サードマン現象に対する説明として最も簡単なのは古来から考えられている守護天使の現代版にすぎないというものだ。(1)

『奇跡の生還へ導く人』 極限状況の「サードマン現象」

ジョン・ガイガー    新潮社  2010/9

<サードマン現象>

・いつもきみのそばを歩いている第三の人は誰だ?

数えてみると、きみとぼくしかいない

けれど白い道の先を見ると

いつもきみのそばを歩くもう一人がいる

フードのついた茶色のマントに身を包み音もなく行く

男か女かもわからない

――だが、きみの隣にいるのは誰だ?

                 ――T・S・エリオット「荒地」      

・私がサードマンに遭遇したのは、医学部予科生だったときのことだ。ある年の冬、膨大な範囲におよぶ山のような試験が数週間続いた。なんとしても良い成績をとらなければならない。失敗すれば医学部に進学するチャンスが失われると考えていた。その何週間かは、ひたすら勉強、食事、睡眠、試験の繰り返しだった。

・一日中猛勉強したある日の晩、複雑難解な理論を完璧に理解しようと根を詰めたため、すっかり疲れ切ってしまっていた。私はシャワーを浴びることにした。そしてシャワーの最中、<存在>を感じた。私は驚きも怯えもしなかった。本書の多くの例と同じく、その<存在>、すなわちサードマンが自分を助けようとしているのだとすぐにわかったからだ。困難な状況にある私を導くため、神が守護天使を遣わされたのだと思った。天使は私に語りかけ、助言を与えた。それは、日常生活の送り方、学習の方法、感情を支配する方法などの実践的な内容だった。天使は、医学部に進学できると請け合ってはくれなかったが、物事はなるべくしてなる、信じることが大切だと励ましてくれた。

・本書のほかの例と同じように、私が正常な軌道に戻った時点で、天使は去ったのだ。

・はるか彼方への過酷な航海や、ある種の伝統的なスピリットクエスト(北米先住民などの通過儀礼の一種で、若者が過酷な環境で独りで過ごすというもの)のように、みずから難問に挑もうとするケースもある。また、アウトドアでの災難や、2001911日の世界貿易センタービル攻撃のような激変など、突如として否応なく“旅”に巻き込まれるケースもある。疲労、恐怖、孤独感に襲われながらも、迫りくる状況に対処するしかないとき、人には何が起きるのか、この興味深い本は、歓迎すべき<存在>によって救われた人びとの例を探究している。

私のサードマンは守護天使だったと信じているが、それがあらわれたのは、本書で取り上げられた人の多くが語るような肉体的に過酷な状況ではなく、個人的な危機のさなかだった。サードマンの出現は私たちが考える以上によくある現象であり、極限の旅や探検でのみ出会うものではないというジョンの主張に私のケースは合致する。

・本書は、物理的に驚嘆すべき旅の記録と、人間の極限的体験に関する個人的発見の両方を綴ったものである。サードマンは、私たちが根本的にいかに一人であるか、と同時に、人間がいかに他人とつながる可能性をもち続けているかを物語る。最悪のときでさえ、救いの手があらわれるかもしれないことを私たちに教えてくれる。

<サードマン>

・ニューヨークの世界貿易センター南棟84階にある金融会社、ユーロ・ブローカーズでロン・ディフランチェスコが自分の席にいたとき、向かいの北棟に飛行機が衝突した。2001911日午前846分のことだ。轟音が響きわたり、南棟の照明は点滅した。

・最初の衝突から17分後の午前93分、2機目が衝突した。ユナイテッド航空175便が時速950キロで南棟に突っ込み、9万リットルのジェット燃料による猛烈な炎があがった。

・彼らの目にはパニックが、恐怖が見てとれた。泣いている人もいる。しだいに意識を失っていく人もいる。そのとき、はっとするようなことがおきた。「誰かに立ち上がれと言われた」。誰かが「僕を呼んだ」と彼は言う。男の声だが、そのとき階段にいた誰のものでもないその声は、さらに「立ち上がれ!」とせき立てた。その声はディフランチェスコの名前を呼んで励ました。「それは『さあ、おまえにはできるはずだ』と言っていた」。しかも、声だけではなかった。確かな存在としてはっきり感じられたのだ。

