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抑止力としてもっとも強力なのは原子力潜水艦である。「空母に狙いをつけた原潜がどこかに潜んでいるかもしれない」となれば敵空母の機動力は阻止できる

『救国の八策』

佐々淳行   幻冬舎    2012/7/25

<私の考える「救国の八策」とは>

第一策 海防論――日本は四方を海に囲まれた海洋国家であることを忘れるべからず、固有の領土を将来にわたって守るため、海防を強化すべし

第二策 外交論――集団的自衛権の行使を認め、日米安全保障条約を「100年条約」にすべし、中国に対しては、尖閣問題は周恩来・鄧小平の合意の線に立ち戻って、より賢い孫たちに解決させることとし、「凍結」する。「防衛費1%枠」は撤廃、防衛問題を財政問題にしてきた愚をあらためよ

第三策 皇室論――まず天皇制護持を宣言せよ。「皇室典範」の改正により、旧宮家男系相続人の養子縁組を認め、皇統断絶の危機を回避すべし

第四策 憲法論――第九条のくびきを打ち破り、自衛隊を国軍にすべし。国民の命運に関わる重要案件について、国民投票を可能にせよ

第五策 国防論――敵地攻撃能力なくして国民を守ることは不可能と認識せよ。一朝ことあらば「躊躇なく、敢然と立ち上がる」意志を示すべし

第六策 法案・危機管理論――社会とともに変化する犯罪、さらに自然災害に備え、国民の安全、治安に携わる公務員を増員すべし

第七策 エネルギー論・食糧論――安全性確保の方法を明示し、原発を再稼働した上で、新エネルギーを増加させる道筋を示すべし

第八策 経済論――専門家の英知を実現するにも、国の信用が不可欠。政府は自らの身を切って覚悟を伝え、国民の信頼を取り戻すべし

<第5策――国防論>

<超一流の「海防力」を誇る自衛隊>

<第一級の装備は海上自衛隊だけではない>

<海兵隊と揚陸強襲艦を備えよ>

・望ましいのは前述のごとく海兵隊なのだが、アメリカのように陸海空軍に加える第4の軍種として立てるだけの余裕は予算的にもない。とはいえ尖閣問題は喫緊の課題なので、早急に1個大隊(約800名)でも水陸両用部隊をつくる必要がある。

<原潜という究極の抑止力>

・抑止力としてもっとも強力なのは、原子力潜水艦である。「空母に狙いをつけた原潜がどこかに潜んでいるかもしれない」となれば、敵空母の機動力は阻止できる。

 一カ月もでも二カ月でも潜航可能な原潜は、「その海域にいる」という可能性だけで敵国は身動きできなくなるのである。

 

・フォークランド紛争のとき、英国原潜コンクアラーがアルゼンチンの重巡洋艦ヘネラル・ベルグラーノを緒戦で撃沈し、アルゼンチン海軍の行動を阻止した。「イギリス海軍の原潜が展開しているかもしれない」というだけで、アルゼンチンは戦況を見直さざるを得なかったのだ。

 

・原子力潜水艦2隻と、搭載兵器として巡航ミサイル「トマホーク」があれば、長期間海中に潜んで、弾道ミサイルを発射しようとする国があればその基地を攻撃することも可能になる。核弾頭である必要はない。通常弾頭でも非常に大きな抑止力になる。防衛という観点から、選択肢として考えるべきだろう。

<第六策――治安・危機管理論>

<治安要員を削減してはいけない>

<民主党政権の脆弱な危機管理能力>

・しかも危機管理に不向きな内閣のときに限って大事件・大事故が起こる。

・民主党の無能、虚言、裏切り、責任転嫁などは今さら語るまでもないが、野田内閣が2012年4月3日に国家公務員の採用削減を閣議決定したことには、怒りを通り越して脱力した。無定見ここにきわまれり、と言うほかはない。

<負担人口を500人以下に>

・各国と比較してみると、日本の警察官は決して多くはない。

252000人の警察官がいるけれども、警察官1人あたりの負担人口は、日本は503人である。

・たとえばフランスは約6200万人の国民に対して、警察官はおよそ21万人8000人、負担人口は286人である。負担人口だけで列記すると、ドイツ314人、イギリス366人、イタリア282人、アメリカ353人と日本の7割以下なのだ。

