「山の男」は「背が高く青い目をした色白のいい男」だと語られている。この容貌はモンゴロイドであるハカス人からすればまさしく異人のものである。「山の男」は赤毛だともいわれている。

『シベリア神話の旅』

齋藤君子     三弥井書店       2011/11

<異郷へ落ちた男>

・一人の男が馬に乗って、ある集落から別の集落へ行く途中、ふいに耳鳴りがし、目の前が暗くなった。自分の身体がどこかへ飛んでいき、なにか柔らかいものの上にすとんと落ちたような気がした。

 目がどうにか暗闇に慣れてきて、自分が寝ているところは干し草の山の上だとわかった。「どうしてこうなったのだろう。日蝕か?」と思った。あたりは真っ暗闇だった。男は待った。どっちへ行けばいいのか、わからなかったからだ。そのとき、ふいに歌声が聞こえてきた。そんな気がしたのだ。ふと見ると、白装束の娘が歩いてくる。白い服を着て、白いスカーフをかぶっている。娘は牛を連れてこの干し草の山のそばへくると、干し草用のフォークで干し草を突き刺しては荷車に積み込んだ。男は娘の手からフォークを取って手伝った。すると突然、娘は気分が悪くなり、うんうんうなりはじめた。男は娘に、「どうした」と尋ねたが、娘には聞こえないらしく、なにも答えない。

 男は干し草を積み込むと、娘を荷車に乗せて歩きだした。やがて小さな集落が見えた。牛がその荷車を一軒の家へ曳いていった。どうやらこれが娘の家らしい。白装束の人たちが出てきて、どうして娘の気分が悪くなったのかとワイワイ、ガヤガヤしゃべりだした。男が説明しようとしたが、だれにも聞こえなかった。

(以後、省略)

<山の人>

・ハカスでは「山の男」を夫に持った女性の話が多数記録されてる。「山の男」は美男子で歌がうまいという。山中に豊富にある金で女を魅惑し、さらっていくともいう。「山の男」は一見、ふつうの人間と変わりがないようだが、眉毛とまつ毛がなく、人間には理解できない言葉をしゃべる。「山の男に見染められた女」の話では、「山の男」は「背が高く、青い目をした、色白のいい男」だと語られている。この容貌はモンゴロイドであるハカス人からすれば、まさしく異人のものである。「山の男」は赤毛だともいわれている。

 

・冬になって川の水が凍結すると、彼らは山の内部に入り、扉を閉ざして籠る。その中で彼らは凍りついた状態でじっと春の到来を待つ。次のような話もある。「ある若者が山の娘と結婚した。春になって妻を迎えに山に入ると、妻が鼻からつららを垂らして座っていた、若者がつららをへし折ると、妻は死んでしまった」

・「山の人」の姿を見たければ、「かざした腕の下から(直訳は「腕の肘から下を少し曲げてその下から」)のぞけ」という。日本でも袖の下からのぞくと魔性のものが見えるといい、両者のしぐさが共通していておもしろい。

・「山の人」は人間を名前で呼ぶので山の中で知らない人に名前で呼ばれたら、けっして返事をするなと言われている。返事をすると魂を盗られるのだそうだ。

2001年に記録された話では、「ハカスがキリスト教の洗礼を受ける以前は、人間のそばにつねに『山の人』がいた」、「『山の人』と人間がいっしょに遊ぶことさえあったが、ハカスがキリスト教を受容すると、彼らは人間から離れていった」という。ハカスが山に入るときに十字架をはずすのは、「山の人」に対する心配りである。

 ハカスの「山の人」と同じような伝承はアルタイにもある。

<山羊女アルムィス>

・この話ではアルムィスは洞穴に棲み、あるときは山羊の姿で、またあるときは人間の女の姿で人前に現れる。自分の体を犠牲にして貧しい猟師に食物や富をもたらすところは日本の「魚女房」や「鶴女房」など、一連の「異類女房」と通じるところがあり、興味深い。

・アルタイにはアルムィスを雪男や雪女とみなす伝承も存在する。

<山の怪>

・わたしがアバカン川上流のカズィルガンで狩りをしていたときのことだ。山の神が「こっちへこい。何者だ!」と言った。わたしは返事をせずにその場を立ち去った。もしあのとき返事をしていたら、山の神は魂を取って、山の内側に閉じ込められてしまう。その人は気が狂って死んでしまう。

・あるとき、わたしたちは狩りに出かけ、アバカン川の上流にあるカズィルガン山の小屋に泊まった。夜中にふと見ると、小屋の外に娘が立っていた。娘は頭にスカーフを巻いていたが、あとは素っ裸で、大きな乳房を突き出して突っ立っていた。

 私が娘に、「おまえはいったい何者だ」と言うと、娘はしくしく泣きだした。わたしは親父を起こして、「いったい何者なんだろう」と言った。親父はむっくり起き上がると、まだ手をつけていないアブィルトカをあたりに振り撒いた。するとすぐに娘はその場を去り、二度と姿を現さなかった。

村に帰ってこの話をすると、ひとりのおじいさんがわたしたちにこう言った。

「その裸の女は狩りをしている男のところにやって来て男をくすぐり、自分のあとについてくるように言って連れ去り、殺して自分の夫にするのさ」

 山の女神は木の枝に降り積もった雪が消えはじめる春にも、人間たちの前に姿を見せるそうだ。


■■■ 私が思うこと、聞いたこと、考えること ■■■

・シベリアの少数民族の伝承にも「山男」や「山女」、「山神」、「妖怪」などがよく出てきます。柳田國男の『遠野物語』のように、山間地の住人達の「作り話」ではないようです。「異人」といわれる異星人が、人間と関わり合いを持っていたようです。シベリアも宇宙人の話が豊富なようです。「異界」やアストラル界を出入りする「異人」がシベリアの住人達に知覚されていたようです。異次元の宇宙人現象が、「不思議な伝承」になっているようです。「太古から“堕天使”が人間の女と交わり、人口を増やしてきた」ともいわれています。「堕天使がさまざまな形態をとり、地上に出てくるのは性交渉が目的だ」という奇説もあるそうです。昔から異類異形のものとの異類混血があったようです。「山の人」は、幽体離脱が自由にできる異星人だったのかもしれません。不思議な現象は、「山の人」が肉体から離れて「幽体の幽界のようなアストラル界」に存在するからのようです。

・「平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔」ともいわれます。「遠野郷の民家の子女にして、“異人”にさらわれて行く者年々多くあり。ことに女に多しとなり。-遠野物語第三十一話」、「黄昏に女や子供の家の外に出ている者はよく神隠しにあうことは他の国々と同じ。-遠野物語第八話」という伝承の「異人」はオリオン星人だったようです。

・現代では「遥かに進化した高次元の高等知性体・異星人は、人間の肉体や精神体に憑依するので誰も識別できない」とか「はるかに進化した天使のような宇宙人は、人間の守護霊や背後霊なのだろうか」ともいわれます。アストラル界の住人とのコンタクティ(宇宙人から伝達接触されたという人)も少なくないそうです。

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「全宇宙を創ったという“虹の神々”も地球に来ているのだろうか」

「イルミナティなどのフリーメーソン組織に入ると神に会えるのだろうか」

「国際連合の設立に動いたキリストの星、アプ星人とは」

「人は皆、記憶喪失の異星人だろうか」

「はるかに進化した天使のような宇宙人は、人間の守護霊や背後霊なのだろうか」

「セドナ上空に見えないエーテルのシティが滞空するのだろうか」


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by karasusan | 2015-03-10 17:51 | UFO | Comments(0)