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「歯がはえて生まれた子」に属する「異形誕生児」について考えを進めると、異形誕生児=「神の化身」「神の子」「神の申し子」という図式が浮かんでくる。(2)

『異星人遭遇事件百科』

 (郡純)(太田出版)(1991年)

<星座の名前は知的生物の姿?>

・星座の名称はこれまで単純に「星の形」とのみ関連付けて語られてきたが、近年その常識に見直しの気運が高まっているのは周知の事実である。

・星座の名称の由来は星の配列を似た動物にあてはめたとされるが、はたしてスバル(牡牛座)やシリウス(狼犬座)の配列が牛や狼の形に見えましょうか?これは他の星座すべてにいえることだが、(中略)星座の名称とは、その星座における代表的な知的生物を表現しているのではあるまいか?そして牡牛座と狼犬座の知的生物は、その名称通り「牛」と「狼」のような風貌をし、しかも、古くから交流があり、互いに月を前哨基地にして地球にも頻繁に訪れていた、と考えれば聖書を含めた多くの古代文献の記述も矛盾なく納得できるのである。

・ただ、異星人は単一の種族ではなく、様々な母星からきていたという立場に立つと話が違ってくる。人間をはじめ生き物はすべて異星人による被造物、と考えることが可能になるのだ。

・人間、牛、馬、鳥すべての動物は異星人がみずからの姿に似せて創造した。太古の書においては相互の「交配実験」も行われたのかもしれない。

『世界の神話伝説(総解説)』

(自由国民社)1982/4

・地球の各地には、天職天皇の者、皇子や皇女が「民王」として派遣され、「先史地球連邦」とも「民王」というべきものを形成し、超古代文明の華を咲かせていた。なお、天降った神々の原郷-記紀神話でいえば、「高天原」にあたるーは、プレアデス星団に属する天日国(アメヒ)とされている。そして初代天職天皇として、地球に殖民したのは、天御中主神(アメノミナカヌシ)である。(おそらく記紀神話では、この神が元始神とされているのは、その神のもう一つの御名、国常立尊(クニトコタチノミコト)が示唆するように、地球開発の初代神からきているのではないかとも考えられなくもない。)

・また、神々は、地球の先住民―おそらく原人レベルであったろうーに遺伝子工学的な処置を施した可能性もある。そして、神の子孫は、この改良進歩した人類と次第に混血していった。伝承では、金髪碧眼の女性を皇后(きさき)とした天職天皇もいたようだ。

『魔界と妖界の日本史』

上島敏昭  現代書館    2009/3

八瀬童子、鬼の子孫の特権を死守する(西暦1710年)>

・京都市上京区八瀬は、比叡山西麓を流れる高野山に沿った谷間の集落で、その住民は八瀬童子と呼ばれる。江戸時代の京都の地誌である『山城名勝志』は、八瀬童子は門跡の御輿かきであるとし、彼らは比叡山御門跡が閻魔王宮から帰る時、御輿を担いできた鬼の子孫であるとも記している。

 その八瀬の産土神である八瀬八満宮の境内には、秋元神社という摂社があり、10月の祭りには赦免地踊りという民族芸能が演じられる。

・そうした風潮の中で、八瀬・叡山問題も見直しが計られる。叡山の宗教的権威への対抗として持ち出されたのが、建武三年の後醍醐天皇叡山御潜幸の故事であり、八瀬の村人さえ忘れていたこの口碑をよりどころとして、改めて租税免除が認められることとなった。八瀬童子は、天皇の葬儀の際に、その柩を担ぐ役をつとめることで知られるが、その伝統もこのとき整えられたと思われる。

『あなたはいまスターシードとして目覚める』

限りない愛を受ける存在    シリウスの超叡智3

パトリシア・コーリ   徳間書店    2011/9/30

<四つのマスター種族とは>

地球では白人種と定義されている「エリエン」のルーツはオリオン星雲にあります。テクノロジーが進化した彼らの文明は、銀河系間の移動といった難題を克服して遠方への宇宙旅行さえも可能にしました。

・オリオン星雲の中心星から数えて5番目にあたる彼らの星は、太陽光の量も少なく、比較的低温です。その厳しい物理的条件を考えると、彼らは、最もデリケートな遺伝物質を人類のマトリックスに組み込んだと言えるでしょう。色素が少ないために肌が抜けるように白いのでラ―の強い放射線からほぼ完全に身を守る必要があったのです。