 その日、多くの人にとって一瞬の判断が生死を分けた。ロン・ディフランチェスコの場合、違っていたのは、決定的なその瞬間に、外の世界にあると思われる何かから助けを得られたことだ。

・ディフランチェスコは、今にいたるまで、多くの人びとが命を失ったのに自分が生き残った理由はわからないという。しかし、脱出できた理由については確信している。信心深い彼は、あれは神の介入だったと信じている。

・そのあふれるほどの情の深さから、<存在>は女性だと思った。彼女は、セビニーがテンピークス渓谷を超え、その日の早朝にウィットマイヤーと出発したキャンプにたどり着くまで傍らにいた。そこまで行けば食料と防寒具があるはずで、救助される望みもあった。ひどい怪我のために約1キロ半の道のりに丸一日かかったが、一歩一歩進むあいだそれは片時も離れなかった。

・しかし、驚くべきことに、こうした体験は長年にわたって繰り返し起きている。911の生還者や登山家やダイバーだけでなく、極地探検家、戦争捕虜、単独航海家、海難事故の生存者、パイロット、宇宙飛行士にも。誰もが衝撃的な出来事から逃げのびたとき、すぐそばに仲間や救済者、あるいは「強大な人間のような」存在があったという酷似した話をする。この、<存在>は、守られ導かれているという安心感や希望をもたらし、普通に考えれば誰もいないはずなのだが、自分は一人ではなく、そばに誰かがいると確信させる。

彼らは口をそろえて、重大な局面で正体不明の味方があらわれ、きわめて緊迫した状況を克服する力を与えてくれたと話す。この現象には名前がある。「サードマン現象」というものだ。

・それから数年後、アーネスト・シャクルトンの物語、『南へ――エンデュアランス号漂流』を読んでいたとき、エンデュアランス号が氷に押しつぶされ、シャクルトンが南極大陸から脱出する途中、目に見えない何者かが一緒にいたという奇妙な話が目にとまった。これは、この種の体験のなかで最も有名な話である。こうした現象に「第三の人」という名前がついたのは、シャクルトンの体験がもとになっている。調べだすと、すぐにほかにも同じような報告が見つかった。

それは守護天使に始まり、「存在の気配」や、「シャドウパーソン(影の人)」と呼ばれるようになった

・本書では、できるかぎり、極地探検家、登山家、単独航海家、海難事故生還者、パイロット、宇宙飛行士といった分野別に事例をまとめた。また、これらは数ある例のごく一部を選りすぐったものであることを断っておかねばならない。これらのほかにも多数の話を集め、いくつかはネット上で紹介することにした。www.thirdmanfactor.comでは、こうした実例を集めて紹介しているだけでなく、誰でも自分の体験談や読んだり聞いたりした話を投稿することができる。

<シャクルントンの天使>

・ラナルフ・ファインズが率いるトランスグローブ探検隊の4人のメンバーは、南極氷床のライビンゲン山の麓にキャンプを設営し、荒漠たる南極の冬に備えた。

5月、チームの一員であるオリバー・シェパードがジニーに向かって何の気なしに、発電機小屋から後ろについてくる足音を聞いたと話した。オリバーはこれを自分の想像力のせいにしたが、目に見えない何かが近くにいるのを感じたのは一人だけではなかった。

あるとき、ジニーも母屋に入ってくると夫にこう言った。「あそこに何かがいる」。

<「誰かに見られているという強烈な感覚」におそわれた。>

・ある本にあるように、「長い時間孤独でいると、奇妙な招かれざる客が入り込んできやすい」ことはまず間違いない。

・アーネスト・シャクルトンと部下たちが南極地方のサウスジョージア島を横断する壮絶な行軍のさなかに出会ったものは、のちに歴史学者を困惑させ、日曜日の協会における説教の材料となった。シャクルトンはその幽霊を、この世のものではなく、何かもっと偉大な力のあらわれだと感じた。

