2015年には団塊の世代がほぼ完全に労働市場から撤退し、わが国の産業界は構造的な労働力不足に陥ると考えられる。

2015年の日本』

新たな「開国」の時代へ

野村総合研究所   東洋経済新報社  2007/12

2015年は日本にとって大きな転換点>

・第一に日本の総人口はすでに減少がはじまっているが、2015年頃を境に総世帯数も減り始める。

・第二は、グローバルな市場統合な動きである。アジアは全域で2015年頃までにFTA(自由貿易協定)が成立している可能性が高く、アジアの一部と欧米との間でもFTAが成立しているだろう。

・第三は、2010年代になると地方の衰退という論点も深刻さを増すということである。

・以上は主にフローの議論であり、日本はストックを十分に蓄えているのであるからその活用方法を考案することでフローの減少を補うことも可能である。必要以上に将来を悲観すべきではないという議論もある。

<観光立国というよりも観光先進国が将来像>

・国際観光客数を横軸、GDPに占める国際観光収入の割合を縦軸に取ると、日本の集客力、国際観光収入の対GDP比率の低さが浮き彫りになる。とくに、国際観光収入の対GDP比率は、約0.3%と、諸外国のなかでも圧倒的に低い値である。

<外国人労働者の受け入れ拡大を前提とした制度と意識の改革>

<外国人労働者のさらなる増加>

2015年には団塊の世代がほぼ完全に労働市場から撤退し、わが国の産業界は構造的な労働力不足に陥ると考えられる。

・したがって、日本人のみで国内の労働需要を満たすことは難しくなると考えられ、外国人労働者への依存度は大きく上昇するだろう。

・外国人労働者の国内労働市場の開放は、とくに需給のミスマッチで深刻な人手不足に陥るであろう各分野の打開策としても有効な施策ではなかろうか。

<真の「多文化共生」に向けて>

・労働市場を広く外国人労働者に開放することで、労働力不足を解決すること自体はおそらく可能であろう。しかし、外国人労働者の受け入れについて長い歴史を有する欧米諸国を見れば明らかなように、外国人労働者の受け入れには、さまざまな摩擦が生じるリスクが少なからず存在する。実際に、外国人労働者として日系ブラジル人が数多く流入している群馬県大泉町では、日本人住民と日系ブラジル人住民の間で、その文化的背景や「教育」をはじめとする制度面の未整備に起因する問題が山積みしている。

<人口減少のさらなる進行>

・世界でも類を見ない深刻な人口減少に直面する日本は、2015年をピークに人口だけでなく世帯数さえも減少に転じる。2015年、日本は成熟化の加速によってかつてないほどの厳しい状況に追い込まれ、同時に未来に向けた重要な選択を迫られることになる。具体的には以下のような問題に直面する。

◇人口減少が進み、さらに世帯数も減少する

◇団塊世代が後期高齢者に近づき、真の高齢社会に突入する

◇家計消費がパワーダウンし、内需の縮小が深刻化する

◇疲弊する地方部・大都市外縁部の財政がさらに悪化する

◇世界経済における日本経済のプレゼンスが著しく低下する

◇グローバル化に遅れをとった日本の経済大国としての地位が揺らぐ

<これまでの開国は何であったか?>

<「第一の開国」:明治維新>

<「第二の開国」:戦後復興>

<第三の開国――2015年に向けて何が変わるか?>

●制度疲労を乗り越え、グローバル化活動を加速する

●真綿で締め付けられる開国

<「第三の開国」段階における国境(ボーダー)の意味>

・日本独自の文化・伝統をはじめ、守らねばならない部分は少なくない。引き続き残すもの、守るべきものと、国際標準に合わせていく部分とをきちんと見きわめていくことが重要である。

 国外との制度の違いを最低限に抑えることにより、外へ出て行く、外から入ってくることのコストを最低限に抑えることである。「第三の開国」における国境は、日本独自の文化をはじめ、日本らしさを示す範囲であり、最低限守るべき部分を残す範囲でもある。

<大きく変わる政府、生活者、産業(企業)の関係>

・「第三の開国」の段階に入って、この関係が崩れてきた。国(政府)と産業(企業)、生活者の利益が必ずしも一致しない。

<「第三の開国」で重視される多様性>

・「第三の開国」を通じて、「外へ出て行く」、「外から入ってくる」ことが加速する。

・したがって、「第三の開国」の段階では、これまでの日本の強みであった「均質性」を排除し、異質なものを受け入れる「多様性」社会をめざすことが重要である。

<グローバル化が必要な日本の非製造業>

・国内外の事例を見ると、非製造業がグローバル化に成功する要因は、以下のように分類できる。

  1. 提供価値の普遍性の追求

  2. ブランド力

  3. パートナーとの共存共栄

  4. 言語の障壁の超越

  5. 顧客のグローバル化に食らいつくこと

  6. 国際基準への対応および能動的な国際標準確立への関与

  7. マイクロファイナンスの活用

  8. 官業市場でのいち早い民営化スキームの導入

<地域経済の開国――東京依存型構造からの脱却>

・地方は東京への依存体質を脱し、地域が諸外国と直接、結び付く構造をつくっていかないといけない。

・こうした地域構造を構築していくには、以下の施策を実行していくことが重要である。

  1. 海外とつながった産業クラスターの形成。とくに大学の競争力強化をはかり、イノベーション創出の起点とする。

  2. 外国人観光客の地域への直接的誘致。「定住人口」から「交流人口」に発想を転換し、観光振興にも外国人を巻き込む。

  3. 外国人労働者の受入れ拡大を前提とした制度と意識の改革。外国人労働者の受入れ拡大はもはや不可避と考え、教育、年金等の制度対応を急ぐとともに、生活者も多文化共生の意識を持つ。

