突然みきが神がかりになり、「我は元の神、実の神である。この屋敷に因縁あり。このたび世界一列をたすけるために天降った。みきを神のやしろに貰いうけたい」と、おごそかな声で告げた。

『中山みき』

「心直し」から「世直し」を説いた生き神教祖

小澤浩   山川出版社     2012/12

<浄土信仰>

・みきの少女時代で注目されるのは、両親が浄土宗の信仰に驚く、みきもその雰囲気に馴染んで、早くから「浄土和賛」などを暗誦するくらいであった、という点である。浄土系の信仰が来世型のものであるとすれば、のちにみきが切り聞いた現世型の信仰とは異なるので、その影響はなかったとする見方が多いが、無関係と言い切るにはいささか問題がある。私はかつて近世の寺院文書のなかで、ある真宗僧侶の法話の速記録をみたことがあるが、そこでは平生業成に力点をおく現世での救いが強調されていた。先述した共同体村落の近世的発展による現世利益への関心が、浄土系の信仰にもある種の変化をもたらしていたとすれば、みきの接した浄土信仰も、そうした性格のものであった可能性が高い。

<教祖誕生>

1838(天保九)年、十月二十三日、長男の秀司が、にわかに足痛の発作を起こし、さらに善兵衛が眼を、その妻みきが腰を痛めて苦しみはじめたため、翌日、修験者の市兵衛を呼んで寄加持をすることになった。そして、いつも加持台をつとめていた婦人が不在のため、やむなくみきをその代役に立てて、祈祷が始まった。ところが、儀式が佳境に達するころ、突然みきが神がかりになり、「我は、元の神、実の神である。この屋敷に因縁あり。このたび、世界一列をたすけるために天降った。みきを神のやしろに貰いうけたい」と、おごそかな声で告げた。

<妻として人間として>

・その頃、かのという女衆があって、善兵衛の寵をよい事に、日増しに増長して勝手の振舞いが多く、終には、教祖をないものにして、我が身が取って替わろうと企て、或る日の事、食事の汁のものに毒を盛った。なにも知らず、これを召し上げられた処、やがて激しく苦しまれた。家族の者は驚いて、懸命に看護の手を尽くす一方、その原因を詮索すると、女衆の仕業であると分かった。余りの事に驚き怒ったが、教祖は、苦しい息の下から「これは、神や仏が私の腹の中をお掃除下されたのです」と、宥め容された。この廣いお心に触れた女衆は、初めて迷いの夢から醒め、深く己が非を詫びて魔底から悔い改め、やがて自ら暇をとって身を退いた。

<にをいがけ」>

・天理教で「にをいがけ」というのは、一言でいえば布教・伝道のことである。話は少し戻るが、善兵衛がなくなった悲しみも消えやらぬ1853(嘉永六)年、17歳になった五女のこかんが、神の指図に従って共の者二人とともに「親神」の御名を流すべく浪速の町(大阪)に向かい、人手でにぎわう道頓堀で、拍子木を打ちながら繰り返し神名を唱えた。「なむ天理王命(てんりおうのみこと)、なむ天理王命」。

・「天理王命」とは、みきが唱えはじめた親神のいわば固有名詞である。『教祖傳』によると「生き生きとした」こかんの声に人びとのこころは「勇んで」きた、とあるが、それはどうであろう。まだ「花も恥じらう17歳の少女にして、みきの意図も十分には理解しにくかったであろうこかんが、物珍しげな衆目に晒され、その声が羞恥心で震えていたとしても、それはそれでわれわれの胸を打つものがあるのではなかろうか。いずれにしても、天理教ではこれが「にをいがけ」の嚆矢であったとされている。

・みきが人助けの手始めに、女性の出産に着目したのはまさに時宜をえたものであったといえよう。出産は当時の女性にとっては生命にもかかわる大仕事であった。人びとは「毒忌み」を「凭(もた)れ物」などのさまざまな俗信に安産の願いをしたが、それはかえって、女性たちの不安や負担を重くしていた。それだけに、息を吹きかけお腹をさするという簡単な所作で安産が約束されるこの方術は、合理的な根拠を求めず、結果の如何さえ問わなければ、まさに出産の不安をかかえた女性たちに待望の福音をもたらすものであったといえよう。

・また、別の文献では、みきが寺社への拝み信心と違って、金銭を求めず「お話だけで助けてくれる」神様として評判をとっていた、という証言もある。伝承が残している「病気治し」の奇蹟話が、初期の教勢の発展に大きく寄与していることは疑いないし、みきもそれをためらった形跡はないが、「病気治し」はやはり信心の入り口であって、大きな救いはその先にあるというのが、みきの立場だったと思われる。


私が思うこと、聞いたこと、考えること

・天理王命については私たち一般人は、信徒ではないため詳しくは知りません。大本教の「艮(うしとら)の金神」のように多くの書籍が触れてはいないようです。江戸時代末期に成立した新興宗教だけに、天理王命については、どのような神様なのか分かりません。教祖の中山みきが浄土宗の信仰に篤く、何かその系統の神様なのかもしれません。ちなみに、阿弥陀仏とは、シリウス星人のことかもしれません。神様もいろいろな種類があるようですが、「神々=異星人、宇宙人」と認識すれば理解がすすむものと思われます。

・中山みきの「神がかり」についても不明なことが多いようです。新興宗教には、多くの信者を引き寄せる不思議なことや、病気治療などの奇蹟の話も多いようです。特に昔は病気は加持祈祷で治したことも多くあるようで、病気を治すことが信者の拡大につながったようです。天理王命については、病気直しの奇蹟も多かったようです。

・『教祖傳』によると教祖が毒殺されそうになった事件もあったようですが、新興宗教をめぐる人間模様は昔から複雑怪奇だったようです。「生き神」に対する官憲や信者の中の抵抗勢力や妨害勢力がいろいろとあったようです。天理王命が憑依した教祖の中山みきの事例も不思議な現象のようです。

・あの世から神々がこの世に出てきて女性と交わって子供を創ったり、人間に憑依したりして新興宗教が起こるのですから、奇妙な現象といえるのでしょう。国津神と天津神のように神々も二種類に分かれて、それぞれの活動領域や対立があったようなのです。天理王命は、その後の天理教が大きく布教した結果を見ると強力な神様だったのでしょう。

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by karasusan | 2014-06-26 20:42 | UFO | Comments(0)