・モンスの天使とは、第1次世界大戦中の19148月、モンスから撤退するイギリス軍を守るために天使があらわれたという話のことだ。歴史学者のA・J・Pテイラーはモンスについて「ある程度確かな話として、イギリス側に超常的な力が働いた」唯一の戦場であると語っている。イギリス陸軍工兵隊に所属していたA・ジョンストン上等兵は、1915811日付の『ロンドン・イブニングニュース』紙に、退却中のイギリス軍の前に天使のような騎兵があらわれたとする文章を寄せている。

・ジョンストンは、仲間の兵士とともに、30分の休憩をとっただけでまる一昼夜歩き続けていたという。敵襲の危険があり、空腹と寝不足と疲労におそわれ、極度の危険にさらされていた。ジョンストンによれば、全員「肉体的にも精神的にもくたくたに疲れ、道に沿ってただ機械的に行進しながら、まったくのせん妄状態でいろいろと無意味な言葉をつぶやいていた」。このため、ストレスと極度の疲労によって錯覚を起こした」のだろうと言われた。

・バプテスト派の牧師で作家としても有名なフランク・W・ボーラムは、シャクルントンの4人目の存在を旧約聖書のダニエル書32425節と結びつけた多くの聖職者の一人である。

・その時、ネブカデネザル王は驚いて急ぎ立ち上がり、大臣たちに言った、「われわれはあの3人を縛って、火の中に投げ入れたではないか」。彼らは王に答えて言った、「王よ、そのとおりです」。王は答えて言った、「しかし、わたしの見るのに4人の者がなわめなしに、火の中を歩いているが、なんの害をも受けていない。その第4の者の様子は神の子のようだ」。

・サウスジョージア島にあらわれた<存在>は、導き守ってくれる神の子、あるいはボーラムが言ったように「神の子」だったのか。ぼろぼろになった3人の極地探検家を救うための全能の神が手をさしのべたのか。それとも、ほかの何かだったのか。歴史学者たちは、シャクルトンの探検について語るなかで、3人は何らかも形で同じ幻覚を見たのだろうとしており、ある学者は「苦戦が続いて意識が朦朧としてもおかしくない」と述べている。あるいは、「全員が脱水症状におちいっていたことによる幻覚だったのだろう」と。

・これがもとになって、本書の核心である見えない存在に「第三の人」という呼び名がつけられた。研究者は「存在の気配」「鮮烈な身体的意識」「架空のシャドウパーソン」など、さまざまな呼び方をする。しかし、この慈悲深い力が発現する現象は、「サードマン」としてはるかに広く知られるようになった。

<世にあらわれた幽霊>

・シャクルトンがサウスジョージア島で不思議な経験をした前後の数十年間、サードマンの報告が相次いだ。それらは世界各地で極限状態のなか起きたものだが、それぞれの状況はまったく異なる。

・すると突然、まったく経験したことのない何かに気づいた。「存在」に対する意識、一人ではないという感じだった。「感じ」という言葉では言いあらわせない。そもそも何の感覚もないのだから。ただ意識だけだ。H・G・ウェルズは、夜だとか、たまに一人きりのときに「自分と、自分以外の何か偉大なものと交わりのようなものを経験する」ことがあると書いていた。おそらく私も同じような経験をしたのだろう、よくわからないが。やがて、それは過ぎ去った。

・ストーカーは戦争が終わってから、シャーロック・ホームズの小説の著者であるアーサー・コナン・ドイルに、第四の存在との出会いについて書き送った。ドイルはこの不可思議な現象に非常に興味をもち、「それはシャクルントンのそり部隊の、もう一人いたという経験と同じです。おそらくあなた方の一人が(そうとは知らずに)霊媒となったのです。そういう人はたくさんいます。私の何人かの友人は、その事実を利用したこともあります……」と返信した。

 

そこらじゅうに見えない存在がいて、切羽つまったときに呼び出せる世界というものは、われわれが暮らしているはずの合理的な世界とは似ても似つかない。修道士が砂漠に消え、ふたたび現れて聖なる顕現や神との出会いについて語ったり、人間には一人ひとり見守る守護天使がいて、必要なときには精神と肉体を救いにくると広く信じられたりした時代に逆戻りしたかのようだ。

