エーテル界の人類の源郷か?神の国だろうか?


by karasusan
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・「だとすれば、各地方に防災・消防を兼ね情報・警備を担当するかつての「消防団」のような「郷土防衛隊」が必要となりますが、これを組織するのは防衛省自衛隊の仕事ではなく、総務省と各自治体の役割でしょう」と指摘されています総務省も各自治体も、税金の無駄遣いをなくして、一つでも多くのシェルターを作るべきだといわれます。「危機管理」のシュミュレーションも十分でないといわれます。

ちなみに、インターネット情報によると、全人口に対し、何%の人を収容できるシェルターが存在するかを見ますと、「スイス100%、イスラエル100%、ノルウェー98%、アメリカ82%、イギリス67%、シンガポール54%で、日本は0.02%で核シェルターの普及率は異常値だ」といわれます。原因は「政治の貧困」だと語られています。良識の国会の「ノーシェルター政策」は、一般国民が恥をかくといわれます。

・トランプ大統領の選挙中の「日本と韓国の核武装容認」の発言が注目されましたが、その後のニュースでは、否定されたようです。

・毎日新聞(2016/11/15)によると「トランプ次期米大統領は14日までに、過去に日本や韓国の核武装を事実上容認する発言をしたことに関し「そんなことは言っていない」と否定した。トランプ氏は大統領選勝利後、さまざまな立場を現実路線に軌道修正する姿勢が目立っている」と報道されています。

・米国は以前から「日本の核装備」を大変恐れているといわれてきました。ところが、近年、有識者の中でも「日本は核武装すべし」という議論も増えてきているといわれます。「核の恫喝を受けないためにも核には核を」という合理的な思考が求められているそうです。「21世紀には核戦争は絶対にない」という保証はありません。周辺諸国では、核兵器や生物化学兵器、核シェルターの開発を熱心に展開しているそうです。核戦争を想定内にしているからでしょう。「敵は一番の弱点(核シェルターのないこと)を攻撃してくる」といわれます。後進国では「核兵器は使える兵器」といわれます。先進国のように「核兵器を使えば、人類が滅びる」という合理的な思考がないと語られています。5兆円という限られた日本の防衛予算で、抑止力のない高価な通常兵器を少数そろえるのでは、費用対効果の点からも問題にされるそうです。核兵器の議論もタブー視されている点がありますが、現実的な議論をしてもらいたいものです。マクモニーグルの未来透視に「23世紀と24世紀における2度の大戦で人類の人口が6分の1に大激減する」というのがあります。

後進国では、大量の餓死者がでている等のみっともないことが国内に続けば、国境紛争や自爆テロ型の()戦争を企てると語られています。

・世界の諜報機関や日本の影の諜報機関の働きについては、私たち一般人は、知らないことがほとんどのようです。昔の時代と違って、偵察衛星が飛び回っており、詳細な軍事写真もとれるようになりましたので、スパイの役割も大きく変化してきているようです。昔はよくスパイ活動でソ連の外交官が逮捕されたとか、北朝鮮のスパイが国内で潜入して逮捕されたりとかの話があったようです。スパイ船の記事も新聞に載っていたそうです。現代では「産業スパイ」の活動が盛んであるともいわれます。現代でも古典的なハニートラップも盛んだそうで驚きです

・公安調査庁の元部長によれば「日本は諜報機関のない世界的に珍しい国だ」そうです。しかし、情報部の関係者の努力のおかげで、米軍との諜報機関との繋がりから、徐々に小規模ながら活動をしてきたようです。戦後は、米軍の諜報機関の下請け組織として機能してきたそうです。スパイの世界は「法律を超えた世界」、「超法規の世界」のようです。常にさまざまなリスクが伴うようです。それでも「諜報機関は国家にとって最も重要な死活の国家組織だ」そうですが、「諜報機関のない国は北朝鮮の拉致事件にも無力だった」ようです。「諜報機関のない国は始めから負けている」ようです。現在でも北朝鮮の動きがつかめないそうです。三島由紀夫も自衛隊の諜報機関と接触しなければ、死期を早めることはなかったかもしれません。諜報機関を作るには、フリーメイソンの研究から始めるという説もあります。「フリーメーソン結社はこの大地が創出されるよりずっと前から、さまざまな太陽系をめぐって、存在していたのである」といわれます。

・「諜報機関のない国は既に国益を大きく損ねている」ともいわれ、「諜報機関は国家安全保障上の要の組織である」そうです。真面目な官僚も政治家も「諜報機関」の設立には何故か熱心でないのが不思議です。敗戦後の占領軍の命令が現在でも生きているのでしょうか。旧帝国陸軍の諜報機関や特務機関に対して、敗戦国民は相当にアレルギーがあるそうです。法律理論論争にこだわりますと動けなくなるようです。日本は昔から「スパイ天国」といわれ、スパイに関連する法律も不備のようです。が、現代ではスパイを使わなくても、公表された書籍や文書を分析するだけで80%は、情報分析活動はできるといわれます。米国の大規模な諜報機関やCIAよりも、「女王陛下の秘密諜報員」で知られる英国の秘密情報部の活動が参考になると述べられています。英国のMI6は、創設には異星人が関与していたという奇説もあるようです。現代でも諜報機関と異星人は馴染みがあるといわれます。

・「諜報機関のない国は国家競争から最初に脱落する」といわれ、過去に失った国益は莫大なものかもしれません。現在、国会では「集団的自衛権論争」が盛んですが、「諜報機関」については、各党はどのような動きがあるのでしょうか。「諜報機関のない国は始めから負けている」ともいわれ、自衛隊を海外に派遣するのには、大きなリスクを伴うそうです。日本でも諜報機関と政治の繋がりは予想以上に強いので驚きます。

・イラクには大量破壊兵器があったかどうかということは、イラク戦争の時に大きな問題とされました。当時から、「情報操作」があったようです。大量破壊兵器がなかったのに「イラク戦争」をしたと、しつこく非難されたようです。これもプロの情報員とアマのメディアの違いのようです。プロの情報機関の情報操作は、私たち一般人には、理解不能なことが多いようです。特にCIAなどの諜報機関は、かなり進んだ情報操作をするそうです。

・真偽のほどは分からない歴史的事実の論争が多いそうです。歴史的認識にしても歴史的事実の正確な把握は難しいそうです。その意味において大新聞の報道や社説の影響力の大きさは、とても大きいようです。私たち一般人は、仕事が忙しいので、メディアのジャーナリストの豊富な知見は、理解できませんし、受け身の立場が多いようです。さまざまな社会問題にも勉強する時間がないようです。しかし、「民主主義国家においては国民はその程度に応じた政府しか持ちえない」、「国民が政治を嘲笑している間は嘲笑に価する政治しか行われない」ということで、私たち一般人は、全員政治意識を高めて、政治の近代化に努めていく必要がありそうです。

・世界の諜報機関の「恐ろしい世界」は、私たち一般人は、知りませんし、理解不能なことが多いようです。国家安全保障上の最高機密として暗殺を正当化している国もあるそうです。事故か暗殺なのか「不審な死」という事件もよくあるようです。英国やヨーロッパではたまにロシアのスパイの暗殺事件が報道されたりするようです。暗殺手法も毒薬のほかその他の手法が巧妙になっているといわれます。数十年前の新聞に「ソ連製の自殺企画の発狂薬」について報道されていましたが、その後どうなったのでしょうか。「先進国では諜報機関が政治を引っ張っている」そうですが、政治と諜報機関のつながりは強いようです。特に旧共産圏では絶対的ともいえるような権力があったようです。

・北朝鮮の拉致事件も数十年たちますが、政治家の非力が窺われます。「諜報機関は国家存立にとって最も重要な死活の国家組織だ」、「諜報機関は国家安全保障上の要の組織である」、「諜報機関のない国は拉致事件にも無力だった」と語られています。官僚や政治家が「諜報機関の設立」に関心がないのは不思議です。もともと国家予算の分配の問題になるようで、財源をひねり出すためにも、行政、立法、司法の大胆なリストラ、近代化、効率化が必要です「諜報機関のない国は既に国益を大きく損ねている」そうです。そして公安調査庁の元部長によれば「日本は諜報機関のない世界的に珍しい国だ」といわれます。「諜報機関がないために外国人からバカにされ、物笑いの種にされている」ともいわれます。

・日本でも自衛隊の関係者と「田中軍団」との繋がりがあったように、何事も水面下で動いているようなのです。「自衛隊の情報関係者が三島由紀夫を殺した」とまでは極論できないそうです。「クレイジー」な三島事件は、外国人に非常に悪い日本のイメージを与えたそうです。ノーベル文学賞受賞候補者だった三島由紀夫の猟奇事件は、親日派の外国人に相当ショックを与えたといわれます。私たち一般人には、「三島由紀夫が何等かで狂った」としか思えて仕方がないようです。政治精神の後進性が窺われます。ソ連製なのかどうか不明の「自殺企画の発狂薬」については数十年前の新聞に載っていたといわれます。

・「スパイ天国日本といわれている間は、自衛隊を海外に派遣する事にはリスクがあり慎重であるべきだ」そうです。戦費に莫大な費用がかかる懸念もあるそうです。イラク戦争時に1兆円以上(130億ドル)、米国に戦費を支払ったこともありますが、それほど感謝されず、今後、自衛隊の死傷者が3ケタにでもならないと世論が耐えられなくなるそうです。スパイ天国日本で、外交官の評判も悪いですし、「甘い国際感覚と貧弱な語学力」では国益を大きく損なうこともありましょう。「集団的自衛権の行使容認」について国論は2分されました。「普通の国」への方向に進みますと、米軍との共同作戦による歩兵の大量出血が強要されることになるでしょうか。

・少数の歩兵を派遣して処理できる事態よりも、未来戦争の様相は大きく変化してくるそうです。「将軍たちは前の戦争の兵器で軍事演習をしている」ともいわれます。遠い未来の戦争様相は、テロやゲリラ戦よりも生物化学兵器や核兵器が飛び交う、大規模な大量破壊兵器の戦争となるようです。近隣諸国も核戦争に備えて核シェルターの準備に余念がないそうです。日本には、核シェルターの備えもなく、スイスのようにはいきません。中国軍も米軍と通常兵器で衝突すれば核兵器を使うと公言しているそうです。核アレルギーで、論争もタブー化され、脳天気(ノー天気)だそうです。国民の懸念をなくすために長期の防衛計画が必要ですが、5兆円の防衛予算を大きく増額できないでしょう。毎年25兆円の防衛予算は、捻出できません。社会保障費も減額できない要素が多いといわれます。

・「東日本大震災の復興等の難問山積みの内政を優先すべきであり、税金の無駄遣いをやめて、行政・立法・司法に大胆なリストラの断行が必要だ」そうです。社会の遅れた面、非近代性、後進性、頭の古い面が予想以上に増えてきています。改革の速度も大変遅いようです。本当に優れた官僚や政治家が登用されていないそうです。「日本は先進国だろうか」という声も街中では増えてきているようです。「女性の登用も先進国とはいえない」といわれます。女性の眼から見ると「政治や経済の後進性」を痛切に感じることでしょうか。「あまり知られていないことだが、日本の社会保障というのは、先進国とは言えないくらいお粗末なモノなのである」といわれます。為政者の認識・自覚もないといわれます。肝心の諜報機関もありませんし「スパイ天国日本」といわれ、その方面では外国人から「遅れた国」として見られているそうです。