<あなた方はもはや孤独な存在ではない>

・「エイリアン・ネイション(異星人国家)」つまり惑星間の提携、移動、文化交流、遺伝子混合のための連邦機関においては、地球人の知らない交流や取引が行われています。物質宇宙は生命であふれ驚異に満ちているのです。そして、地球と同様に光の存在と闇の勢力の間で、さまざまなレベルにおいての戦いが断続的に起こっています。

・考えてもみてください。異世界の生命体がこれほどまで、かたくなにあなた方の前に姿を現そうとしないのは実に不思議だと思いませんか?

・その一方で、地球のオーラ体のすぐ近くまで母船に乗って旅してきたグループもいます。この生物の原型は、タイム・トラベラーであるジーン・ロッデンベリー(訳注;SFシリーズ『スター・トレック』を生み出したテレビ・映画プロデューサー)によってあなた方に紹介されましたが、彼がSF物語という形で表現した銀河連邦の活動が決してフィクションなどではないのです。

<つまり彼らはあなた方の苦しみを理解しているのです>

多次元宇宙の内のパラレル・ユニバース(並行宇宙)から異次元を旅して地球にやってきた意識を持った存在は、あなたと一緒にそして、あなたの内側で活動しています。物質領域では多次元宇宙とはまったく違った人生の展望としてドラマが繰り広げられているのですが、あなたが物質次元から上昇するにしたがって、物理的な現実が無時間性において結晶化された思考の投影のホログラムであり、魂のトレーニングの場であることを認識するようになるでしょう。

『シュメールの天皇家』 陰陽歴史論より 

鷲見紹陽   明窓出版     2007/8/1

<高天原はスバルである>

<太古、神人はスバル、北極星、オリオンからやってきた>

・本書の「陰陽歴史論」とは、高天原の昴(スバル)系の氏族とアースガルトやアガルタの地底系氏族という“陰と陽”の二系統の血脈の関わり、抗争の中で歴史は動いてきたのであり、それが歴史の真相であったことからつけたものである。

・さらにこの“陰陽”の二系列は地底信仰の氏族のシャンバラ(セム)系とアガルタ(ハム、ヤペテ)系の二つにも見られ、後者はさらに親高天原と反高天原に分かれた。

<スバル、北極星、オリオンの三位一体>

・これまでわが国の天皇家の天之御中主神(あめのみなかぬし)やキリスト教の“天の父なる神”がスバル(プレアデス)信仰にあたり、セム系氏族が北極星、北斗七星信仰、ハム系氏族がオリオン、シリウス信仰であることを明らかにしてきた。

・なおヤペテ系氏族はスバルと同じ牡牛座のアルデバラン(ヒアデス星団の赤星)信仰と考えられる。

この地底世界の実体は不明だが、一部にはプラズマ亜空間説が出されている。空間が歪曲して異空間へとつながっているという説明もあり地底世界というより、別次元の世界と考えられる。

厳密にはアガルタとシャンバラを区別しなければならないようである。つまり、ヤペテ系やハム系の神域がアガルタで、シャンバラは、セム系の神域ということである。

・藤原氏の北極星、北斗七星信仰はシャンバラ信仰、物部氏のオリオン信仰はアガルタ信仰となる。

・このヤペテ、ハム対セムの対立は天界で天の父なる神に反抗した堕天使に対してヤハウェ(またはミカエル)が天使の三分の二を率いて天の父なる神の側につき、堕天使とそれに従った三分の一の天使を地底世界に落とした事に遡る。セム系対ハム系、ヤペテ系の対立で、後者がヤハウェ側と天使側の半分ずつに分かれたことで、三分の二対三分の一となる。

・セム系民族はエンキの北極星、北斗七星信仰、ハム系民族はエンリルのオリオン信仰であった。

・我が国の神社の大半がスサノオやニギハヤヒ、つまりバールやミトラを祭祀し、その系列神を祭神とした物部氏の神社で、オリオン信仰であり、ハム系の神々を祀ったものであった。