 サードマン現象に対する説明として最も簡単なのは、古来から考えられている守護天使の現代版にすぎないというものだ。探検家たちが遭遇した状況は、昔、守護天使や神の介入を招いた孤独や困難とそう違うものではないということである。

守護天使

・「天使」という言葉は聖書に何百回とあらわれ、とてつもない力をもった強力な使者や兵士、神の意思の執行者として描かれている。

・カトリック教会では、何世紀にもわたり毎年102日を「守護天使の日」と定めている。ローマ教皇ヨハネ23世は「守護天使の日についての黙想」に、「人類全体と個々の人間が重大な危険に遭遇したとき、その犠牲とならないよう見守る使命を天使にゆだねるにあたって、神の摂理の意図がいかにすばらしいものであったか、私たちは覚えておかなくてはならない」と書いている。この概念が最も完全に具現されているのが、『トビト記』における大天使ラファエルの出現である。

・アクィナスが天使の問題をとりあげてから7百年以上がたった。驚くべきことに、調査によると、今でもほとんどの人が天使の存在を信じている。1993年に『タイム』誌のために実施されたアンケート調査の結果、アメリカ人の69パーセントが天使を事実として受け入れており、46パーセントが自分には守護天使がいるとしていることがあきらかになった。このような確信は、「トビト記」のような古い書物を読んで得られたものではない。

<シャドウパーソン>

・ブルッガーも同様に、サードマンは実は幻の分身、すなわちドッペルゲンガーであり、「自分の体に対する認識が体外の空間へ拡張したもの」であると主張した。脳が自分の体に対する認識を外に向け、そばに別の存在がいるという誤った感覚を検知するのだ。

・本書では、このような現象が起きる理由の一つとして、高度による酸素不足を挙げている。しかし、<存在>が現れるのは山だけではない。1992年、グアムへのヨットレースで「たか号」が転覆し、27日間漂流した佐野三治は、仲間がバタバタと亡くなり一人きりで絶望の淵にあったとき、突然、筏ごと百メートル上空に浮き上がり、大音響のベートーベン第九交響曲が聴こえてきたと言う。

 幻覚ではなく、本当にああいう状態になったとしか思えないのだ。太平洋の真っ真中で漂う私を、UFOに乗った宇宙人が見つけて、なんとかしてやろうと、持ち上げてくれたのではないだろうか、と。

(佐野三治『たった一人の生還――「たか号」漂流27日間の闘い』新潮文庫、1995年)

 本書では、海底洞窟、南極大陸、飛行機の操縦席、911の世界貿易センターなど、さまざまな場面での「サードマン現象」が描かれている。それらを神の御業だという人もいる。研究者は、孤独、単調な風景、喪失ストレス、低温や低酸素など、外的・内的要因を挙げている。著者は、数多くの体験者の話を聞き、膨大な資料にあたり、その11つをつぶさに検証する。そして結論は、脳科学へと収束していくのだが、それでもなお謎は残る。なぜ、<存在>は危機的状況にある人を助け、奇跡の生還へと導くのか――。

『星と人間』   精神科学と天体

ルドルフ・シュタイナー     風濤社   2008/2

<シュタイナーは、黄道十二宮天は熾天使と智天使の領域、土星天は座天使の領域としています>

・シュタイナーの精神科学(人智学)は、人間(物質体=からだ、エーテル体=いのち、アストラル体=こころ、個我=たましい)の研究、世界(地上・幽界・天国)の探究、宇宙進化論、修業法等からなります。シュタイナーは瞑想修行の七段階を説いていますが、(大宇宙と小宇宙の照応)は第六段階、(大宇宙への嵌入)は第七段階に当たります。つまり、天空の秘密は、シュタイナー精神科学においても、真髄・奥義と言うべきものなのです。

・シュタイナーは宇宙を(精神界・心魂界・物質界)の三つに分けます。精神界と心魂界を八つに分けて、(黄道十二宮天・土星天・木星天・火星天・太陽天・金星天・水星天・月天)と表現することも、しばしばありました。中世のスコラ学の宇宙観と、まったく同じです。