・公安調査庁の元部長によれば「日本は諜報機関のない世界的に珍しい国だ」そうですが、真面目な官僚や政治家は諜報機関の設立についてはおとなしいそうで不思議です。「それこそ税金の無駄遣いを止めて、諜報機関の設立運営の財源にあてるべきだ」そうです。限られた予算、限られた処遇、増えない税収、十分でない福祉予算を削る財政赤字の出口は、容易に見つけられないようです。それに莫大な戦費が加わり出すと、財政破たんの懸念も出てこないでしょう。ベスト&ブライテストの集団で優れていた日本政府が劣化している懸念があるそうです。「自衛隊が出てくれば東京を丸焼けにしてやる」という核の恫喝も受けていないのでしょう。国家経営の実務に精通したベスト&ブライテストのテクノクラートの英知を結集した「国家改造計画」「国防計画」が求められているそうです。

amazonに「地震・津波」といれますと2214件が反応します。それだけに今の問題になっているようです。首都直下大地震津波や南海トラフ巨大地震津波は発生確率が7割以上と言うことで、いつ起こるのか分からないだけのようです。当然ながら各地方自治体や国では対策を強化しているようです。東日本大震災では、地震津波の基準が5メートルであったために被害を拡大させました。3階建ての避難センターも役に立ちませんでした。被災地には過去において10メートル級の津波が何回もきていたようですが、津波対策には充分生かされなかったそうです。大変な失政でした。

・地震については関東大震災がありましたので、知識人の中にも大型地震について言及する者も少数いたようです。清水幾太郎氏も大地震に言及したり、「戦後最大のタブー」ともいえる「核装備」についても言及していたようです。現代では地震と津波の対策も重要ですが、地球温暖化による「異常気象」も大いに懸念されております。記録的豪雨、ゲリラ豪雨の被害も増えております。オリンピック対策も必要ですが、地震・津波対策もより一層、必須です。

・兵器も時代により変遷してきており、戦車や大砲の兵器の時代からミサイルや核兵器、「貧者の核兵器」といわれる、「細菌兵器」や「化学兵器」に戦争の様相が変化してくるものと思われます。将軍たちは前の戦争の兵器で軍事演習をしている」「次の大戦には必ず新兵器が使われる」そうですが、通常兵器が陳腐化する時代は遠くではないそうです。抑止力のない高価な通常兵器を少数揃えても、「貧者の核兵器」を熱心に揃えている国々にたいしては「抑止力」にはならないそうです。戦車と自動小銃で立ち向かっても「細菌兵器」や「化学兵器」をばら蒔かれて一巻の終わりと言うことでしょうか。「戦場の様相」が将来、当然に大きく変化するといわれます。

・通常兵器では「抑止力」が無くなりつつあります。国会によって爆撃装置や給油装置を外した航空自衛隊の高価なF4ファントム戦闘機が「北朝鮮の拉致事件」には何の抑止力にもなりませんでした。近隣諸国の仮想敵国では核兵器や細菌兵器、化学兵器を熱心に作っておりますし、核シェルターも相変わらず整備しているそうです。核兵器でないと「抑止力」にならない時代です。米軍の核打撃力に全面的に頼ることは、抑止力的にも十分でもありませんし、兵器の高度化という点からも核兵器のリースなどを検討すべきだといわれます。

・原子力潜水艦や核兵器の製造コストは莫大なもので、国民生活を圧迫するという観点から反対する軍事専門家もいます。5兆円の限られた予算では、通常兵器の新兵器の数を十分に揃えることも無理のようです。限られた予算、増えない税収、十分でない福祉予算を削る財政赤字ということで、どの程度防衛予算を増額できるのでしょうか。さまざまな政策が将来的に検討されるべきでしょうか。

・拉致事件も担当者が苦労しているようですが、この程度の問題が何十年も経っても全面的に解決されないようですが、「抑止力のある防衛力」を持てば、解決は容易になるものと思われます。拉致事件も米軍だったら、自衛による武力制裁する事例だったそうです。拉致事件は「警察がしっかりとしておれば防げたはずだ」という話もあったそうです。被害者もその家族も高齢化しており、拉致事件はどうなるのでしょうか。この程度の問題に数十年もかかっているようでは政治家の非力が窺われると語られています。「諜報機関がないので拉致事件を起こされた」そうです。大量の餓死者の出た北朝鮮は、常に戦争の火種を求めているといわれます。またサラリーマンの本脳のためか、タブーである核装備を議論する人は少ないそうです。 とりわけ「未来の大戦ではペスト菌などの“細菌兵器”が使われる」という未来透視もあり不気味です。

・「法隆寺の五重塔の塑像の謎」の話は、おそらく動物タイプの宇宙人の塑像かもしれません。宇宙人には動物タイプは3割ほど存在するともいわれますトカゲのような容姿をした人物」もレプティリアン(爬虫類人)系統の異星人のようです。太古の天皇は、実はレプティリアン(爬虫類人)系統の異星人だったという説もあります。当時から「宇宙連合」の異星人と地上の権力者とはコンタクトがあったようです。物部氏の祖であるニギハヤヒ命は、河内に降臨する際、天磐船(あめのいわふね)に乗って大空を駆けめぐったといわれます。日本民族の原郷の高天ヶ原の宇宙人たちは、現在も宇宙に分散しているのでしょう馬頭観音という頭が馬で体は人間のような異星人もいるようです。馬頭観音も昔は、日本にも来ていたようで、異類混血か遺伝子操作等で、人間化しているのかもしれません。ガリヴァー旅行記には馬の国のヤフーの話があります。『ガリヴァー旅行記』は、火星の衛星の正確な描写から宇宙旅行記ではないかという仮説もあります。

・馬頭観音に似ている異星人に「イアルガ星人」がいます。イアルガ星人とオランダ人のコンタクト話は洋書になっています。イアルガ星人の中型宇宙船(空飛ぶ円盤)を縦に5機結合して、宇宙飛行をすることもあるようです。五重塔は、このタイプの宇宙船からのイメージなのかもしれません。イアルガ星人は、石油タンクのような巨大な円筒形のビルに住んでいるようです。「トカゲに似たの奇妙な像は奈良県に多いみたいです」ということは、奈良県付近に太古からレプティリアン(爬虫類人)がいたのかもしれません異星人は、非物質化ができるようで、テレポーテーションもできるものもいます。「テレポート(瞬間移動)は、人間にとり奇跡ですが、宇宙人にとっては、それほど難しくないテクノロジーだ」といわれます。「顔が龍となっている人物の像」もそのような異星人がいたのかもしれません。また「多肢の仏像」がありますが、宇宙母船の中には多肢のバイオ・ロボットが活動していると言われています。仏教を創ったのはシリウス星人のようです。「爬虫類人を支援していたのが、仏教思想を開発したシリウスB星人であり、その他に爬虫類人支配下でこと座(リーラ)文明を再生させている」といわれます。UFOは、人類の歴史が始まって以来、最も重要な現象だといわれます。書籍より優れている膨大な異星人情報がネット記事や動画になっており、個人では把握できない量です。

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・ブログ名称: UFOアガルタのシャンバラ

日本は津波による大きな被害をうけるだろう

・第2のブログ名称:UFOパラレル・ワールド

「神の国か?」「人類の原郷か?」 「天上のエルサレムか?」・・・・・・・・・

「パラレル・ワールドに住む宇宙人、天国に出入りし転生と憑依を自由に操るシリウス星人の殖民星が、地球か?」、「ネガティブのシリウス星人の地球支配があまりにも巧妙なので、しょっちゅう戦争が起こるのだろうか?」

「金髪碧眼のノルディックが住んでいたアガルタのシャンバラ情報の集大成を目指す・・・・・・・・・・」「金星蛇人と火星霊人の戦争はその後どのように展開したのだろうか」
「日本民族の神話の原郷『高天原(たかまがはら)』は、『都市型の超巨大宇宙船』なのか!?」「平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔なのか」
「小人族のグレイの母船に同乗する金髪碧眼のノルディックは、”悪魔の王””ルシファー”なのか?!」

「円盤は神人や異人、悪魔の乗り物なのか!?」「天使は神の秘密諜報員なのか」「神は最初のフリーメーソンなのか」

UFOは、人類の歴史が始まって以来、最も重要な現象なのか。UFO問題とは、人間にとっての死の問題を解くことなのだろうか。UFOはフリーメーソンの創作なのか」

「全宇宙を創ったという“虹の神々”も地球に来ているのだろうか」

「イルミナティなどのフリーメーソン組織に入ると神に会えるのだろうか」「金星の神々は地球に到着するやいなや、イニシエーションのためのフリーメーソン本部を設けたのだろうか」

「国際連合の設立に動いたキリストの星、アプ星人とは」

「人は皆、記憶喪失の異星人だろうか」

「はるかに進化した天使のような宇宙人は、人間の守護霊や背後霊なのだろうか」

「セドナ上空に見えないエーテルのシティが滞空するのだろうか」

グーグルのブロガーにも書いています→UFOパラレル・ワールド


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by karasusan | 2018-02-28 18:16 | 森羅万象 | Comments(0)

『自衛隊「影の部隊」情報戦 秘録』

松本重夫  アスペクト     2008/11

影の部隊

・かつてマスコミや革新政党から「影の部隊」あるいは「影の軍隊」と呼ばれ、警戒された組織があった。自衛隊にあって情報収集と分析を専門に行う「調査隊」だ。私は調査隊の編成からかかわった、生みの親の一人である。

・私は陸軍の兵団参謀の一人として、終戦を迎えた。戦後たまたま米国陸軍情報部(CIC)と接点を持ったことから、彼らの「情報理論」の一端に触れることになった。

 それはかつて陸軍士官学校の教育にも存在していなかった、優れて緻密な理論体系だった。それを研究すればするほど、私は日本の敗戦の理由の1つは、陸軍のみならず日本の国家すべてが「情報理論」の重要さを軽視したことにあると確信した。残念ながら戦後半世紀以上たった現在も、その状況は変わっていない。

<「葉隠」の真意>

1945(昭和20)年85日、私は宮中に参内して天皇陛下に拝謁を賜り、茶菓と煙草を戴いて、翌6日、陸軍大学の卒業式を迎えた。卒業式終了後、記念写真を撮り昼食の会食となる。そのころに、学生の仲間内で広島に大型爆弾の投下があったという噂を聞いた。その大きさは6トンまたは10トン爆弾かというような情報が流れ、「原爆」という表現は伝わらなかったが、しばらくして、「原子爆弾」という情報が不確定的ながら耳に入り、大変なものが投下されたなと思いつつも、各自、それぞれの任地に向かった。

<三島由紀夫事件の隠れた責任者>

1970(昭和45)年1125日、作家の三島由紀夫が「盾の会」会員とともに市ヶ谷自衛隊駐屯地、東部方面総監室に立てこもり、割腹自殺を遂げた。私は当時、既に自衛隊を退職し、情報理論と独自の情報人脈を駆使して、民間人の立場で「影の戦争」を闘っていた。

