためのアンテナがないのだ。

 

・今回の事件をきっかけに日本版NSC(国家安全保障会議)を創設しようという話が再浮上している。こんな馬鹿げた話はない。情報がなくて一体何をしようというのか。アメリカのNSCは16の情報機関に世界中の情報を集めさせている。情報なしでNSCは機能しないからだ。日本は情報機関を持たずしてNSC創設の話をしている。

 

・同盟国であるアメリカのCIAから必要な情報は教えてもらえばいいと考えるのは、それこそ情報音痴で無知な日本人の象徴であり、とても危険な発想だ。

 

<ヒューミントこそ国を守る最前線>

・シーア派国家のイランが核兵器を持てば、それに対抗してスンニ派国家のサウジアラビアやエジプトも核保有に動く、その流れが起きれば、イスラエルの周囲は核保有国だらけになってしまうだろう。イスラエル自身は核を保有している。

 

・限られた資源で国を守る以上、無駄な「ケンカ」をすべきではない。情報を駆使して限られた資源をピンポイントで投入し、少ないコストで最大の成果を挙げるー目指すべき「ケンカ」のスタイルはそこにある。

 

<インテリジェンス機関は官僚組織ではいけない>

・「現在の日本にもインテリジェンス機関がないわけではない。警視庁公安部や内閣情報調査室があるではないか」と言う人もいるが、それは似て非なるものだ。今の日本にある組織はグローバルな視線を持っていない。

 

<スパイ天国のニッポンの非常識>

・中国という国は諜報機関のエージェントを使ったなんでもありの「ケンカ」を仕掛けてくる。ハニートラップのような手法は旧ソ連のKGBが得意としたやり方であり、中国はソ連から多くを学んできた。その学習成果を日本にぶつけているのだ。

 

・ホステスを使った籠絡も留学生を手先にした工作も、インテリジェンスの世界では極めて古典的な手法である。中国はいわば当たり前のことを当たり前にやっているだけ(他国に比べて多少露骨で品がないが)。

 

<正しい英語力の磨き方>

・日本人が海外を恐れる大きな理由として、昔も今も言葉の問題が言われる。私も学生時代にアメリカに渡った当時は英語の失敗が数多くあった。船でロスのロングビーチに着いた時、そこからどうやってペンシルヴァニアの大学に行くかが問題だった。懐には20ドルしかない。これではグレイハウンド・バスにも乗れない。

 

・言葉は生き物だから、失敗しながらでもコミュニケーションを繰り返して体得していくしかない。笑われることを恐れてはいけないのだ、失敗を怖がって黙りこくっていれば、言い間違いを笑われるリスクからは逃れられるかもしれないが、いつまでも英語力は磨かれない。

 

<「アメリカが守ってくれる」はイリュージョン>

・アメリカは「アメリカの国益のために動く」のである。それ以外の行動基準は彼らにはない。そんな当たり前の事実を多くの日本人は見誤っている。


私が思うこと、聞いたこと、考えること

201417日に国家安全保障局が67名体制で発足しました。限られた予算、増えない税収、福祉予算を削る財政赤字では、本格的な諜報機関は作れないようです。貧弱な予算と規模では国益を損ねて、効果が出ないでしょうか。防衛予算も限られているために、新兵器も数量を揃えるのには時間がかかるようです。日本も衰えがでてきているようです。

国家として最も重要な機関、諜報機関を欠く現状は国家組織の欠陥といえるでしょうか。本格的な諜報機関がなかったために北朝鮮の拉致事件が起きたようです。

 

・「適材適所」という当然の人材配置も行政改革などでスムーズに行われているのでしょうか。「失われた日本の20年」と言われますが、本当に優れた政治家や官僚が登用されてきたのでしょうか。社会の遅れた面、非近代性、後進性、頭の古い面が予想以上に多くなってきています。なぜ改革が遅れているのでしょうか。司法、行政、立法を大胆にリストラすることも難しいのでしょうか。「肝心の政治に問題がある」そうで、たまりません。「国民が政治を嘲笑している間は嘲笑に価する政治しか行われない」「民主主義国家においては国民はその程度に応じた政府しか持ちえない」そうです。そこで、私たち一般人も政治意識を高めていかなければならないようです。

 

・「役人の数は、その業務の多少にかかわらず常に一定の幾何級数的に増大する」、「仕事の量は与えられた時間を満たすように常に拡大する」、「予算決定会議においては、決定に擁する時間は計画の予算規模に反比例する」というパーキンソンの法則は、現在でも適用されているのでしょうか。

 

・「日本は諜報機関のない珍しい国だ」という公安調査庁の元部長の見解がありますが、本格的な情報機関は、戦後の占領政策として禁止されたそうです。これも日本政治のタブーのようです。根本的なことが占領軍に握られたようなのです。もちろん、私たち一般人は、詳しくは分かりません。日本の政治にはさまざまなタブーがあるそうですが、どのようなものなのでしょうか。日本人的な対応が多いようです。

 

・日本は安全な国ではなくなりつつあるようです。犯罪率も上昇し、検挙率も低下しているようです。警察官や刑事を数万人増員する必要があるそうです。諜報機関も本格的なものにしないと「大きく国益を損ねている」ことでしょうか。長年の北朝鮮の拉致事件も解決していません。従来から言われてきたように「税金の無駄遣い」をやめて創意工夫をして費用対効果を優先して予算の配分をすべきでしょう。

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by karasusan | 2014-03-28 13:03 | UFO | Comments(0)