・シュタイナーの講義録を読むときに、注意すべきことが一つあります。現代の天文学で「水星」と呼ばれた星は、今では「金星」と呼ばれています。今の「水星」は、古代では「金星」でした。

・シュタイナーは、黄道十二宮天は熾天使と智天使の領域、土星天は座天使の領域としています。木星天は主天使の領域、火星天は力天使の領域、太陽天は能天使の領域です。金星天は権天使、水星天は大天使、月天は天使です。大天使の中では、オリフィエルが土星、マナエルが金星、ザカリエルが木星、ラファエルが水星、サマエルが火星、ガブリエルが月、ミカエルが太陽の力を担っています。

<月に棲む者たち>

・月を詳細に観察できる者、つまり、月が宇宙のあらゆる側に向けて反射する鏡像を見る目を持つ者は、月に映し出される全宇宙を見ることでしょう。ただ月の内部にあるものだけが、鏡の背後にとどまります。このような言い方をしてもよければ、月の秘密は隠されたままです。

月の背後にあるもの、つまり月の内部にある霊的なものが、何よりも意味深いのです。

・月の内部に棲む霊的存在たちは、宇宙に対して自分を頑なに閉じています。それらの存在は、あたかも月の要塞に生きているかのようです。心臓のいとなみの特性を発展させて、月の反射を見ずに、太陽と心魂につながりを持つことのできる人がいます。その人にとって、月はいわば透明になります。そして、その人は月の要塞のなかに入っていくことができます。

・月の要塞に退いた存在たちが、当時の地上に生きていた原初の人間に教えた叡智へと、私たちは導かれていきます。それらの存在は、かつて月とともに、地球から出て行きました。人間は、これらの存在が人類の最古の民族に啓示したことを、記憶のなかに保ちました。最古の民族は、今日の人間とはまったく異なった姿の存在でした。

・この秘密に迫っていくと、今日では月の要塞に棲んでいる存在が、かつては地球上の人間の偉大な教師であったことが分かってきます。私はこの秘密を、「月の秘密」と呼びたいと思います。今日、月の要塞に隠されている精神的・心魂的なものを、地球上の人間は失っています。宇宙から地球にやってくるものは、月の要塞の外壁が反射する宇宙の外面にすぎません。

・この月の秘密は、古代密儀の最も深い秘密に属します。月がない面に含んでいるものは、いわば原初の叡智だからです。月が全宇宙から反射するものは、地上の動物界を維持する力を形成します。とりわけ、その力は動物界の性に関係します。その力は、人間の動物的・物質的な本性を育成し、人間の肉体的・感覚的な性に関係します。そのように、人間の低次の本性は、月が放射するものによって創られました。かつて地球が有していた最高のものは、月の要塞内部に隠されています。

・このような方法をとおして、人間は次第に月の特質を知るようになっていきます。そして、自分が本来何であるかを、知るようになっていきます。その他の認識は、蝋人形館に置かれている、ある人物の複製を見た時に、その人物について得られる認識のようなものでしかありません。複製を考察しても、その人物個人については、何も知ることができないでしょう。秘儀に参入しようとしない科学は、月の特質について何も知らないと、言えます。

『地球を支配するブルーブラッド 爬虫類人DNAの系譜』

スチュアート・A・スワードロー   徳間書店   2010/6/18

<エイリアン集団紳士録>

<アルデバラン   ゲルマン人とバイキングを創作・管理>

・典型的なアーリアン型で金髪で青い目を持つ。薄い茶色か中ぐらいの茶色の髪で、目がヘーゼル(はしばみ)色の人もいる。この集団は、ゲルマンの諸民族とスカンジナビア人、特にバイキングの創作と管理を担当した。強い関心を持って、こと座文明の再創造を支援している。よくノルディック人と混同されることがあるが、ノルディック人は、もっと背が高く傲慢である。

<アルクトゥルス  ローマ帝国建設を手伝った精神性の高い種>

・非常に精神性の高い種である。原始的な形態の宇宙旅行技術(地球より発達しているが、シリウス人ほどハイテクではない)を保有している。白いローブを着た聖職者層が支配している。