・三島事件の陰には調査隊および調査学校関係者がかかわっていたことは、山本舜勝元陸将補が『自衛隊「影の部隊」・三島由紀夫を殺した真実の告白』(講談社刊)という著書で明らかにしている。

 私は、山本氏が三島由紀夫を訓練しているということは、それとなく聞いていた。

そのとき私は、「ビール瓶を切るのに、ダイヤの指輪を使うようなことはやめた方がいい」と話した覚えがある。私は、山本氏らの動きは、三島のような芸術家に対してその使いどころを間違えていると思っていた。

・山本氏は、私が幹部学校の研究員(国土戦・戦略情報研究主任)だったときに、調査学校長だった藤原岩市に呼ばれて、調査学校に研究部員として着任してきた。研究テーマは私と同じ、専守防衛を前提としての国土戦つまり遊撃戦(ゲリラ戦)であった。私はその当時、韓国の予備役軍人や一般国民で組織される「郷土予備軍設置法」なども参考にしながら「国土戦論」を練り上げていた。

・山本氏らが調査学校の教官となり、「対心理過程」などの特殊部隊の養成を担当することになった。それが前述したように当初の私の構想とは異なった方向に進んでいたことは気づいていた。結局そのズレが「青桐事件」となり、三島由紀夫に「スパイごっこ」をさせてしまうような事態を招いてしまうことになったのだといわざるを得ない。

・山本氏に三島を紹介したのは藤原岩市である。山本氏によって通常では一般人が触れることのできない「情報部隊の教育」を受けさせ、三島の意識を高揚させることに成功するが、三島がコントロールできなくなると、藤原らは一斉に手を引き、山本氏と三島を孤立させていく。そのあたりの経緯を山本氏の著書から引用してみよう。

文学界の頂点に立つ人気作家三島由紀夫の存在は、自衛隊にとって願ってもない知的な広告塔であり、利用価値は十分あった

《しかし三島は、彼らの言いなりになる手駒ではなかった。藤原らジュネラルたちは、『三島が自衛隊の地位を引き上げるために、何も言わずにおとなしく死んでくれる』というだけではすまなくなりそうだということに気づき始めた》

《藤原は三島の構想に耳を傾けながら、参議院選挙立候補の準備を進めていた。今にして考えてみれば、参議院議員をめざすということは、部隊を動かす立場を自ら外れることになる。仮にクーデター計画が実行されたとしても、その責を免れる立場に逃げ込んだとも言えるのではないか》

 この山本氏の遺作は、三島由紀夫の死に対して自らのかかわりと責任の所在を明らかにすると同時に、三島を利用しようとした藤原岩市らかつての上官たちの責任を示し、歴史に記録しておきたいという意志が感じられる。

<田中軍団の情報員>

・かつてマスコミが竹下派七奉行として、金丸信元副総理を中心に自民党内で権勢を振るった人物を挙げていた。梶山静六、小渕恵三、橋本龍太郎、羽田孜、渡部恒三、小沢一郎、奥田敬和。この格付けには異論がある。

・この「七奉行」の表現から抜けていて、忘れられている人物に亀岡高夫がいる。彼は金丸のように目立って権力を行使しなかったが、「創政会…経世会」の設立時に、田中角栄の密命を受けて竹下を総裁・総理にする工作を、築地の料亭「桂」において計画推進した主導者の一人である。

この亀岡高夫と私が陸士53期の同期生でしかも「寝台戦友」であることは既に述べた。しかもGHQCICと協力して活動した「山賊会」のメンバーであり、自衛隊時代そして除隊してから、彼が昭和天皇の葬儀のときに倒れて亡くなるまで、私の戦後の「情報活動」は亀岡とともにあった。

・私は亀岡と顔を見合わせた。「福田は来ていないな……」

 福田は都議までしか挨拶に行っていない。下を固めろ。本部に戻ってその情報をもとに、方針を決めた。

「区議会議員と村長、市町村、これを全部やれ。県議は相手にするな」

 電話で全国の田中軍団に指令を出した。県議も区議、村長も同じ1票。福田派は県議のところに行って、その下の国民に一番密着している人のところに行っていなかった。県議に行けば下は押さえることができるという、古い考え方だった。それを田中軍団が、ごっそりとさらっていった。

 そのように密かに票固めを行っている最中に、福田の方から、国会での本選挙はやめようという申し出があった。田中は「しめた!」とばかりにその申し出を受け、劇的な勝利につながっていった。

 この総裁選がいわゆる「田中軍団」のローラー型選挙の嚆矢といわれている。そのきっかけは私と亀岡の地道な調査活動にあったことはあまり知られていない。

中国情報部の対日情報活動

・やや古いが、その当時私が入手していた、中国の情報機関に関する情報をもとにこの問題を整理すると、次のような背景がわかった。

 1974年当時、中国では国家安全省は誕生してなく、北京市公安局が国内外の情報を収集する機関としては中国最大の組織であり、約1万人ほどいたといわれる。当時の北京市公安局は13の部門に分かれていた。

・それぞれの科の中には、さらに最高レベルの秘密扱いにされていた外国大使館担当班が存在していた。第3処 尾行・視察調査 第4処 海外から送られてくる手紙などの開封作業を担当 (略) 第7処 不穏分子や海外からのスパイ容疑者の尋問  

こうした北京市・公安局の活動に対して、日本大使館の防諜意識は信じがたいほど低かったとの情報もある。

 29名いたとされる日本大使館に対する盗聴チームのもとには、常に新鮮なデータが集まっていたという(例:ある大使館幹部と、大使館員の妻とのダブル不倫関係まで把握していたほどであるという)。

O-157、サリン事件の背景で>

・「対情報」の研究というのは今風にいえば対テロリズムの研究もそこに含まれる。そこではかつての大戦中の各国が行った生物・化学兵器の使用データの分析も行っている。

・資料が特ダネ式に入手されたとすれば、警視庁内の秘密保全のルーズさを示す“恥”となろう。しかし、これはどちらかといえば公安関係者からの意図的なリークに等しい。公安委員長(国務大臣)の責任・罷免に発展してもおかしくないのだが、ほとんどの国民は、この問題に関心を示すことはなかった。現実にはこの国では、こうした問題は機密漏洩対策の向上に役立てられることもなく、いわば政争の道具に利用されただけだ。「スパイ天国日本」という世界の防諜関係者からの汚名の返上は当分できそうにないようだ。

<●●インターネット情報から●●>

(CNN)( 2014/10/16米紙ニューヨーク・タイムズは16日までに、イラクに駐留している米軍が化学兵器を発見し、一部の米兵がそれにより負傷していたにもかかわらず、米政府が情報を隠ぺいしていたと報じた。

記事によれば2003年以降、マスタードガスや神経ガスとの接触により、米兵17人とイラク人警官7人が負傷。彼らは適切な治療を受けられなかったばかりか、化学兵器で負傷したことを口外しないよう命じられたという。

「2004~11年に、米軍や米軍による訓練を受けたイラク軍部隊は、フセイン政権時代から残る化学兵器に何度も遭遇し、少なくとも6回、負傷者が出た」と同紙は伝えている。

同紙によれば、米軍が発見した化学兵器の数は合わせて5000個ほどに上るという。

「米国は、イラクには大量破壊兵器計画があるに違いないとして戦争を始めた。だが米軍が徐々に見つけ、最終的に被害を受けたものは、欧米との緊密な協力によって築き上げられ、ずっと昔に放棄された大量破壊兵器計画の遺物だった」と同紙は伝えている。

国防総省のカービー報道官は、この報道に関連し、詳細は把握していないと述べる一方で、2000年代半ばから10年もしくは11年までの間に、化学兵器を浴びた米兵は約20人に上ることを認めた。

ニューヨーク・タイムズは政府が情報を隠ぺいしようとした理由について、事故を起こした化学兵器の設計・製造に欧米企業が関与している可能性があったことや、製造時期が1991年以前と古く、フセイン政権末期に大量破壊兵器計画があったとする米政府の説を裏付けるものではなかったからではないかとみている。

<●●インターネット情報から●●>

イラクに化学兵器あった~NYタイムズ紙

< 20141016 6:48 >

15日付のアメリカ・ニューヨークタイムズ紙は、イラクでフセイン政権時代の化学兵器が見つかっていたと報じた。

 それによると、イラク戦争後の2004年から11年にかけて、首都・バグダッド周辺でフセイン政権時代のマスタードガスやサリンなど化学兵器の弾頭5000発以上が見つかったという。弾頭は腐食していたものの、有毒ガスにさらされたアメリカ兵などがケガをしたとしている。アメリカ政府はこれまで、イラク戦争開戦の根拠とした化学兵器を含む大量破壊兵器は見つからなかったとしている。発見を公表しなかった理由について、ニューヨークタイムズは、化学兵器が欧米製だとみられたことなどを挙げている。

 これについて国防総省は15日、イラクで化学兵器が発見されアメリカ兵約20人が有毒ガスにさらされたことは認めたが、公表しなかった理由については明らかにしなかった。

『メディアと知識人』  清水幾太郎の覇権と忘却

竹内洋  中央公論新社  2012/7/9

東京が滅茶苦茶になる>

・そのような状況のなか、1970(昭和45)年を迎えることになった。清水は、満を持し、狙いをすましたように「見落とされた変数―1970年代について」を『中央公論』(19703月号)に発表する。

・世は未来学が流行っていたが、未来論はインダストリアリズムの反復と延長で、芸がなさすぎる。明るい未来学の潮流に反する問題提起こそ警世の言論となる。未来論に反する問題提起といえば、公害も社会問題となっていたが、これは猫も杓子もいっている。60年安保を闘った者がいまや公害問題に乗り換えている。目新しさはないし、そんな仲間と同じ船にまた乗っても仕方がない。そこで飛びついたのが地震である。アラーミスト(騒々しく警鐘を乱打する人)としての清水がはじまった。意地悪くいってしまえば、そういう見方もできるかもしれない。

・地震こそ清水の十八番である。清水は、16歳のとき関東大震災(192391日)で被災する。死者・行方不明者10万人余。2学期の始業式を終えて、自宅で昼食をとっているときである。激しい振動で二階がつぶれた。落ちた天井を夢中で壊して這いあがった。

・技術革新や経済成長によって自然の馴致がすすんだが、他方で自然の反逆がはじまったことを公害と地震を題材に論じている。清水は「私たち日本人は、遠い昔から今日までー恐らく、遠い未来に至るまでー大地震によって脅かされる民族なのであります」とし、論文の最後に、私たちにできることをつぎのように言っている。

・それは、東京を中心とする関東地方において、道路、河川、工場、交通、住宅、と諸方面に及ぶ公害の除去および防止に必要な根本的諸政策を即時徹底的に実施するということです。(中略)それは、或る意味において一つの革命であります。この革命が達成されなければ、1970年代に、東京は何も彼も滅茶苦茶になり、元も子も失ってしまうでしょう。

<「文春に書くわけがないだろうが!」>

「見落とされた変数」は、来るべき大地震という警世論の頭出しだったが、翌年、『諸君!』1971(昭和46)年1月号には、「関東大震災がやってくる」というそのものずばりの題名の文章を書く。