・イザナギの黄泉の国訪問譚はギリシア神話のオルペウスの話がモデルで、途中で約束を破って振り返って見たため永久に妻を失ったエピソードなど同一のものである。なお、イザナミのいた黄泉の国は地底世界でアガルタ(シャンバラ)である。

・大伴氏と物部氏は天皇家をはさんで、セム系とハム系の陰陽の関係にあり、東日本を大伴氏、西日本を物部氏が支配したが、本来は対立関係にあった。

・ハムもセムもノアの子としてアースガルト、アガルタ、シャンバラという地底に起源をもつが、北欧神話などを読むとセム系とハム系の住む領域も異なり(シャンバラはセム系の世界)、元々は対立していたのが、セム系がハム系に服属して和解したことになっている。

・シャンバラとアースガルト(アガルタ)は対立関係にあった。セム系は北極星、北斗七星信仰で、ハム系はオリオン、シリウス信仰で別系統のものが系図で兄弟とされている。

・セム系は“文”の性格が強く、ハム系、ヤペテ系は“武”の血脈である。ハム系の中でもカナン人は、ノアによって呪われ、“カナンの呪い”という言葉が残っているが、聖書の中でもキリストが忌々しきものマムシの末裔として非難している。

・この我が国におけるセム系とハム系、高御産巣日神系(たかみむすび)と神高巣日神系(かみむすび)が、天皇家を間において対立・抗争してきたのが日本の歴史で、しかもそれは国民の一割前後の民族の抗争であったとするのが本書である。

<天孫降臨の地は飛騨である>

・スワティカ(卍)は、もともと宇宙エネルギー発動の神聖な表現である。

・北欧神話のアースガルトがインド神話のアガルタという地底世界への信仰を有するトゥーレ協会という一種の秘密結社で、ヒトラー自身が、その地底世界を求め探検隊をチベットに送ったり、そこで知りえたものと思われる。

・ナチスとアガルタの結びつきについては多くの人が論じている。有名なスウィフトの『ガリバー旅行記』もケルトによる地下世界探検譚を集めて書かれたものである。

『越後の鬼』

磯部定治   新潟日報事業社 2005/1/20

<酒呑童子><美少年外道丸>

・御伽草子は室町時代の短編小説であるが、「酒呑童子」は作者も成立年代も分からない。

その酒呑童子が実は越後の出身である。

・伝説に枝葉はつきものであるが、酒呑童子についても幾つかの異説がある。

・とにかく、こうして生まれた外道丸は大変なわんぱく坊主であったが、並外れた俊敏さを持っていた。さらに外道丸はそれ故に生涯の運命を決めることになる大切な要因があった。それは彼が非常に美しい顔の持ち主であったことである。わんぱくざかりのころから、目鼻たちのすっきりした美少年であった。

・生まれつき美しい顔立ちの彼は、稚児と言ってもまれにみる美少年になっていた。それが近郷近在の大きな評判となり、とりわけ娘たちは外道丸を一目見ようと、競いあって稚児行列見物につめかけた。

<京の都の酒呑童子>

・そのころ使われていた「童子」という言葉には、子どもと言う一般的な意味のほかに、八歳以上で出家を希望しながら、まだ剃髪得度(ていはつとくど)をしていない少年、という意味が含まれていた。

・何年かたって、丹波の国の大江山に鬼どもが棲みついているといううわさが、京の都をはじめ、遠近の国々まで広まった。その鬼どもはやがて、京の都に現れては人々の財宝をかすめ取り、美しい婦女子を見つければたちまち略奪していった。その鬼どもの首領が、酒呑童子だということであった。 

[新生宇宙人]へのパスポート』  

640万光年の果てから届けられた

大高良哉   徳間書店    1993

<エレア星に行った中田くん>

日本神話・ギリシア神話はプレアデスとオリオンがモデル

・エレア星人は、色素が薄く、地球人から見て白人種のようにも感じるがよく見ると違う。青味がかっている人が多く、黄色みを帯びている人は少ない。太陽に当たっていると緑っぽくなる。

・男女の区別があり、ほかに肉体をもって働いている人と意識だけで働いている人がいる。

一番に思うことは、みなとても美しいことだ。身長は地球人より10センチほど低い。体重も10キロほど軽いだろう。髪の毛は色素が薄いため金髪や栗毛になっている。

・この銀河には、宇宙連合が存在している。宇宙連合の中心的存在は、プレアデス星団とオリオン星団であり、プレアデス星団には、上下(階層の区別)がない。この人たちの生活などが、日本神話のモデルになっているように思う。ただ飛び出した人(天孫降臨神話をさす?)はいない。