<りゅう座人(ドラコ) このレプティリアン型生物の交雑種がイルミナティ>

・地球の月は、永劫の昔、レムリア大陸への入植の時代に、軌道上に設置されたりゅう座人の宇宙船である。分断して征服することを画策する彼らは、リゲルとともに海を沸騰させたり、大地を焼き焦がしたりしたように、暴虐さで有名である。

 りゅう座人は、地球に巨大な地下基地、金星にコロニーを持っている。地球には二番目の月が配置されている。1997年にヘール・ボップ彗星に隠れて到達した。そこにいるのは、純血爬虫類人である。交配人種であるイルミナティは地球の支配を行っている。

<プレアデス   こと座からの避難民、長身金髪のノルディック>

・ノルディック、背の高い金髪とも言われる。元々は、こと座(リ-ラ)文明からの避難民であるが、7つの恒星と15の入植済みの惑星からなるプレアデス星系の存在である。

1959年に米国政府がリゲル人に騙されたことに気付いた後、技術格差を埋めるためにプレアデス人が招聘された。だが、過去、彼らは、ヒトラーの人類浄化政策を画策し、仏教を堕落させた。チベットに広大な地下基地を持っている。

・プレアデス人は、ローブを着た白い姿で現れる非物質的存在が率いる最高評議会の指揮下にある。プレアデス人の一集団(アトランと言われる)が、アトランティスに入植した。小柄で青い肌をした集団がプレアデス人と一緒に行動している。

<爬虫類人(レプティリアン)支援のシリウスB星人が作った仏教思想>

・こうした宗教の蔓延は、地下の爬虫類人たち(主にチベットの地下に集まっている)が、意図的にコントロールしていた。

・この爬虫類人を支援していたのが、仏教思想を開発したシリウスB星人であり、その他に爬虫類人支配下でこと座(リーラ)文明を再生させようと企むこと座人(リーライアン)の裏切り者集団もいた。奇妙な相棒だ。

・エジプトは、爬虫類人の神々は、オシリスとイシスとして知られていた。エジプトの万能薬的な効力を持つ神々には、極めて多様な合成物(半人半獣)が含まれていた。

・これはアトランティスの交配実験を懐古する気持ちがエジプトの文化になって表われたといえるが、爬虫類人の乗っ取りに向けてエジプトの文化を準備していたシリウス星人が普及させたものである。

・アトランティス人は、昔からのこと座の信仰体系に揺るぎない愛着があったため、爬虫類人が文化的な拠点を築くまでに数千年の時間が必要だった。

<「透明人」とシリウスA星人が創造し、りゅう座(ドラコ)に配置した爬虫類人>

・その生物(透明人)は、私の思考に直接働きかけ、完全にテレパシーで交信してきた。もはや人間が存在しなくなった遠い未来から来たこと、そして、その生物種は、この現実界に由来するものではないことを伝えた。さらに、その生物種は、遠い過去に旅をして戻り、ある品種を作り(これは爬虫類人のことだ)、人間をテストするために敵対させたと伝えた。

・また、シリウスA星のシリウス人の協力を得て爬虫類人を作り、りゅう座(ドラコ)に配置したとも語った。シリウス人は、別の非物質的存在の集団であるオハル評議会の創造物である。シリウスの二連星システムは、決してこと座文明に吸収されたことも、こと座の植民地にもなったこともない。

『深{地球史}宇宙人UFO大辞典』

ジム・マース 徳間書店      2002/2

<月宇宙船説とアルカディアの「月以前の人々(プロセレネ)」>

・旧ソ連の二人の学者は、この理論(月は地球外知的生命が創造したものか?)を発展させ、月はその全体が自然にできたわけではなく、数十億年の昔、宇宙の遥か彼方で人類より遥かに優れた科学技術を持つ知的生命が小惑星の内部を空洞に穿って作り出したものと考えた。