<「関東大震災がやってくる」>

清水は、地震学者河角広(元東大地震研究所長)の関東南部大地震の69年周期説――69±13年――をもとにこういう。関東大震災から69年は1991年である。13年の幅を考えると、1978(昭和53)年もその範囲内ということになる。とすれば、1970年代は関東大震災並の大地震が東京に起こりうるということになるたしかに、東京都はいろいろな対策を考えているようだが、構想の段階で手をつけていない。そんなことで間に合うか、というものである。しかし、この論文には何の反響もなかった。「関東大震災がやってくる」を書いて2年8ヶ月のちの新しい論文では、これまで地震の危険を指摘した論文を書いたが、反響がなかったことを問題にし、こういう。

 ・・・私は、右肩上がりでの文章(「関東大震災がやってくる」論文――引用者)のゼロックス・コピーを作り、多くの国会議員に読んで貰おうとしました。けれども、私が会った国会議員たちの態度は、多くの編集者の態度より、もっと冷たいものでした。「地震は票になりませんよ。」

1975(昭和50)年には、関東大震災の被災者の手記を集めた『手記 関東大震災』(新評論)の監修もおこなっている。清水の東京大震災の予言ははずれたが、「関東大震災がやってくる」から24年後、阪神淡路大震災が起きる。さらにその16年後の東日本大震災。清水は、地震は「遠い昔から今日まで――恐らく、遠い未来に至るまで」の日本の運命と言い添えていた。日本のような豊かな国が大地震のための「革命的」方策をとらないで大地震の到来を黙って待っているのか、といまから40年も前に警鐘を鳴らしていたのだ。

論壇への愛想づかしと「核の選択」

・「核の選択――日本よ 国家たれ」の内容はつぎのようなものである。第一部「日本よ 国家たれ」では、こういう。日本国憲法第九条で軍隊を放棄したことは日本が国家でないことを宣言したに等しい。しかし、国際社会は法律や道徳がない状態で、軍事力がなければ立ちゆかない。共産主義イデオロギーを掲げ、核兵器によって脅威をあたえるソ連の膨張主義がいちじるしくなった反面、アメリカの軍事力が相対的に低下している。したがって、いまこそ日本が軍事力によって海上輸送路の安全をはからなければ、日本の存続は危うくなる。最初の被爆国日本こそ「真先に核兵器を製造し所有する特権を有している」と主張し、核兵器の保有を日本の経済力にみあう軍事力として採用することが強調されている。

・第二部「日本が持つべき防衛力」は、軍事科学研究会の名で、日本は独自に核戦略を立てるべきだとして、日本が攻撃される場合のいくつかのシナリオが提起され、空母部隊の新設など具体的な提言がなされている。最後に国防費をGNP(国民総生産)の0.9%(1980年)から3%にする(世界各国の平均は6%)ことなどが提言されている。この論文は、主題と副題を入れ替え、1980年9月に『日本よ国家たれ――核の選択』(文藝春秋)として出版される。

 論文が掲載されると、『諸君!』編集部に寄せ有られて賛否両論の投書数は記録破りになり、翌月号に投書特集が組まれるほどだった。

『未来を透視する』(ジョー・マクモニーグル) FBI超能力捜査官

(ソフトバンク・クリエイティブ)2006/12/21

<気象変動>

・来るべき気象変動により、2008年からこの台風の発生回数は増えていくと私は、予想している。とくに2011年は過去に例を見ない台風ラッシュとなり、大規模な暴風雨が吹き荒れる深刻な年になるとの透視結果が出ている。この台風ラッシュは、2012年にずれこむかもしれないが、可能性は低い。嵐の増加を促す地球の温暖化は、現在も急速に進行中だからである。

2010年から2014年にかけて、また、2026年から2035年にかけて、平均降雨量は年々560710ミリメートルずつ増加する。現在から2010年にかけて、また、2015年から2025年にかけては、380530ミリメートルずつ減少する。現在から2010年にかけて、また、2015年から2025年にかけて、平均降雪量は300550ミリメートルずつ増加する。

<日本の自然災害>

2010年、長野で大きな地震が起きる>

・透視結果を見てもうろたえず、注意程度にとらえてほしい。ただし、最悪の事態に備えておいて、何も起こらないことを願おう。こと天災に関しては、透視は間違っているほうがありがたい。

<今後、日本で発生する大地震>

2007年  高槻市  震度6

2008年  伊勢崎市 震度6

2010年  長野市  震度7

2012年  伊丹市  震度6

2018年  東京都  震度6

2020年  市川市  震度6

2037年  鈴鹿市  震度7

・噴火や地震にともなって海底では地盤の隆起や沈降が起きる。そして、膨大な量の海水が突然動きだし、衝撃波となって陸地の海外線へと進行する。

・遠洋ではあまり目立つ動きではないが、浅瀬に入ると、衝撃波は巨大な津波となって陸地を襲い、都市部などを徹底的に破壊してしまう(波の高さはときには30メートル以上になることもある)。

・内陸へと押し寄せる力がピークに達すると、今度は海に戻り始め、残された街の残骸を一切合財引きずりこんでいく。警告もなしに、突然襲ってくれば被害はとりわけ甚大となる。

・幸い日本には、優良な早期警戒システムがあるのだが、海底地震が発生して警報が発令されてから、津波が押し寄せる時間は、残念ながらどんどん短くなっている。

<日本を襲う津波>

2008年夏   11メートル

2010年晩夏  13メートル

2018年秋   11メートル

2025年夏   17メートル

2038年初夏  15メートル

2067年夏   21メートル

日本は津波による大きな被害を受けるだろう(なお、波の高さが10メートル以上に及ぶものだけに限定している)。北海道の北部沿岸の都市部は特に津波に弱い。徳島市、和歌山市、浜松市、鈴鹿市、新潟市、石巻市も同様である。このほかにも津波に無防備な小都市は数多くある。

<土地>

・気象変動とともに、日本の土地問題は悪化しはじめる。沿岸部での海面上昇と、暴風雨の際に発生する大波によって、低地の村落と小都市の生活が脅かされるようになる。堤防や防壁といった手段は効力を発揮しないため、2012年から2015年のあたりまでに多くの人が転居を余儀なくされるだろう。

<●●インターネット情報から●●>

「人文研究見聞録」から引用

五重塔の塑像の謎

法隆寺の五重塔には、仏教における説話をテーマにした塑像が安置されています。

その中の「釈迦入滅のシーン」があります。これはガンダーラの釈迦涅槃図と比較しても大分異なる、日本独自のものとなっています。

そして、法隆寺の塑像群の中にいる「トカゲのような容姿をした人物」が混じっており、近年 ネット上で注目を浴びています。

問題の像は、塑像の○の部分にいます(実物では見にくいので、法隆寺の塑像のポストカードで検証しました)。

これらの像は侍者像(じしゃぞう)と呼ばれ、それぞれ馬頭形(ばとうぎょう)鳥頭形(ちょうとうぎょう)鼠頭形(そとうぎょう)と名付けられています。しかし、どう見ても「トカゲ」ですよね?

なお、この像がネットで注目を浴びている理由は、イラクのウバイド遺跡から発見された「爬虫類人(レプティリアン)の像」と酷似しているためなのです。

爬虫類人(レプティリアン)」とは、世界中の神話や伝承などに登場するヒト型の爬虫類のことであり、最近ではデイビット・アイク氏の著書を中心に、様々な陰謀論に登場する「人ならざる者」のことです。

もちろん「日本神話」の中にも それとなく登場しています(龍や蛇に変身する神や人物が数多く登場する)。

また、この像は、飛鳥の石造物の一つである「猿石(女)」や、同じ明日香村の飛鳥坐神社にある「塞の神」に形が酷似しています(トカゲに似たの奇妙な像は奈良県に多いみたいです)。

また、この「トカゲ人間」以外にも、以下の通りの「人ならざる者」が含まれていることが挙げられます。

は「多肢多面を持つ人物の像」です。これは、いわゆる「阿修羅」を彷彿とさせる像ですが、実は『日本書紀』に「両面宿儺(りょうめんすくな)」という名の「人ならざる者」が登場しています。『日本書紀』には挿絵はありませんが、この像は そこに記される特徴と著しく一致します。

両面宿儺(りょうめんすくな)

仁徳天皇65年、飛騨国にひとりの人がいた。宿儺(すくな)という。

一つの胴体に二つの顔があり、それぞれ反対側を向いていた。頭頂は合してうなじがなく、胴体のそれぞれに手足があり、膝はあるがひかがみと踵(かかと)が無かった。

力強く軽捷で、左右に剣を帯び、四つの手で二張りの弓矢を用いた。そこで皇命に従わず、人民から略奪することを楽しんでいた。それゆえ和珥臣の祖、難波根子武振熊を遣わしてこれを誅した。

尻尾が蛇となっている人物の像

②は「尻尾が蛇となっている人物の像」です。日本には尻尾が蛇となっている「鵺(ぬえ)」という妖怪が存在します。これは古くは『古事記』に登場しており、『平家物語』にて その特徴が詳しく描かれています。その鵺の特徴は、この像の人物と一致しています。

顔が龍となっている人物の像

は「顔が龍となっている人物の像」です。「日本神話」には「和爾(わに)」と呼ばれる人々が数多く登場し、かつ、海幸山幸に登場する山幸彦(ホオリ)に嫁いだトヨタマビメの正体も、実は「八尋和爾」もしくは「龍」だったとされています。また、仏教の経典である「法華経」の中にも「八大竜王」という龍族が登場しており、仏法の守護神とされています。③の仏像は、これらにちなむ人物なのでしょうか?

このように法隆寺の五重塔に安置される塑像には「人ならざる者」が複数含まれています。なお、これらは奈良時代のものとされているため、飛鳥時代に亡くなっている太子との関係は不明です。

また、オリジナルと思われるガンダーラの釈迦涅槃図とは著しく異なっており、どのような意図を以って上記の「人ならざる者」を追加したのかはわかりません。なぜ作者はこのような仏像を参列させたのでしょうか?