・一方、オリオン星団は支配者や階級性があり、ピラミッド型に社会が成立している。ギリシア神話のモデルのようであり、美術や音楽に優れている。

・このほか、小連合の存在があるが、よくない意識を持っていて、暴力的であり、人体実験などをしている宇宙人が所属している。

彼らの意識(科学)レベルの比較では、プレアデスとオリオンを100とすれば、小連合は5020。ちなみに地球人は、0.001であり、これ以下の存在とはコンタクトは不可能だそうだ

『超新論 古史古伝』 

 佐治芳彦 徳間書店   2004/8/3

異端の歴史書群だけが知る「本物日本」史

<聖徳太子17条憲法はチベット16条憲法がモデル>

・17条の憲法には太子の名を借りた後世の創作であり、それこそ、偽書の定義第1条に該当する。すなわち、書紀でいう太子とほぼ同時代のチベット(仏教先進国)にて16条の憲法が制定されたという事実があり、その第1条は「争う者は罰せられる」という内容である。まさに「和をもって貴しとなし忤(さから)うことなきを宗(むね)とせよ」ということだ。しかも、このチベットの憲法は、インド最大の仏教保護者のアショカ王まで遡る。つまり、仏教国には、王が仏説にしたがって憲法(道徳律)を制定するという例が多かった。なお、17条の憲法の聖徳太子は如意輪観音の化身とされていたが、16条の憲法を制定したチベットのソンツェンガンボ王は観音菩薩の化身とされている。

『日月地神示』 黄金人類と日本の天命

白峰聖鵬   明窓出版  2005/11

<白色同胞団と観音力>

・次の話は「白色同胞団と観音力」です。2008年を乗り越えて月の生命反応に呼応し、ニュータイプの遺伝子の突然変異によってスイッチがオンになった人が急に霊的な能力を得て、ものすごいことができるようになります。

・そんな彼らはどこからの指令で動くか?それは宇宙からではなくて、地下からなのです。仏教の仏の世界は相似形になっており、一番遠い所と、一番近い所に宇宙の中枢があるのです。

この地球の中は、曼荼羅のようにできています。地球が変わる時に、その人たちがサポートするために待機しています。

・地球のツボの経路は144千あるのですが、これも相似形になっているので、地球を守る人もまた、144千人必要です。時期が来たら、144千の人がサポートするようになります。

どういう人たちかと言いますと、男でもない女でもない、男であって女であり、女であって男である。すなわち「観音様」です。中性的な人なのです。そういう人たちが、エネルギーを媒介して、神と人とを統一して、ニュータイプとして生き延びるのではないでしょうか。

・聖徳太子の予言書には、数霊学と国体が未来記として隠されています。未来記の中には、2020年を世の中が全部ひっくり返って、ミロク(弥勒)の世になりますよと書いてあるのですが、面白いのはフリーメーソンのヨーロッパのロッジに行きますと、そこには2020という数字が看板に書いてあるのです。2020年にこの世が終わるというコードなんですね。(そして、新しい世の中のシステムが現われると)

・ご存じの方も多いと思いますが、聖徳太子は三人いたのです。秦河勝と大友忍(しのび)という人が中心となって聖徳太子の役割をやったのです。日本で初めての情報機関の忍者が大友忍で、忍者の発祥となる人です。(同時に10人の話を聞けたのもその為です)

・聖徳太子の渡来人説がありましたが、もう一人、青い目の聖徳太子がいたのです。日本人じゃなかったんですね。あるところに行きますと、イエスキリスト、イコール聖徳太子になっています。イエスは馬小屋で生まれ、聖徳太子も厩戸の皇子と呼ばれていますね。

