そのたぐいまれな人生経験を解釈したり、その内容を人々に伝達するのに、松下は言葉による表現を行っていた。その言葉は、ラジオ聴取によって獲得した言葉を多く活用したものと考えることができる。

『戦前のラジオ放送と松下幸之助』  

宗教系ラジオ知識人と日本の実業思想を繋ぐ

坂本慎一    PHP    2011/4/26

<本書の到達点>

・まず、日本思想史の基本的な研究方法に則って、本書は、松下がどんな思想から影響を受けたのかという問いを立てた。筆者は松下の思想が仏教型の思想ではないかと目星を付け、比較的内容が似ていると思われた新仏教運動から調査を開始した。さらに高嶋米峰に焦点を絞り、松下がラジオ放送から影響を受けた可能性を調査した。これらの作業を通じて、思想的類似性を指摘するには、それぞれ使用しているフレーズの類似性を指摘することが最も有効であると判断し、ラジオの思想に大きな可能性を見出した。

・戦前において、ラジオを通じた最も力強い仏教運動であった真理運動を調査すると、これまでも両者をよく知る人や友松本人が、友松と松下の思想の類似性を指摘していたことが分かった。

さらに、本書でも両者の思想を分析し、その類似性を確認することができた。真理運動の副代表格であった高神覚昇についても調査し、松下が高神のラジオ放送を激賞していた事実を確認した。

・戦前には様々なラジオ知識人がおり、電波によって社会に強い影響力を持っていた。ラジオ受信機を日本でもっとも多く販売した松下は、ラジオに対する並々ならぬ関心を持つ実業家であった。日常的に本を読む習慣がなく、学校教育をわずかしか受けず、長年にわたって師事した人物もほとんどいない松下は、そのたぐいまれなる人生経験から奥深い哲学を語ったとされている。

・この解釈は、もうひとつの事実をつけ加えることで、アカデミックな思想史研究者を納得させる内容になりそうである。そのたぐいまれな人生経験を解釈したり、その内容を人々に伝達するのに、松下は言葉による表現を行っていた。その言葉は、ラジオ聴取によって獲得した言葉を多く活用したものと考えることができる。昭和初期の日本において、ラジオで放送された思想こそ、松下の思想の先駆的存在ではないのか。これが本書の結論である。

<松下幸之助の思想研究における今後の課題>

・以上の考察を経て、本書は次のような松下幸之助像を想起できると考える。松下は実業家としての天性の才能と、本人もしばしば強調するように強運の持ち主であっただけではなく、もうひとつ、相当な努力家としての顔も持っていたはずである。松下は尋常小学校中退であり、組織だった勉学をほとんど行うことができなかったが、それを補うかのようにラジオの教養番組を積極的に聴取していたのではないだろうか。一代で巨大企業をつくりあげた実業家は、公平に考えて、やはり常人より学習意欲の高い人であったと想像しても決して松下を過分に持ち上げていることにはならないはずである。

・松下幸之助研究とは、つまるところ、「第二の松下幸之助をどのように生み出すか」という研究でなければならないという指摘があるとおり、本書が導き出した結果は、これに一部寄与できるかもしれない。経営者としての松下から何を学ぶべきかと考えるならば、少なくともそのひとつとして、松下が「声の文化」の人々であり、聞くことにおいて優れた能力を発揮した事実は重要であろう。ビジネスとラジオの修養講話の関係は、今後新たな観点から見直されるべきかもしれない。

・一方、ラジオの側から松下を考えると、既に述べたように「ラジオの使命」に則って国の文化水準をあげることが、日本放送協会の目的であった。日本放送協会はどのような人物を啓蒙・教育したかったのかといえば、正規の学校教育をほとんど受けずに働き続け、聡明で向学心が強く、ラジオを熱心に聴取する人物こそ、彼等のターゲットだったといってよい。松下のような人物は、日本放送協会が啓蒙しようとした典型的な聴取者だったはずである。言い換えれば、戦前の日本放送協会が多くの資金と人員を割いて、長年にわたって行ってきた教養放送は、社会にそれなりの成果をもたらしたはずである。この長年の放送から、最もよく学んだ聴取者を日本のなかから選ぶこともできるであろう。松下は、この“NHK学校”から最もよく学んだ一人と考えられるのではないか。


私が思うこと、聞いたこと、考えること

・学歴のない松下幸之助が「経営神様」になったのは、読書による勉強からではなく、実業家としての経験知識とラジオからの耳学問だったという説は驚きです。松下幸之助の初期の時代はラジオが有力なメディアであったようです。ラジオ、新聞からテレビ、インターネットと世の中の主流のメディアは変化してきました。そしてインターネット革命と言われるようにパソコンからケータイ、スマホへと急激に社会の知識伝達手法が、変化してきております。多くのことがパソコンで可能な社会に変化しており、昔の「電話革命」を遥かに凌ぐ衝撃で社会を変えてきているようです。特にインターネットによる勉強は、国境を越えてきているようです。

・松下幸之助の勉強法は詳しくは知りませんが、膨大な読書からではないようです。ラジオからの啓発や学びは、新聞や本のような目からの学習よりも効果的な時代であったのかもしれません。現代ではアメリカのビジネスマンは、自動車を運転しつつカセットテープやCDなどのオーディオ機器で「自己啓発のセミナー」を耳で聞いている人々が多いそうです。耳で聞く「自己啓発」や「ビジネス学習」が盛んであり、もちろんビデオカセットやCDによるテレビ学習の教材も豊富のようです。松下幸之助は思想家としても知られており、天才の容量は誰にもわからないそうです。

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by karasusan | 2014-06-18 18:13 | UFO | Comments(0)