もしかすると、これらの像は釈迦入滅の際に人間に混じって「人ならざる者」も参列していた、つまり「人ならざる者は存在している」ということを示唆しているのかもしれません。信じるか信じないかはあなた次第です。


■■■ 私が思うこと、聞いたこと、考えること ■■■

終戦後の大混乱の時期に、マッカーサー司令部は日本陸海軍の中堅幹部の大本営参謀たちを諜報機関に組み入れて、日本統治を実施しようとしたのでしょう。外務省や軍部の幹部で、語学に堪能の者は、重用されたといわれます。彼らはマッカーサー司令部の命令に従ったり、利用したりして、日本政府が国家として正式に全権を回復した後の「再軍備」を計画していたと語られています。1945年の814日の詔勅によるポツダム宣言の受諾した旨を連合国に通告し、92日には、日本政府代表は戦艦ミズーリの船上で連合国との間で降伏文書に正式に調印しました。

1951年(昭和26年)98日、日本政府は「サンフランシスコ講和条約」に調印し、1952428日に発効し、日本は正式に国家としての全権を回復しました。その間の7年間は、外地でも内地でも、大混乱の阿鼻叫喚の地獄だったと語られています。7年間という期間は長く、さまざまな出来事があり、多くの人命も失われたようです。特に1950625日から始まった「朝鮮戦争」は、日本経済や再軍備に大きな影響を与えたと指摘されています。1950年に設置された警察予備隊は、現在の陸上自衛隊に発展していきました。しかしながら、戦時中は大本営の「馬鹿参謀」たちの「作戦計画」によって、国民は筆舌に尽くしがたい苦痛を受け、塗炭の苦しみをなめたと語られています。

・ある著名な作家は、「戦中戦後のことは書けない」と語っているそうです。自分の悲惨な体験や、知ったおぞましい話や事実の事は「忘れたい、書きたくない」というのでしょうか。現代でも戦争体験者は多く生存しており、歴史の語り部として、記録が綴られています。日本陸海軍の戦争方針や作戦を指揮した大本営参謀たちの限界が、日本を破綻させたと語られています。「世界の歴史は、秘密結社同士の戦争の歴史である」といわれます。「人類の歴史は、平和な時代よりも戦争の時代が長かった」そうです。「民を食わせられなくなると戦争を始める」というみっともない論理だそうです。「太平洋戦争において、将官や将校のほとんどが勝てるとは思わず、戦争に負けるという意味を認識していなかった」といわれます。戦後の、マッカーサーの諜報機関の活動の秘密戦は、いわゆる非合法の「汚い活動」であったのでしょう。どこまでが本当の話なのか、真偽のほどは分かりません。が、信じるか信じないかはあなた次第という与太話なのかもしれません。秘密戦には、フェイク(偽)・情報が多いといわれます。“地下政府”や“日本義勇軍”についても私たち一般人は、よく分かりません。また『GHQ知られざる諜報戦――新版・ウィロビー回顧録』(山川出版社、2011/7/1が出版されています。当事者の本を読んでも秘密戦のことは、カバーアップのために、ほとんど分からないと指摘されていますウィキペディアWikipedia(フリー百科事典)によるとGHQでは参謀第2 (G2) 部長として諜報・保安・検閲(特にプレスコード)を管轄した。政治犯として投獄されていた日本共産党幹部の釈放や、労働組合活動を奨励し、日本の民主化を推進する民政局長のコートニー・ホイットニー准将や次長のチャールズ・L・ケーディス大佐を敵視し、縄張り争いを繰り広げた。右翼の三浦義一、旧軍の河辺虎四郎らも使って反共工作を進めた」とのこと。

ガストン・ブートゥールは「古来、人間が戦争を起こす理由はただ一つしかない」と言って、その理由を「若者が増えすぎることにある」と述べられます。

「戦争の結果、人が死ぬ」のではなく、「若者がたくさん生まれ、人口が増えすぎると、戦争が起きて人口調整する」と答えたのだそうです。

「ブートゥールは古代のアラブでは男の子を尊び、女の赤ん坊はしばしば殺されていたと書いている。女性の人口が減ればいきおい出産数が減る。人口調整としては最も効果的な方法である」と指摘されています。

ブートゥールは「若者がたくさん戦死すれば、戦争は当初の開戦目的に関係なく自然に終わりを迎える」と語っています。

・戦争のパラダイム・シフトが起こり、短期間で国(都市住民)が滅亡する核兵器の時代に移行しているといわれます。「戦争狂人と呼ばれる人民解放軍の将軍たちが執拗に米中戦争のシナリオを研究している」といわれます。一人っ子政策の歪みによる3400万人の「男性余剰」の問題は、地政学リスクになっているといわれます。「専守防衛」だからこそ核兵器をもつ必要があると専門家は主張しています。良識の国会の「ノーシェルター政策」は、国民が不安を覚え、一般国民が恥をかくといわれます。

・「核の恫喝を受けないためにも核には核を」という合理的な思考が求められているそうです。周辺諸国では、核兵器や生物化学兵器、核シェルターの開発を熱心に展開しているそうです。核戦争を想定内にしているからでしょう核兵器のコストも低下していると指摘されています。核兵器のシェアリングの政策もあるそうです。近未来では「核兵器が安上がりの兵器になる」そうです。後進国は自爆テロ型の核戦争をするともいわれます。「敵は一番の弱点(核シェルターのないこと)を攻撃してくる」といわれます。良識の国会の「ノーシェルター政策」は、「敵の一番の弱点を攻撃する核攻撃を招き寄せる」と指摘されています。核シェルターがないことが、核攻撃を招き寄せると指摘されています。「21世紀には核戦争は絶対にない」という保証はありません。「平和運動が核攻撃を招き寄せる」といわれ「日本列島を核攻撃で沈める」という恫喝も頻繁に現実に一般国民がうけています。世界平和を数十年間唱えて活動していたら、今度は「核攻撃を懸念する国民が増え、政府不信になっている」といわれます。スイス型の国民皆兵的な“民間防衛”を参考・目標にして国民皆兵的な「郷土防衛隊」が必要だといわれます。また公共施設の地下室や地下駐車場を増やしていく施策も必要だと指摘されています。

・雑誌には、「東京に水爆が落ちたら」というシュミュレーションが記載されたりするようになりました。実際に被爆しますと、数百万人の死傷者が出ると言われています。米国の核の報復があったとしても、まず被災者を救援しなければなりません。米国でも核戦争後には共産主義的な政策をとり、食糧を確保しなければならないと指摘されています。

被爆後の救援のためには国民皆兵的な相当数の郷土防衛隊が、全国に必要となります。核シェルターや医薬品や食糧の備蓄等、スイス型の「民間防衛」を目標にすべきだと述べられます。財源の裏付けのない政策は実現できないといわれます。もともと国家予算の分配の問題になるようで、財源をひねり出すためにも、行政、立法、司法の大胆なリストラ、近代化、効率化が必要です。

都心を狙った水爆で、国会も皇居も霞が関も吹っ飛んで一巻の終わりになるといわれます。

5兆円という限られた防衛予算で、抑止力のない高価な通常兵器を少数そろえるのでは、費用対効果の点からも問題にされるといわれます。大地震や大津波の対策と並行して、核シェルターも増やしていく必要があるといわれます。また小火器の備蓄も必要といわれます。海上自衛隊の最大のいずも型護衛艦は11200億円といわれます。有事には、海に浮かんでいるか撃沈されるかでしょう。1200億円で巡行ミサイルが1,000発、ライフルは2百万丁確保できるそうです。「今そこにある危機」である被爆を考慮した防衛政策が必要だそうです。ライフル等の小火器の備蓄があれば、有事には「郷土防衛隊」の創設は容易だといわれます。有事にはボランティアの人数も相当な数になるでしょう。

アマの政治家よりもプロの専門家を中心に防衛政策を作るべきだと指摘されています。過去の日本の防衛政策は、敗戦という特殊事情がありましたが、外国人から笑われたものであったそうです。この方面に脳天気(ノー天気)ですと、日本も簡単に歴史から消えていくことになるでしょうか。

防衛政策にも国家経営の実務に精通したベスト&ブライテストのテクノクラートの英知を結集した「国家改造計画」が求められているそうです。ベスト&ブライテストしか政府を構成できないはずですが?!政府にはベスト&ブライテストが集結しているはずですが!?



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by karasusan | 2018-02-28 18:14 | 森羅万象 | Comments(0)

<日本の戦略>

・日本の戦略は、外交・経済・文化・軍事等の専門家の意見を聞いて、国民の代表たる政治家が決定すべきものです。その意味で、2013年の秋に新組織・国家安全保障会議によって、日本初の「国家安全保障戦略」ができたことは、評価されてもよいと私は考えています。

・確かに、現代の日本の脅威は「大量破壊兵器の拡大」と「国際テロ・ゲリラ」なのです。

<PKO等海外勤務の増加>

「後方部隊は後方にいるので安全である」というのは正に神話です。後方兵站部隊は防御力が弱いので、敵方からすれば格好の攻撃目標となります。また後方兵站部隊が叩かれれば戦闘部隊の士気は下がり、戦闘力も確実に落ちます。

<装備>

オールラウンドな装備体系を

・これらの兵器(装備)は、互いにそれを使わないようにするために存在するのですが、どんな兵器がどこで、いつどのようにつかわれるかは不明です。数量の問題については別途検討する必要がありますが、装備の質はオールラウンド、すべて整えておくというのが正道なのです。

 なお、核兵器による抑止という面についていえば、現実に保有しなくても保有できる能力を持ち続けるということで日本は対応すべきだと私は考えます。

<これからの自衛隊>

<変化する自衛隊の役割>

・世界情勢の変化に対応して、自衛隊に求められる役割も大きく変化してきています。

繰り返しになりますが、現在の自衛隊が求められている任務は次の3点です。

アメリカ主導の一極秩序を維持するためのバランスウェイト(重石)、あるいはバランサー(釣り合いを取る機能)となること

各国との共同による世界秩序を崩す勢力の排除

世界秩序が崩壊した時への準備

しかし、いつの日か最悪の状況下で個別的自衛だけで生き延びなければならなくなった時、最期の頼りとなるのは自衛隊です。そう考えると、何よりも人材の育成と技術開発が重要になります。具体的な兵器を揃えるとか、部隊の編成をどうするかという話よりも、どのような状況にも対応できる人と技術を備えておくことが、防衛力の基礎となるのです。

 日本の防衛力整備を考えると、現在はハードよりもソフトが重要になっています。人材や情報ももちろんそうですが、自衛隊が行動する上での法律や運用規則の整備も必要です。

<「自衛」を越えて>

・憲法改正をめぐる議論の中で、自衛隊の名称を変更すべきだとする話があります。自民党の憲法改正案では「国防軍」となっています。長い間務めた組織ですから、自衛隊の名前には愛着がありますが、私も改称する時期に来ていると思います。

<陸上自衛隊への期待>

そして外国からの援助が期待できなくなった時、最も頼りになるのは国産装備です。すべての装備というわけにはいきませんが、本当に基幹となる装備だけは、自前で生産とメンテナンスができる体制をつくっておかなければなりませんこればかりは事態が迫ってから準備を始めても間に合わないので、30年後、50年後を見据え、今から基礎を打っておくことが必要です。

 最後に、すべてを通じて最も重要な事は、第一も第二も第三の役割も、どれをとっても自衛隊だけでは果たし得ないということです国民・地元民・友軍・ボランティア団体等の絶大な信頼と支援がなければ、自衛隊は何をすることもできないのです。

<自衛隊は強いのか>

・そこで、「艦艇の総トン数にして海上自衛隊は世界57位の海軍、作戦機の機数でいうと航空自衛隊は世界で20位ぐらいの空軍、兵員の総数からして陸上自衛隊は世界で30位前後の陸軍、というのが静的・客観的な評価基準です。真の実力はその基準よりも上とも下ともいえるわけで、想定する戦いの場によって変わってきます」と答えることにしています。

・現実に、隊員たちは極めて厳しい訓練に参加しており、安全管理に徹しつつも、残念ながら自衛隊発足時から60年間に1500人(年平均25人)を超える訓練死者(殉職者)を出しています。殉職した隊員たちは、この訓練は危険な厳しい訓練だと承知した上でこれに臨み、亡くなった方々です。

・「自衛隊は強いのか」という質問は、実は「国民は強いのか」と言い換えて、国民1人ひとりが自問自答すべきものなのではないか、私はそう考えています。その意味で徴兵制の有無に関わらず、「国民の国防義務」を明記した多くの諸外国憲法は参考になると思います。