・問題は聖徳太子の残したものですが、実はユダヤの「カバラ」が基になっているんですね。だから重要なのです。

じゃあ、なぜ、カバラは日本にあるのか?日本とユダヤは実は同祖という話もありますが、本当は同祖どころか、まるで同じ民族なんですね。

・面白いのはイスラエルで祀っている神様は国常立大神なのです。伊勢神宮の神様は、もしかするとあちらの神様じゃないか、という議論もありますが、あちらで神様と言われている方が、国常立大神であるとはどういうことか?つまり、日本の神様をあちらでも祀っているということだと私は、思っています。(ヤーウェ神)

『預言者』  

(高平鳴海と第666部隊)

(新紀元社)  1998/10

・聖徳太子は、生まれてから4ヶ月に早くも言葉を操り、人の挙動を察したといわれています。普通の赤ん坊のように泣き騒ぐこともなく、その容貌には、はっきりと貴人の様が表れていました。また、その体からは、絶えず芳香が放たれていて、太子を抱く者の衣服に染み込んだ香りは、数ヶ月も消えることがありませんでした。聖徳太子の死から400年も経った後、太子廟に入った法隆寺の僧もこの芳香を嗅いだと伝えられています。

・太子は、2歳になった年の春(2月15日)、曙の東の方に向かって手を合わせ、「南無仏」と唱しました。誰に教わったわけでもなく、彼はこの行為を7歳になるまで、ずっと続けたとのことです。

『古代ユダヤ人と聖徳太子の秘密』

 (月海千峰)(げっかいちほう) (日本文芸社)1994/6

(先代旧事本記)が明かす“真の日本建国者”の実像

<「先代旧事本記(せんだいくじほんぎ)」に見られる聖徳太子と神人の関係>

・聖徳太子は、法隆寺夢殿で神のお告げを受けていた。

・古代ペルシャのミトラ(バール)信仰。ペルシャと日本の交流はユダヤ人によって行なわれていた。

・弥勒菩薩は、バール神だった。

・カバラによっても証明される「弥勒菩薩=メシア」

・聖徳太子には、「うまやどの皇子」のほかに「豊聡耳皇子(とよとみみのおうじ)」といったメシアを感じさせる別名がある。

・太子の逸話には「一度に何人もの話を聞けた」というものがあるが、この話は「先代旧事本記」によると、「太子は、当時日本にあった七つの主要言語をすべて話せた」とされている。

・太子千年の預言書「未然本記」(みぜんほんぎ)の謎

・その「未然本記」にまつわる経緯は、「先代旧事本記(せんだいくじほんぎ)」に以下のように記されている。

・「未然本記」は、推古(すいこ)天皇に山背王子(やましろのおうじ)が献上した。

・しかし、この書には、題もなく、いつ書かれたのか、何が目的で書かれたのか全く分からない。

・天皇は、聖徳太子が亡くなって四年目に、この書に接して、大変喜び、部屋に戻って何度か読んでみるが、やはりよく分からない。

・そこで、秦河勝(はたのかわかつ)を召して、何が書かれてあるのかを質問するが、河勝は分からないと答える、次に当時12歳だった、鎌足(かまたり)を呼んで、「貴方は、少年であるが、日夜、太子の給仕をし、太子も大変、賢いものだと言っていました。何か、この書に心当たりはありませんか」と尋ねた。

・鎌足は、「夢殿で、給仕をしておりますと、常に殿下の所に神人が侍って、さまざまなお話をしておられましたが、この書を見ますと、そのことが書いているようでございます」と答えた。

・天皇は、鎌足に書を渡し、解説するようにと命令する。

・鎌足は、神頼みしかないと思い、身を清め好物を断って、部屋に籠もり一心に祈っていた。すると一人の神人が現れ、鎌足の心眼が開ける。そしてこの書は、千年の予言書だと悟るのである・・・・

・「未然本記」は、聖徳太子の千年期の予言の書とされ、ノストラダムスの予言と同じように、その予言がよく当たったという研究書も出版されているようだ。

『古代ユダヤ人と聖徳太子の秘密』

 (月海千峰)(げっかいちほう) (日本文芸社)1994/6

(先代旧事本記)が明かす“真の日本建国者”の実像

<丹後には、昔から鬼族が多く住んでいたという>

・「かぐや姫」とは、太子の祖母で、その舞台は丹後だった。丹後には、昔から鬼族が多く住んでいたという。

・浦島太郎伝説の玉手箱には、三種の神器が入っていた?

・聖徳太子の母、穴穂部間人は、混血だった?

