そこには世界を魅了した何かがあった。戦後も音楽、映画、そして新しい経済理論で米国が世界をリードした。いまも世界中に米国のソフトが旺盛に輸出されている。

『北京五輪後、中国はどうなる?』   中国崩壊これだけの理由

宮崎正弘     並木書房  2008/6/10

<中国文明の衰退がはじまっている>

<中国には世界を魅了する文化も思想もない>

・世界史のキープレイヤーとして中国が再登場したのだ。

・「2012年に中国の軍事力は台湾進攻能力を持ち、2025年には米国とならぶ」とか、凄まじい中国盛り上げ論が流行していた。だから株を買うのなら中国だ、と。

・第2次世界大戦後、米国が帝国としての覇権と打ち立てたのは思想、宗教、倫理、そして航空機などの文明の利器の発明とプラグマティズム(実用主義)などの思想だった。そこには世界を魅了した何かがあった。戦後も音楽、映画、そして新しい経済理論で米国が世界をリードした。いまも世界中に米国のソフトが旺盛に輸出されている。ハリウッド映画は世界的に普及している。ウォール街の金融パワーも凋落傾向にあるといえども世界一の座は不動である。

・ひるがえって、中国がいかに経済力をはぐくみ成長が顕著になろうとも、世界を領導する思想も、多くを魅了する文化も、日本が得意な新発明もなく、そもそもモラルが不在ではないのか?

中国が文明的に米国を凌駕するという未来論はあまりにも皮相である。

マックス・ウェーバーが唱えた「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」を「儒教的倫理と市場経済の精神」には置き換えることは不可能ではないのか。

<北京五輪以後、中国経済の破綻がはじまる>

・さらに中国は次のような脆弱な構造を持っている。

第一に過去の不良債権問題が再燃しつつある。

第二に中国国有企業の65%の株は依然として中国政府が保有し、市場へ流通している株数が制限される。

第三に情報公開が曖昧で市場に透明性がないため、世界に例を見ない悪質なインサイダー取り引きが横行しやすい。

第四に不動産バブルが方々で爆竹のように破裂している。

第五は治安の悪化である。

<共産党政権は歴代王朝の末期と酷似してきた>

・「科学的発展観」を強調する胡錦濤政権は、荒れ始めた経済をソフト・ランディングにもっていけるだろうか?

・ともかく公安、規律、法務のトップを「上海派」がすべて掌握した。すなわち汚職と腐敗の権化らが「裁判官」と「目明かし」も兼ねるわけである。

<空前のドル激安で世界経済はさらに大荒れ>

・こうした前提に立ってつぎの展望を眺めると世界経済の基本構造が変化していることに気がつく。

第一は米ドルが空前の激安時代に突入することである。

第二はユーロがますます強くなる趨勢が世界的規模に拡大している。

第三は商品市況の信じられない暴騰である。

<四川大地震後の激動が見えてきた>

・げんに胡錦濤の帰国直後に中国四川省を襲った大地震は中国政治にもマグニチュード8クラスの激震をもたらした。大混乱はこれからはじまる。

<中国のご都合主義><中国人に善意や誠意は通じない>

<中国の歴史は権力者の創作である>

・ウソの集大成をパネル展示した「愛国教育基地」なる施設は中国全土に266ヵ所ある。歴史博物館とか郷土歴史館にたぐいする建物に併設したり便乗したりして勝手な歴史を展示しているが、このうちの208か所がいわゆる「反日教育施設」だ。

<日中友好という幻想に騙されてはいけない>

・日中友好という幻想、幻影、虚像に騙されてはいけないのである。それならば、いったい私たち日本人はいかにして中国人と付き合えばよいのか?

一番のコツは相手がつねにウソをつく習性があるという特質を認識することである。「没問題(問題がない)」というのは彼らの口癖だが、「問題ない」は「解決できない」と同義語。

・言うこととやることが同じ(知行合一)という陽明学的伝統からくる日本人の美意識から見れば、「現行不一致」を常とする中国人は異星人に思えるだろう。

・腐敗した弁護士が検事と組んでマッチポンプ裁判も日常茶飯である。しかも裁判官は大学卒が30%もいないという悲惨な司法制度。ろくな調べもなく、法律知識のイロハも分からない共産党派遣の裁判官が案件を裁くのだから賄賂次第でいかようにも判決が曲げられる。これだから日本企業は勝ち目がない。

<毒餃子事件どころではなかった未曽有の大雪被害>

・大雪被害のことを中国語では「白害」という。081月から華南を襲った大雪は、広東、福建、湖南省を中心に未曽有の雪害をもたらした。常夏の広東、雪は80年ぶりだった。