『自衛隊の情報戦』  陸幕第二部長の回想

塚本勝一  草思社  2008/9

<情報担当>

・陸上幕僚監部(陸幕)の第二部(情報担当)長をつとめ、朝鮮半島の問題のエキスパートとして知られる元高級幹部が、ベールに覆われていた活動の実相を初めて明らかにする。

・「よど号」ハイジャック事件と「金大中拉致事件」が多くのスぺ―スを占めているが、これは前者は、私が直接体験した事件であり、これを刻銘に追って記録としてとどめ、後者はなんの根拠もなく陸幕第二部が中傷されたことがあり、これまで適切な反論がなかったのでやや詳細に事実を記述した。

<これからの防衛省に何が必要か>

<国防力の狙いは「抑止力」>

・国防力の最大の狙いは「抑止力」なのである。だから防衛省などと言わずに「国防省」とし、日本の強い意志を内外に示したほうがよかったであろう。強い意志を示すことが一つの抑止なのである。この自主国防への意識の改革が、まず重要な課題である。

イラク派遣の無形の収穫

・一方でイラクへの自衛隊派遣は、自衛隊自身にとって大きな収穫があった。それは、自衛官一人ひとりが統率の緊要性に目覚めたことであった。平和な状態に馴れた自衛隊は、物質万能の世相を受けて、ややもすれば物品を管理する曹(下士官)が幹部(将校)より力を持つことになった。イラクへの派遣は、この傾向を霧散させた。指揮系統の重要性を体得して、軍(部隊)の統率の本来あるべき姿に帰ったのである。この無形の収穫は、はかり知れないほど大きい。

<武装集団にとって、士気は重要な要素である>

・私の体験からも、自衛隊は永年にわたって下積みの苦労を味わってきた。当初は「税金泥棒」とすら言われ、その後も日陰の扱いが続いた。それに耐えて黙々と訓練にはげみ、災害派遣では最も厳しい場で任務を果たしてきた。

老兵からのメッセージ

・当時の日本軍は、第1次世界大戦か日露戦争の頃とあまり変わらない歩兵が主体の軍隊であった。いわゆる「75センチ、114歩」、すなわち歩幅は75センチ、1分間に114歩で行動するしかないということだ。戦後になって米軍がジープという小型の全輪駆動車を、ごく普通に使っているのを見て驚いたものである。

・その後、内地の陸軍通信学校に入校し、すでに米英軍ではレーダーが実用化されていることを知った。科学技術の遅れを痛感させられたが、われわれ軍人だけではどうしようもなかった。また陸軍大学校の最後の卒業生の一人として、ほんの少しだけにしろ、終戦当時の大本営の緊迫した空気にも接した。戦後、旧軍人に対する公職追放の解除とともに、警察予備隊に入隊し、創隊当初の苦労も味わった。

 警察予備隊では米軍人が顧問で、最初は旧軍人を完全に排除していたため、米軍のマニュアル(教範)を日系二世が翻訳して訓練していたから、珍談にはこと欠かない。

・自分で経験し、または見聞したことを、断片的ながら取り上げ、なんらかの参考になればと記述したものが本書である。「針の穴から天井をのぞく」「九牛の一毛」の謗りは免れないが、あえて世に問うものである。

<リーダーシップ。長幼の序、軍紀、科学技術>

・終戦間近の陸軍大学校でも科学教育はなされており、われわれは仁科研究所の所員から核兵器の講話を聞いたことがある。原子爆弾についての机上の研究は終わり、製造の予算を請求したが却下されたとのことであった。この戦局ではそんな予算がないし、間に合わないであろうという理由だったそうである。

 そこで仁科研究所は原子爆弾の開発を中止し、殺人光線の研究に切り替えたと語っていた。今に言うレーザー光線のことであろうが、大きな設備で至近距離の小動物を殺傷するのが限界だったようである。またこの研究所には、優秀な朝鮮系の研究者がおり、そのうちの3人が戦後に北朝鮮に渡り、北朝鮮の核兵器開発の中堅となったことは、時世の運命としか言いようがない。

<「ときすでに遅し」の陸軍中野学校>

・明治維新における西郷隆盛も、謀略を駆使して無益な戦闘を避けつつ、徳川幕府を倒した。また日露戦争中における明石元二郎大佐(のち大将)の対露工作も著名であった。明石大佐はストックホルムを拠点とし、ロシアの反政府組織を支援し、日露戦争を側面から支えた。この工作資金として百万円支給されたと言われるが、当時の陸軍予算が四千二百万円であったことを思えば、その巨額さには驚かされる。

・山本五十六連合艦隊司令長官は、開戦に先立ち「1年は暴れて見せる」との言葉を残したが、その後については、「2年、3年となれば、まったく確信が持てない」と率直に述べている。

・人の発言の裏を読むことを訓練されている情報屋が山本五十六の発言を耳にすれば2年目からは自信がない、戦争終結の方策を考えよと言っていることに気がつく。それが情報担当者の習性であり、かつ責務である。ところが当時の情報屋の発言力は弱く、そこまで読んだ人が表に出られなかった。そして、純粋培養された中堅の幕僚のほとんどは、当面の作戦のほかに考えが及ばなかった。これが国を大きく誤らせたと言える。

「南京事件」と宣伝戦の巧拙

2年後の南京に「戦場のにおい」なし

<間違えてはならない住民対策>

・この沖縄戦の例は、軍と国民のあいだに密接な協力関係があっても、なお国内戦では住民対策がむずかしいことを示している。わが国では地上戦がきわめて困難であり、ほとんど不可能であることを実証している。

専守防衛を攻略するわが国では地上戦ができないとなると、防衛の策はただ一つ、強力な海、空戦力とミサイルによる抑止力に頼らざるを得ないことになる。洋上や領海で侵攻してくる敵をことごとく撃滅する力を誇示するほかはないのである。

<つくり出された従軍慰安婦問題>

旧日本軍に「従軍慰安婦」はない

部隊と慰安所の本当の関係

広報・宣伝に6割、戦闘に4

以上述べた「南京事件」と慰安婦問題から得られる教訓は、広報の重要性と、もう一つ、軽々しく謝罪してはいけないということであろう。

・紛争を引き起こす勢力は、戦闘で勝とうとは思っていない。正面から正規軍とぶつかって勝てるような力を持っていないことが多い。世間を騒がせたり、民衆に恐怖心を抱かせたりするのが目的であり、あるいは相手国のイメージダウンを図ったり、内部で暴動を起こさせたりする。目的を達したり、追えば手を引き、隠れてしまう。

 このような敵に勝つためには、個々の戦闘に対処するだけでなく、広報や宣伝で圧倒してしまうことが重要となる。われに同調する国、民衆を多くして、厄介な敵を孤立させるのである。そのために広報は重要な戦力なのである。

<非難を覚悟で「河野談話」の取り消しを>

広報・宣伝とともに留意しなければならないのは、国際関係では絶対に謝ってはならないことである。謝るにしても、最大は「遺憾に思う」が限度である。

・まさか慰安婦問題で、国交断絶までする国はないであろう。しかし、ODA(政府開発援助)を取られ、日本の安保理常任理事国入りをさえぎられた。日本のような人権無視の国に常任理事国の資格はないと言う。これは「河野談話」など出して、こちらが最初に謝ったのが間違いだったのである。

 国際関係では、曖昧な表現がなされれば自分の有利なように解釈する。陳謝すれば、そこで終わりとなり、あらゆる不利な話を押しつけられる。「河野談話」を取り消さないかぎり、日本にとって不利なことばかりが続く。取り消すとなれば、これまた大きな非難を覚悟しなければならないであろう。

<「専守防衛」の政略に縛られる>

・現在の自衛隊には、中野学校のような教育機関はないし、謀略、諜報の機能をもつ組織もない。自衛隊は、憲法に基礎がある「専守防衛」との政治戦略の拘束を受けるので、謀略、諜報にはなじまないところがある。

<あるべき防衛省の“情報”>

<「人事と予算」二つのネック>

・情報重視と叫ばれて久しい。専守防衛の国だから、ウサギのような大きな耳を持つべきであると語られてきた。ところが、あまり実効はあがっていない。私の経験からすれば、人事と予算という大きなネックがある。

<東アジアの情報に弱いアメリカ>

<CIAも万能な情報機関ではなく、弱点もある>

・CIAは、ブリック・システムをとっている。煉瓦の積み上げ方式と言われるもので、個々の要因は多数の煉瓦の一つで、それを積み立てて情報組織を構成している。私が陸幕第二部長であった1970年代初期におけるCIAの活動の重点は、当然ながらソ連と中東であった。そのためのアジア正面での煉瓦の壁は薄かった。薄い壁だから、一ヵ所が崩れれば、全体が瓦解する。それが弱点であった。

情報面での自衛隊のカウンターパートは、米国防総省のDIA(国防情報局)であり、これはピラミッド状の部隊組織をとっているこれも強力な情報機関であり、主として軍事情報を扱っている。CIAは政治や経済が主な対象であるから、そこに自ずから努力の指向が異なってくる。また東アジアに強いのはDIAで、CIAは弱い。極東正面では、DIAがCIAを補完するという関係があったように見受けられた。

「非核三原則」を見直すべきときが来た

北朝鮮は国際世論や取り決めなど、まったく眼中になく実験を強行したのだから、いったん核兵器を手中にすれば、なんの躊躇もなくこれを使うと見なければなるまい北朝鮮は、十分日本に届く弾道ミサイルの実験をして、すでに配備を終えている。この核実験は日本にとって衝撃的な出来事であった。

 そこで日本国内に核兵器対抗論が沛然として起こるかと思ったが、「持たず、作らず、持ち込ませず」の「非核三原則」にすっかり溺れているのか、世論はほとんど反応しなかったように見受けられた。有力な閣僚が核政策について議論すべきときが来ていると至極当然の発言をしたことに対して、野党の幹部をはじめマスコミ、媚中・媚朝派の学識者らが反発して、議論の芽を完全に閉じ込めてしまった。

もし広島型の核兵器が東京を直撃したならば、死者50万人、負傷者3百~5百万人という慄然とする予測を、これらの人たちはどう考えているのだろうか。おそらく、「そのような問題はわれわれの世代には起こらない」「後世の者が考えて苦労すればよい」といった程度に思っているのだろう。西郷隆盛が座右の銘の一つにしていた「先憂後楽」とは

ほど遠い。

 核兵器をめぐる事態は、より早く進んでいる。今すぐ対処の方法をたてなくてはならないほど切迫しているのである。

・核兵器に関しては、日本はアメリカの核の傘に頼らざるを得ないのである。アメリカも核の傘を日本に提供すると言明している。ところが、日本は非核三原則を政策の重要な柱と位置づけている。

 核兵器は「抑止の兵器」だから、平時には非核三原則も有効と考えてもよいであろう。ところが、日本が核攻撃を受けるのではないかというほどの事態が緊迫すれば、アメリカの核政策と非核三原則と矛盾する点が浮上してくる。日本はアメリカの核政策を享受しながら、それに制限を加えている。非核三原則の第三、「持ち込ませず」である。アメリカの立場から見れば、「(アメリカは)日本を核兵器で守れ、しかしそれは持ち込むな」ということになり、これでは身勝手すぎる