・聖徳太子は「ユダヤ丹後王朝」の皇子だった?

・丹後王朝は、ユダヤの神を信奉していた。

ユダヤの神、バール神とスサノオノミコトは同一か。

スサノオノミコトとは、三貴神の一人で、出雲王国の開祖である。また、バール神は、頭に牛の角を生やした雷雨の神(天候神)なのだが、スサノオノミコトも別名、牛頭(ごず)天王と呼ばれ、牛の角を生やした鬼神であり、嵐の神でもあった。

・モーセは、バール神を信仰していた。

・モーゼの像には、頭に角が見える。

・伊勢の海人に伝わる蘇民(そみん)はユダヤ人だった。

・マレー経由で日本に辿り着いたユダヤ。

・聖徳太子の側近、秦氏の謎。秦氏はシルクロードを経て渡来したユダヤ人か?

・聖徳太子とユダヤを結ぶものとは?

『古代ユダヤ人と聖徳太子の秘密』 

(月海千峰)(げっかいちほう) (日本文芸社)1994/6

(先代旧事本記)が明かす“真の日本建国者”の実像

聖徳太子は長身で瞳は紫であった

・はじめに「先代旧事本記」の中から聖徳太子の側近だった秦河勝(はたのかわかつ)は太子の姿に関して述べている部分を紹介しよう。

・殿下は、身長が七尺二寸(約2メートル16センチ)。容貌は至って巌(おごそ)かであり、人柄は、気高く、黒目の部分は杜若(かきつばた)のように紫である。

・耳の縁は豊かで、眉から口元まで届き、歯は、白玉のようである。

・その行いは、例にかない、未然(未来)を知ることができ、壁の外が明るいか暗いかまでも分かられる。

・尺の単位の正確な取り決めは、江戸時代以降に行われたはずだから、この頃は大雑把な勘定であったに違いない。しかし、それを考慮しても、1メートル80センチ近くはある。長身だったようで、瞳は紫色(ブルーか?)をしていたというのである。

・ちなみに、近年、法隆寺の釈迦如来の台座から鼻の長い西洋人のような肖像が出て、話題になったが、この「先代旧事本記」の聖徳太子像と二重写しのようで、これこそ真実の姿のように見えてならない。

聖徳太子と聞いて、ぱっとイメージするのは、あの旧一万円札に描かれた像である。この像は、中国原産のものであるともいわれているようだ。

『預言者』  

(高平鳴海と第666部隊) (新紀元社)  1998/10

<聖徳太子は謎が多い歴史上の人物>

<聖徳太子の謎は、多くの学者が指摘する問題>

<聖徳太子(572~621)年>

・聖徳太子という名前は、実は、彼の死後に天皇から贈られた名前でした。彼は、馬小屋の前で、出生したために、厩戸(うまやど)皇子と名づけられています。

・ところで、厩戸というと、キリスト教のイエスを連想するのではないでしょうか。イエスも馬小屋で生まれているのです。実は出生に関して、聖徳太子とイエスの間では共通する部分が少なくありません。聖徳太子が本当に馬小屋の前で、生まれたのかどうか定かではありませんが、この逸話から生まれた背景について以下のような説があります。

・偉人である太子とイエスが同一視されたとすれば、当時の中国で信仰されていた景教の影響があったと思われます。景教で語られるイエスの生誕の話が聖徳太子の伝説に取り入れられたのです。

・聖徳太子とイエスの関連性は他にもあります。イエスの母マリアは、夢に出てきた天使ガブリエルによって神聖受胎を告げられましたが、同様に聖徳太子の母である、穴穂間人皇女(あなほべのはしひとのひめ)も以下のような体験をしました。

・欽明天皇32年(571)の元旦の夜、夢に金色に輝く僧侶が現れ、「我に救世の願あり。しばらくはそなたの胎に宿る」と告げたのです。皇女は、「どなたでしょうか」と尋ねると、僧侶は、「西方の救世観護薩」と名乗りました。皇女が了解すると、菩薩は喜んで口の中に飛び込んでいきました。驚いて、皇女が目覚めると、喉の奥に何かを飲み込んだような感触がはっきり残っていたというのです。太子は、その後に生まれました。


by karasusan | 2016-04-09 21:12 | その他 | Comments(0)