<交番相談員も1万人に>


■■■ 私が思うこと、聞いたこと、考えること ■■■

・「民主主義国家においては国民はその程度に応じた政府しか持ちえない」、「国民が政治を嘲笑している間は嘲笑に価する政治しか行われない」、「諜報機関のない国は既に国益を大きく損ねている」ということで、広くいろいろな層から多くの政治に関する提言がなされています。インターネットが普及しましたので、多くの情報、見解が莫大な量になっているようです。昔は、新聞をよく読むことが、政治や社会、世界の動きを知る一番手ごろな手段だったようですが、新聞の「活字離れ」といいますか、パソコンの前で過ごす時間の方がとても大きくなっております。新聞を見るのに費やす時間が人により極端に、違うようです。新聞の購読を止める人も増えているそうです。

・「限られた予算、増えない税収、十分でない福祉予算を削る財政赤字」ということで、「財源の裏付けのない政策は実現できない」ことは明白です。限られた防衛予算5兆円を大きく増額することは難しいようです。なかなか「身を切る改革」も実現できていません。また消費税増税で、増税がうまいこと実現する保証はないそうです。そして将来的には人口減少の問題、人口の半減の問題も社会に不安を与えています。

・「抑止力のない高価な通常兵器」を少数揃えても核兵器を持つ国に対しては「抑止力」にならないそうです。当時、国会で爆撃装置と給油装置を外された高価な航空自衛隊のF4ファントム戦闘機は、北朝鮮の拉致事件には、何らの「抑止力」とはなりませんでした。歴史には「もし」ということがありませんが、航空自衛隊のF4ファントム戦闘機に爆撃装置と給油装置をつけてライセンス生産をしておれば、北朝鮮は「拉致事件」を起こすことを思いとどまったのかもしれないそうです。元警察官僚が「警察が、しっかりしておれば北朝鮮の拉致事件は起こらなかっただろう」と述べておりますが、私たち一般人は、奇妙に思えます。「外国人や外国の軍人にバカにされる防衛政策をやめよ」という論客も増えているそうです。

・著者は元警察官僚なのでタブーの「核装備」などについてはのべておりません。近隣諸国の軍事については、私たち一般人は、詳しくはないのですが、「核兵器による恫喝」、「サイバー攻撃による米中戦争」、「北朝鮮による米国への戦争恫喝」とか、いろいろと騒がしい歴史がありましたし、朝鮮戦争もありました。また日本が核装備をしておれば、自衛のための核兵器による武力制裁を恐れて、北朝鮮も「拉致事件」を起こさなかったことでしょう。日本人には想像もできない「戦争狂人」と呼ばれる過激派の将軍たちが「米中戦争」のシナリオを考えているようです。そして核兵器とともに、中国も北朝鮮も「貧者の核兵器」といわれる細菌兵器や化学兵器も熱心に作っており、大戦に備えているそうです。サイバー攻撃に対する米中の高官の話し合いはどうなっているのでしょうか。

<インターネット情報によると>

【ワシントン共同】米連邦大陪審は米企業に対するサイバー攻撃で商取引上の秘密を盗むスパイ行為をしたとして、身柄を拘束しないまま中国軍当局者5人を起訴した。ホルダー司法長官が19日発表した。5人は原子力発電や太陽光発電、金属産業に関連する情報を盗んだ疑いが持たれている。
 米企業に対するサイバー攻撃で、米政府が外国当局者を起訴するのは初めて。
 異例の対応で中国発のサイバー攻撃への強い姿勢を示した。
 中国外務省の秦剛報道局長は「米国が捏造した」と抗議し、起訴の撤回を求めた。
 起訴された中国軍当局者は、いずれも上海に拠点を置く中国軍の「61398部隊」のメンバー」とのこと。

・米国の核打撃力に100%頼ることは国策ですが、いつまでも抑止力のない通常兵器に頼ることは、10年間で50兆円の防衛予算を費用対効果の点でみると疑問だそうです。核兵器周りの兵器を準備して、通常兵器のレベルを上げていく必要があるそうです。バージニア級の攻撃型原子力潜水艦や通常弾頭型の巡航ミサイルを輸入か国産にしていく防衛政策が必要だそうです。それこそ北朝鮮の拉致事件に「抑止力のなかった高価な通常兵器」を装備するという「税金の無駄遣い」になることでしょうか。拉致事件にしても、この程度の問題解決に数十年かけており、被害者の家族が困惑しており、被害者も高齢化で死亡しており、政治家の非力さが窺われて残念です。

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by karasusan | 2014-10-11 22:30 | UFO | Comments(0)