 そこで、日本に核兵器の危機が迫るような情勢になれば、アメリカと調整して、「持ち込ませず」の原則の撤廃を宣言することが緊要である。この宣言をするだけでも大きな抑止力となる。抑止力とは、形而上の問題である。だから、あらゆる手段を最大限に活用しなければならない。いたずらにきれいごとにこだわり、いつまでも非核三原則にしがみついていれば、核兵器の抑止力は破れ傘となる。

「持ち込ませず」の原則を撤廃するとともに、領空や領海を含む日本の国内に配備されたアメリカの核兵器使用権限の半分を日本が持てるように協定することも考慮すべきであろう。

そうすれば、核抑止力の信頼性はより確実なものになる。繰り返しになるが、核抑止も結局は形而上の問題であるから、抑止効果のある施設を研究して、積極的に採り入れることが重要である。

・現在の迎撃方式が完璧でないとなれば、弾道ミサイル防衛と並行して、相手のミサイル基地を叩くミサイル報復攻撃の整備も必要になってくる。日本は専守防衛の政略によって拘束されているので、反撃のためのプラットホームは国内か領空内に限られる。軍事的合理性を追求できないことになるが、それでも核攻撃を受ければ、その発射基地、発進基地を徹底的に叩く報復攻撃の準備は必須である。

前防衛事務次官の汚職による逮捕

・日本防衛の最高責任者は首相であり、次いで防衛大臣であることは周知のことだが、実質平常業務の最高責任者は事務次官であると聞けば多くの人は驚くだろう。

 だが、そうなっている。事務次官はほかの9人の参事官(内局の局長等)の補佐を得て、大臣の指揮下にある統合幕僚長、陸海空幕僚長、情報本部長等を束ねて防衛省の意思を決定し大臣に報告する。補佐官のない大臣は「よかろう」と言って防衛省の行動方針を決める。つまり、平常の業務はシビリアンコントロール(政治統制)ではなく、官僚統制となっているのである。

 平時と有事との限界ははっきりしないから、官僚統制の状態はずるずると有事にまで及ぶ危険性がある。本書はシビリアンコントロールの実を発揮するため、まず軍政と軍令を分離し、軍令は統合幕僚長が、軍政は事務次官が、同等の立場で大臣を補佐することを提唱したそれが本当のシビリアンコントロールなのだが、その方向に進むことを期待している。もしそうなれば、前事務次官の逮捕という災いが転じて福をなすことにもなると思う。

『自衛隊秘密諜報機関』   青桐(あおぎり)の戦士と呼ばれて

阿尾博政  講談社    2009/6/5

<胸に刻まれた諜報任務の重み>

・数週間の教育が終わり、やがて、私が兄貴と呼ぶことになる内島洋班長のもとで仕事をすることになった。内島班は、内島班長、班員の根本、伊藤の3名で構成されていて、当時は、新宿区大久保の住宅地にあった2Kのアパートの一室を事務所としていた。

 こうした諜報の拠点は、存在を隠すために、約23年ごとに転出をくり返すのだが、ここに私が新米諜報員として加わったのだ。

 最初の担当地域は極東ロシアであった。このため、ロシア語を勉強しなければならず、夜間は御茶ノ水にあったニコライ学院に通った。

 また、調査の縄張りに新宿区が入っていたことから、暇を見つけては、当時、四谷にあった伊藤忠の子会社であるロシア貿易専門商社「進展貿易」にもよく通ったものだった。

・伊藤忠は、元関東軍参謀の瀬島隆三が戦後に勤務した会社で、この瀬島とソ連(現・ロシア)との関係に疑問符がつけられていたことから、私も内偵をしたことがあるのだが、結局、これといった確証は得られなかった。

・秘密諜報員という任務の厳しさを思い知らされたのも、この時期である。

 極東ロシアの軍事拠点であるナホトカとハバロフスクの白地図を、詳細な地図に作り直す仕事を私が担当することになった。今ならスパイ衛星などのハイテク機器を使うのだろうが、そんな代物などなかった時代だ。地道に見たこと、聞いたことを地図に書き込み、国防に役立てるしかなかったのだ。

・私は、まずナホトカの地図作りから取り掛かった。ナホトカと日本を行き来する木材積み取り船があったので、私は搭乗していた通訳を買収した。そして、通訳が現地へ行こうとするたびにカネを渡し、知りたい情報を仕入れてきてもらった。こうしてナホトカの地図は、ほぼ完璧に仕上がった。

<秘密諜報機関の誕生>

・諜報活動はいわば放任主義で、工作資金についても自由裁量でいくらでも使うことができた。私も湯水のごとく工作資金を使ったが、班長も先輩たちも一言の文句もいわなければ、何の注文をつけずに、ただ部下の行動を静かに見守るといった態度だった。

 そこで昔のコネを思い出して、経団連副会長だった植村甲午郎の実弟である植村泰二が所長をつとめる「植村経済研究所」の人間として活動を開始した。だが、諜報員として成果を挙げて、先輩に負けてなるものかと努力すればするほど、ある疑問が心のなかで大きく育っていった。それはムサシ機関が得た成果を、米国側がすぐに知るという点だった。

<怪傑ハリマオのモデルと藤原岩市>

・この藤原岩市と山本舜勝は、ともに戦前の陸軍中野学校で教官をつとめ、藤原のほうは太平洋戦争の初期にF機関の機関長として、マレー半島で大活躍をした。戦後、テレビで大人気だった『怪傑ハリマオ』のモデルであり、マレーの虎「ハリマオ」と呼ばれた谷豊を諜報員として育成したのが、この藤原岩市である。

・また、後に調査学校の副校長に就任する山本舜勝のほうだが、彼は私の調査学校時代の教官で、青桐会の先輩と後輩として、友情は長く続い

た。山本は藤原とは対照的な、行動派だった。三島由紀夫と山本舜勝とのことは、『自衛隊「影の部隊」三島由紀夫を殺した真実の告白』(山本舜勝著 講談社)に詳しいので、興味のある方は一読してみるといいだろう。

 藤原と山本は、私にとって人生の恩師といえる存在だった。

<秘密諜報員の日常>

・諜報は国防や国益に関わる重要な仕事だが、その内容は案外地味なものだ。上層部から「これをやれ」と命じられたら、「分かりました」と返事をし、任務遂行のため黙々と課題をクリアしていくだけである。ときには命に関わる危険な仕事もあるが、「007」のジェームズ・ボンドのように、さっと銃を抜いて敵を撃ち、危機を脱するようなことなどないのだ。

 そして任務が完了したら、せっせと報告書を仕上げ、上司に提出する。ときには、部下数名と徹夜で報告書を書き上げたこともある。基本は、普通のサラリーマンと何ら変わらないのだ。

<国家の秘密は書にあり>

・何もジョームズ・ボンドの真似をしなくても、その国の正規の出版物をよく整理し、比較研究すれば、国の動きは読み取れるのだ。

 とくに軍の機関紙である『解放軍報』には、表面的には隠していても、やはり書き手も軍の人間だから、軍人としてのプライドや思いといったものが滲み出た表現の文章がある。その裏を読んでいけば、かなり正確な情報がつかめるものなのだ。

『日米秘密情報機関』

「影の軍隊」ムサシ機関長の告白

平城弘通   講談社   2010/9/17

日米秘密情報機関は生きている

・「ムサシ機関」とは、陸幕第二部別班、通称「別班」のことを指す。昭和4748年ごろ、共産党の機関紙「赤旗」によって、秘密謀略組織「影の軍隊」であると大きく宣伝をされ、国会でも追及を受けた組織だ。昭和48年(1973年)に金大中拉致事件が起きたときには、これも「別班」の仕事ではないかということで、また騒がれた。

・私は陸軍士官学校出身の職業軍人として中国大陸で転戦し、昭和26年(1951年)、警察予備隊(自衛隊の前身)に入隊した。22年間の自衛官生活のうち、中隊長(第8連隊第3大隊の第12中隊長)、大隊長(第7師団第7戦車大隊長)、連隊長(第7師団第23普通科連隊長)を務めた一時期以外は、大部分を情報将校として仕事にあたってきた。

・そのころは、米ソ冷戦時代で、両陣営の衝突は日本国内に甚大な影響をもたらすことは火を見るより明らかだった。自衛隊で早くからソ連情報を担当した私は、共産主義とは何か、その歴史的事実等に興味を持ち、研究を進めるうち、その非人道的な残酷な史実を突きつけられ、反共の思想を持つに至った。

・今日、非常の事態、たとえば大規模・同時多発テロ、北朝鮮の核攻撃、中国軍の南西諸島侵略など、現実の脅威に備えるため、政治家や国民が真剣に考えているのかどうか、誠に心許ない。しかし、情報機関は存在そのものが「秘」であり、いわんや活動の実態については極秘でなければならぬと信じている。

・さらに、三島由紀夫に影響を与えたとされている山本舜勝元陸将補(元自衛隊調査学校副校長)は、平成13年に出版した『自衛隊「影の部隊」 三島由紀夫を殺した真実の告白』で、自衛隊の諜報活動の存在を明らかにしている。

 加えて近年、「自衛隊 影の部隊」に関する本が、塚本勝一元陸幕ニ部長(『自衛隊の情報戦陸幕第二部長の回想』)や松本重夫調査隊第一科長(『自衛隊「影の部隊」情報戦 秘録』)らによって相次いで出版され、さらに先述の阿尾が『自衛隊秘密諜報機関』を出して、そのなかで本人が別班に所属していたことを公表した。そして、「ムサシ機関」という秘密機関は実在し、機関長は平城一佐だったと暴露してしまったのだ…………。そのため私は、多くのマスコミから電話や手紙による取材攻勢を受け、その対応に苦慮した。

・とくに、その是非は別として、現在は専守防衛を国是とする日本では、情報こそが国家の浮沈を握る。その中心部分を担う「日米秘密情報機関」、いってみれば「自衛隊最強の部隊」が、その後、消滅したとは思えない。私は、現在でも、この「影の軍隊」が日本のどこかに存在し、日々、情報の収集に当たっていると確信している。

・明石元二郎大佐は日露戦争全般を通して、ロシア国内の政情不安を画策、日本の勝利に貢献した。そのため、彼の働きを見たドイツ皇帝ヴィルヘルム二世は、「明石元二郎一人で、満州の日本軍20万人に匹敵する戦果をあげた」と賞讃した。また、陸軍参謀本部参謀次長の長岡外史は、「明石の活躍は陸軍10個師団にも相当する」と評している。

 明石のDNAを、自衛隊は、いや日本人は受け継いでいるのだ—―。

<東方二部特別調査班の活躍>

・私が力を入れた東方二部特別調査班(調査隊所属)は、昭和443月、編制を完了し、大阪釜ヶ崎を経て山谷に入り訓練を重ね、同年6月から本格的行動に移った。一部を横浜方面に派遣し、主力は山谷を拠点として、さまざまな集会、とくに過激派の集会には必ず潜入させ、各種の貴重な情報を入手させた。ただ、攪乱工作をやるような力はなく、もっぱら情報収集を秘密裡に行う活動だった。