  4. 地域資源の高付加価値化。地域の保有資源を見直し、農林水産品、水資源、コンテンツ等を輸出する。

  5. 地域単位での東アジア諸国との連携。姉妹都市レベルの交流から脱却し、クラスター交流、集客交流を深めるとともに、たとえば大学単位制度、入管制度、決済制度等の調和・融合をはかっていく。

  6. 官庁マネジメントの「開国」。官庁の人材マネジメントを専門性と生産性の観点で抜本的に見直し、外国人も含めた外部の人材を登用しやすい環境を構築する。


■■■ 私が思うこと、聞いたこと、考えること ■■■

7年前に出版されたシンクタンクの本です。2015年になりましたがどうなのでしょうか。「2015年」は日本の人口減少の転換点だそうです。人口の数字は、ある程度、正確に予測できるそうです。人口減少の問題は多くのシンクタンクや政府系の研究所によって研究されているようです。日本のグランドデザイン、シナリオ、国家改造計画も色々な研究団体が発表しているようです。「第三の開国をすすめる」といっても単純なことではないようです。「開国」という言葉は聞こえが良いですが、内容が伴いません。「日本は移民を出した貧しい国で、移民を入れるにも土地がない」そうです。外国人観光客は増えてきていますが、まだ“観光先進国”とはいえないようです。また街中では医療の問題、認知症・介護の問題も深刻化しているようです。問題は山積みのようです。政府の司令塔の役割・責任は重大です。

・外国人労働者の問題も世界的にも複雑な問題になっているようです。ヨーロッパ諸国へのイスラム教徒の移民が問題になっています。「米国の不法移民数は1400万人ともいわれ、大きな社会問題になっている」そうです。日本でも「移民」を認めなくても、1000万人ほどの外国人労働者が「職」を求めて世界中から来るという未来予測もあるそうです。人口減少による労働力の需給のミスマッチが、深刻になるかもしれません。

・外国人労働者を入れないで、国内で「労働革命」をすすめる手法もあるそうです。賃金を上げることができない企業や商売は、人手不足でやっていけなくなるでしょう。現在でも、採算の取れない商売や店舗は、廃業や閉店していっているようです。倒産も増えてくるでしょうか。商売の盛衰は田舎の都市で顕著のようです。多くの飲み屋街も閑古鳥が鳴いているそうです。人口減少でさまざまな需要が急減していきます。変化に適応したものだけが生き残れる社会のようです。

・日本の場合は中小企業が殆どで、街中の店舗も盛衰が激しいようです。古臭い職業や商売はなくなっていくことでしょう。事業家や商売人にとっては激しいビジネスの動きが続くようです。「変化に対応できないものは滅びる」といわれるくらい、世の中の変化は激しくなっているようです。社会の遅れた面、非近代性、後進性、頭の古い面が予想以上に増えてきています。「日本は先進国だろうか」という街の声も増えてきているそうです。「女性の登用も先進国とはいえない」そうです。改革の速度も大変遅いようです。本当に優れた官僚や政治家が登用されてこなかったからでしょうか。「人口減少」はマイナスの面ばかりでもありません。「人口減少」に適応することで、社会の近代化、先進化をすすめることができるかもしれません。

・「失われた20年」といわれますが、今の世の中「クール・ジャパン」ばかりではないようです。日本的なものが全て「クール・ジャパン」ではありませんので、グローバル化する中で「世界的に認められるもの」が残っていくようにおもわれます。

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・ブログ名称 UFOアガルタのシャンバラ

日本は津波による大きな被害をうけるだろう

・第2のブログ名称:UFOパラレル・ワールド

「神の国か?」「人類の原郷か?」 「天上のエルサレムか?」・・・・・・・・・

「パラレル・ワールドに住む宇宙人、天国に出入りし転生と憑依を自由に操るシリウス星人の殖民星が、地球か?」

「金髪碧眼のノルディックが住んでいたアガルタのシャンバラ情報の集大成を目指す・・・・・・・・・・」「金星蛇人と火星霊人の戦争はその後どのように展開したのだろうか」
「日本民族の神話の原郷『高天原(たかまがはら)』は、『都市型の超巨大宇宙船』なのか!?」
「小人族のグレイの母船に同乗する金髪碧眼のノルディックは、”悪魔の王””ルシファー”なのか?!」

「円盤は神人や異人、悪魔の乗り物なのか!?」「天使は神の秘密諜報員なのか」

UFOは、人類の歴史が始まって以来、最も重要な現象なのか。UFO問題とは、人間にとっての死の問題を解くことなのだろうか。UFOはフリーメーソンの創作なのか!?」

「全宇宙を創ったという“虹の神々”も地球に来ているのだろうか」

「イルミナティなどのフリーメーソン組織に入ると神に会えるのだろうか」

「国際連合の設立に動いたキリストの星、アプ星人とは」

「人は皆、記憶喪失の異星人だろうか」

「はるかに進化した天使のような宇宙人は、人間の守護霊や背後霊なのだろうか」

「セドナ上空に見えないエーテルのシティが滞空するのだろうか」


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by karasusan | 2015-02-24 22:40 | UFO | Comments(0)