・この大雪で中国自慢のハイウェイ幹線が寸断され、石炭の火力発電が止まり、発電量は通常の1割に落ち込んだ。

・華中から華南にかけて広範囲で送電が止まって、およそ3千万世帯で停電に悩まされていたのだ。年間23億トンの石炭で中国の発電の80%(原子力は緒についたばかり。水力は洪水が多く、ダムの決壊が目立つ。風力は微々たる程度)。しかも石炭はほとんどが鉄道輸送に依存しており、その鉄道が止まると、発電ができないことになるのだ。

<世界的な穀物高騰で恒久的なインフレがはじまった>

・中国の穀物不足は明らかであり、大雪と四川省大地震によるハイパー・インフレはつぎに穀物高騰から恒久的なインフレ態勢へと流れ込むだろう。それを予防する手だては、経済にうとい共産党が経済政策を決定しているため、すでに失われている。

<公務員の腐敗・職権乱用が猛烈な勢いで拡大している>

07年は4217450件の腐敗告発があった。華字紙などの情報を総合すると(1)公金着服・収賄事件が3078376件。(2)生活紀律腐敗堕落事件が212430件。(3)汚職・権利濫用事件が457436件。(4)その他の腐敗・紀律を違反する事件が469217件だった。

<大地震難民と貧窮する農民を共産党は救えない>

・最悪の問題は銀行そのものが抱える異様な体質である。改革開放以来、銀行は輸出志向企業に集中して貸し出しを続けた。私企業は銀行から借金ができず、親族や地下銀行から資金を掻き集めた。産業政策と金融政策とに整合性がないため、同じアルミ産業や石炭産業に融資が膨らんだり、クルマの頭金ローンから不動産融資までおなじことが繰り返される。

・本業を忘れて財テクに走り、金利だけで経常利益の半分以上を占めるというかっての日本の株式ブームがはじけたように中国経済の本格的な暴落は秒読みとなった。

<五輪以後経済が崩壊するシナリオ>

<中国経済「崩壊」への動きが顕著になりはじめた>

・中国マネーの「脅威」に対しての懸念より、中国経済「崩壊」への懸念の広がりだ。市場の分析と思惑は逆なのである。

第一に「市場の番人」と言われたグリーンスパンの「中国の株式は劇的に収縮するであろう」という爆弾発言。

第二に成長率の下方修正。

第三に香港への直接的株式投資の解禁をこっそりと延期したこと。

第四に企業経営の不効率運営。

第五に海外からの直接投資の減少。

第六は環境、とくに天候異変がもたらす災禍が経済の発展を阻害することだ。

第七に情報開示の遅れ。

<つぎは中国版サブプライム問題>

・かくて西側の中国を見る目が再び変わった。

・さらに極めつきの難題が、国内不良債権の始末である。

<捏造と改竄の反日記念館>

<「反日記念館」抗議に立ち上がる日本の国会議員ら>

 


私が思うこと、聞いたこと、考えること

10年ほど前は、中国の発展を非常に高評化する論調も少なくなかったようです。特にGDPで将来、米国を抜くという論調が有力でした。さまざまな中国国内の矛盾を分析してみると「発展途上国から先進国へ」と移行するのには深刻な人口問題が大きな障壁となっているそうです。米国のように全体的に進んだ国と評価されるようになるには相当時間がかかるようです。エネルギー問題も人口を考慮すると大きな問題になるようです。衰えてきたといえますが、米国は依然として唯一の超大国だそうです。

・世界のメディアには、バブル崩壊の中国の姿が映っています。中国共産党も体制の維持のためにさまざまな政策を打つことと思われます。しかし、大きな自然災害が起こると、雪害のように日本では想像できないような悪影響を経済に与えるようです。6年前の本ですが、中国の現状を予測していたといえるようです。

・「反日教育」が、さまざまな面に波紋を与えているそうです。やはり「友好至上主義」が間違っていたのであり、関係者は厳しい国際政治の壁を認識すべき時代のようです。外国に移住できる人々は限られていますので、中国国内で国内問題を早急に処理すべきでしょう。が、共産党独裁政治では、歴史的な腐敗や汚職の問題もあり、当事者能力としては問題があるそうです。

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「全宇宙を創ったという“虹の神々”も地球に来ているのだろうか」

「イルミナティなどのフリーメーソン組織に入ると神に会えるのだろうか」

「国際連合の設立に動いたキリストの星、アプ星人とは」

「人は皆、記憶喪失の異星人だろうか」

「はるかに進化した天使のような宇宙人は、人間の守護霊や背後霊なのだろうか」


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by karasusan | 2014-05-21 17:30 | UFO | Comments(0)