・この理論によって月が地球より非常に古く、そしておそらく太陽系よりも古いことを示す形跡が月に存在することが説明できる。

・アリストテレスはプロセレネと呼ばれる人々について言及している。プロセレネ人は、ギリシャ人がやってくるずっと以前から中央ギリシャの山岳地帯にあるアルカディアに住んでいた。セレネという名はーギリシャ神話の月の神―月それ自体をさしていて、プロセレネは「月の前」を意味することになる。

・古代伝説によれば、プロセレネ人は「天空に月が現れる前から」住んでいたとして、アルカディアに対する権利を主張した。ギリシャ時代の著述家プルタークもアルカディアの「月以前の人々」について触れているし、ローマ時代の詩人オヴィディウスも、アルカディア人は「月が出現する前から山地に住みドングリを食した」と書いている。

・チベットの古文書では「ゴンドワナ」という消えた大陸に住む人々について触れられていて、夜空に月が来る以前から文明化していたと記されている。

・常識を超えた理論を唱えるイマヌエル・ヴェリコフスキーも月が現れる以前の古代期のことについて書いている。そして「遠い昔のことだが、いまだに人間の記憶に残る『月のない地球』については、その補強証拠を様々な民族の伝統の中に見ることができる」と述べている。また、ヴェリコフスキーは、フィンランドの叙事詩『カレワラ』から「月が軌道に乗った」ときに関する一説を引用している。

『秘密結社』

綾部恒雄  講談社    2010/10/13

<「死と再生」のモチーフ>

・中国の「天地会」の秘儀は、志願者の地下の世界(死の世界)を通り、「柳の都市」と呼ばれる神の聖なる都市(復活)へ至る魂の旅を象徴している。日本の修験道の場合も、たとえば羽黒山の秋の入峰修行に見られるように、擬死再生のドラマが演じられていることに変わりはない。

<天地会  中国>

<メーソン類似の儀式を持つ仏教結社>

・中国の「天地会」(洪門結社)は、4世紀ごろに阿弥陀信仰を広めるために、仏教徒の中から生まれたものと言われるが、道教的色彩も強く見られる。古来の秘儀を伴って現在まで1500年以上も生きながらえている。その秘儀はエジプトの死者の書やフリーメーソンの儀礼に奇妙に類似している。地下の世界や楽園を通り、「柳の都市」と呼ばれる神の聖なる都市へ至る魂の旅を象徴している。そして、至高なる存在との合一を求める際に、神秘家が味わう種々の体験についての比喩がこの魂の旅に込められている。結社の手による合図のほとんどは、フリーメーソンの間によく知られているし、ここで行われている重要なことは、すべてイギリスやアメリカの「スコッチ・メーソン」の高位階の中にも観察される。

・儀式は四つの部分からなっているが、全体を貫いているモチーフは、やはり「死と再生」であり、志願者は儀礼的な死、修行、旅などを経た後再生する。「洪門結社」では三角形が儀礼の中で重要な地位を占めており、このため「三合会」と呼ばれるのである。

『大統領に会った宇宙人』『STRANGER AT THE PENTAGON

(ペンタゴンの宇宙人極秘報告)

(フランク・E・ストレンジズ)(たま出版) 1996/12

<ビクター・クラス防衛区域>

・ビクター・クラス宇宙船の直径は約90メートル、ふちの部分の高さは7メートルだが、次第に高くなり中心部では約30メートルになる。常時乗船している乗組員はおよそ2百人。およそ103機のビクター・クラスが地球の地表付近に存在し、約287ヶ所の地点を行き来している。

・最初のビクター・クラス宇宙船が地球を訪れたのは、6千年近く前のことだ。ビクター・クラス宇宙船は、いずれもはるか大型のスター・シップ内で慎重に建造された。他に小型機も多くの種類がある。

・バルと副司令官たちが、イエス・キリストによって直接任命されたことを乗組員たちは知っている。この人間型の金星人は、かってアイゼンハワー大統領と会見したといわれている。

・大天使の中では、オリフィエルが土星、マナエルが金星、ザカリエルが木星、ラファエルが水星、サマエルが火星、ガブリエルが月、ミカエルが太陽の力を担っています。


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by karasusan | 2016-01-23 20:08 | その他 | Comments(0)