 私は武装闘争をいちばん警戒していたから、武器を持っているか、どのくらいの勢力か、リーダーは何をいっているのか、そのようなところに重点を置いて情報を収集した。

<三島由紀夫との出会い>

三島事件は、自衛隊史上、最大の汚辱事件

・私の二部長時代には、文壇では既にノーベル文学賞作家に擬せられる大家であったが、文人としては珍しく防衛に関心のある人物として、三島に好意を持っていた。

・その後、事件の詳細を知るにつけ、私が痛感したことがある。それは、三島の憂国の至情はわかるとしても、あのような内外情勢、とくに警察力で完全に左翼過激勢力を制圧している状況下で、自衛隊が治安出動する大義がない、ということだ。それを、事もあろうに、いままで恩義を受けた自衛隊のなかで総監を監禁し、隊員にクーデターを煽動するとは……。

<二将軍は果たして裏切ったのか>

・だが私は、三島がそれにあきたらず、自ら立案したクーデター計画の実行にのめり込んでいく様子に気づいていた。(中略)武士道、自己犠牲、潔い死という、彼の美学に結びついた理念、概念に正面切って立ち向かうことが私にはできなかった。(中略)

 三島のクーデター計画が結局闇に葬られることになったのは、初夏に入ったころだった。私はその経緯を詳しくは知らない。(中略)

 いずれにせよ二人のジェネラルは、自らの立場を危うくされることを恐れ、一度は認めた構想を握りつぶしてしまったのであろう。(『自衛隊「影の部隊」三島由紀夫を殺した真実の告白』山本舜勝、講談社

三島には大局観を教えなかったがために

・以上のような山本舜勝氏の回想記を読んだ私の所感は次のようなものだった。

 まず、山本一佐の教育は兵隊ごっこといわれても文句のいえないもの。情報活動の実務、技術は教えているが、情勢判断、大局観を教えていない。とくに、三島の檄文を除いて、この著書のどこにも警察力のことが書かれていない。三島のクーデター計画でも、警察力には触れず、いきなり自衛隊の治安出動を考えているが、自衛隊の出動事態に対する

研究がまったく不足している。


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by karasusan | 2018-02-28 18:13 | 森羅万象 | Comments(0)

『大本営参謀は戦後何と戦ったのか』

1945年帝国軍人たちは新たな戦いを開始した。

有馬哲夫   新潮社   2010/12/17

宇垣機関

ゆえに宇垣は、同じく日米開戦に反対し、戦時中は和平工作に動いていた吉田と共にGHQの覚えがめでたかった。

 このこともあって、GHQは終戦まもなく宇垣と取引をした宇垣が、宇垣派の将軍(その多くは大本営参謀本部の幹部だった)に、アメリカの占領に協力するように説得する代わり、GHQは宇垣派の将軍たちの戦争犯罪を免じ、彼らの秘密工作とインテリジェンス工作の一部も黙認するというものだった。

『真相』なども宇垣の戦後の蠢動について記事を書いているが、さすがに、そこまでは知らなかったのか、あるいは知っていても占領中のことなので検閲されていたのか、GHQと宇垣の密約のことについてはまったく触れていない。

宇垣機関」が戦後の諸機関のなかで最大の勢力になったのは、そして同じく取引によってG・2のなかに引き込まれた戦後の「軍閥」がこの機関と関係するのは、このような背景によるものだった。

<「地下政府」と「日本義勇軍」

戦後の「軍閥」と「宇垣機関」など「地下政府」傘下の機関の一部は、「日本義勇軍」と呼ばれる旧日本軍の軍人たちによる対中国共産党軍事行動とも関わっていた。

「日本義勇軍」(台湾に派遣されたので日本側では「台湾義勇軍」とも呼ぶ)とは、中国国民党が中国共産党に追い詰められ、中国大陸から駆逐されようとしていたとき、反攻を試みるために旧日本軍の幹部をリクルートして編成した「義勇軍」全体を指す。

 中国国民党は、彼らが「留用」していた旧日本軍の将兵ばかりか、すでに日本に帰国を果たしていた旧軍人や特務機関までもこの工作に駆り出した。

 最近、ノンフィクション作家の門田隆将が『この命、義に捧ぐ』で描いた根本博・元陸軍中将は、まさしくこの「日本義勇軍」の先駆けだった

・根本の一団は、49626日、着の身着のままで、わずか60トンの船に乗り、2週間にわたるさまざまな困難ののち台湾の基隆港に着いた。だが、根本に声をかけた中国国民党の閻錫山(えんしゃくざん)将軍が失脚するなど、いろいろ齟齬をきたしていたため、到着後彼らは冷遇された。

 実は、中国国民党はこれに先立って、これとはまた別の「日本義勇軍」も動員しようとしていた。こちらのほうは、元支那派遣軍総司令官岡村寧次大将を総指揮官に擬した大規模かつ本格的なもので、「日本義勇軍」と呼ぶにふさわしいものだった。

・規模についていえば、当時この「日本義勇軍」のことを数回にわたって書きたてていた『真相』の501015日の記事によれば、募兵の目標は10万人から20万人ほどだったという。ただし、この数字は誇張の感が否めない。

 いずれにせよ、彼らが日本各地に支部を作って本格的に募兵活動に入ったのは、CIA文書に従うと、49年の9月になってからだった。

根本はその前の1026日に前日から始まっていた金門島の戦いで歴史的大勝利をあげていた。その後、台湾の富田と根本のもとには、募兵に応じた元軍人や「宇垣機関」の関係者が馳せ参じた。結局大陸反攻はならなかったが、富田らはその後20年以上にわたって「白団(パイダン)」と呼ばれる中国国民党の軍事顧問団を務めた。これは富田の中国名、白鴻亮の「白」をとったものだ。

 ちなみに、岡村は31年にクーデターによって宇垣を首班とする政権を打ち立てようとした3月事件に関わっていた。つまり、彼もまた「軍閥」や「地下政府」傘下の機関と同じように宇垣の信奉者だったのだ。

・後で詳しく述べるが、そもそも「日本義勇軍」を考え出した人間のうちの一人は、GHQ最高司令官マッカーサー自身だったのだ。

 「軍閥」と「地下政府」傘下の機関がこうして得た資金と利益は、日本再建運動の活動費や、貧困にあえぐ彼らの仲間や部下やその家族の生活費に消えていった。

 占領中にしばしば世間を騒がせた密輸にからむ怪事件の多くは、このような「日本義勇軍」とそれに連なる「軍閥」と「地下政府」傘下の機関が関係していた。

 この他に彼らが関わった事件は、吉田暗殺・クーデター事件だ52年の夏に服部卓四郎と辻政信らは、吉田暗殺・クーデターをひそかに計画し、当時首相だった吉田茂の心胆を寒からしめたが、これには日本全国で約50万人の元軍人が呼応する予定だったとCIA文書は記している。

なぜ軍閥の一部は戦後も温存されたのか

・彼らが戦争犯罪容疑に問われなかったのは、彼らが戦場で実際に指揮を執るというよりは(辻は除く)、作戦の立案に当たっていたこともあるが、アメリカ的功利主義によるものだったと考えれば理解しやすい。

 アメリカという国は、捜査や裁判でもよく取引が行われる。

・岡村の場合も、彼に「日本義勇軍」を指揮させるために、戦後彼を戦争犯罪者として拘束していた中国国民党に対し、早期の無罪放免と日本への送還を要求している。結局岡村がこの「義勇軍」を指揮することはなかったが、兵員そのものは台湾に送られた。

 アメリカはナチス・ドイツのラインハルト・ゲーレンらに対しても同じことを行っている。ソ連と戦ったゲーレンたちの戦争犯罪を免責するかわり、アメリカの対ソ連インテリジェンスに協力させたのだCIAファイルには戦後の「軍閥」についての膨大な文書が残っているが、ゲーレン機関関係者に関する文書はさらにその数十倍にのぼる。

武装解除と治安維持にあたった「軍閥」

・「軍閥」に話を戻すと、GHQは占領初期において彼らと「地下政府」の協力が絶対必要だった。それなしには、日本の「民主化」という大改造に取り組むことはできなかったからだ。ここは現代の日本人にはわかりにくい点かもしれない。「民主化」とは要するにそれまでの日本の支配層、軍閥、政治家、財閥を投獄、追放し、それまで弾圧されていた共産主義者や労働組合を支援し、小作農や女性を開放することだった。しかし、そのために、前段階として、まず日本軍を武装解除し、武力衝突や暴動がおこらないよう、治安を保たなければならなかった。終戦時の日本の人口は、およそ8000万人でそのうち約789万人がそれまで日本軍に所属していた。

 その内訳は国内に441万人、国外(終戦後ポツダム宣言によって定められた日本の領土に対しての国外)に約348万人だった。

そのためGHQは、占領当初から、「軍閥」と「地下政府」傘下の機関の一部を旧日本軍の武装解除、復員、治安維持、対敵インテリジェンスに最大限に活用することを計画していた。そして、実際に、占領を初めてみて、それが正しかったことを確認した。

 特に河辺機関、有末機関、それらとG・2やCICが合同した機関は、この治安維持と対敵インテリジェンスのなかでも非公然活動の部分を担当した。彼らが力を持ちえたのは、GHQの後ろ盾を得ていたというほかに、「地下政府」傘下の機関と関係があって、ある程度までそれらの組織と人員に影響力を行使できたからだ

「逆コース」と「軍閥」

・占領初期が終わり、47年頃から冷戦が顕然化すると、このような武装解除と治安維持と「民主化」よりも、次なる敵であるソ連、そして共産党が勝利した中国と対峙していくため、日本を「反共の防波堤」にすることが重要になってきた。現実の戦争の脅威を前にして、「民主化」の理想や大義にこだわっていられなくなったとみえる。

 とりわけ、「逆コース」のあとは、軍閥打倒、戦争指導者追放、財閥解体、左翼勢力の容認などの「民主化」は棚上げされ、経済復興優先」の掛け声のもと、「軍閥」の再軍備への利用、公職追放の解除、財閥再生、左翼勢力の弾圧など「反共の防波堤化」に力点が移るようになった。

 このため、河辺、有末に加えて、辰巳、服部、辻も活用しなければならなくなった。彼らは大本営で高い地位にあった将校であると同時に対ソ連戦のインテリジェンスや作戦のエキスパートだったからだ。

・「逆コース」の頃になると、復員軍人のチェックと治安維持に重点を置いていた河辺機関は、同じく治安維持を行っていたCICなどG・2傘下の組織と合同し、かつインテリジェンス機関としての機能を強化してKATO機関(河辺、有末、田中隆吉、及川機関のほかに児玉、辰巳、岩畔機関など日本側の機関とG・2傘下の組織との合同機関)となった。実は、このKATO機関のメンバーは対共産圏インテリジェンスと国防計画立案を行っていた特殊インテリジェンス班にも所属して深く関わっていた。

KATO機関は、秘密裏に根本や岡村の「日本義勇軍」の活動にも関わっていた。活動そのものが、インテリジェンス工作にもなっていたからだ。

 こうしてG・2は、「逆コース」以降、「軍閥」を武装解除と治安維持というより、対共産圏インテリジェンスと国防計画立案に重点的に使うようになった。これによって彼らは警察予備隊に始まる日本の再軍備のなかでえ一定の役割を演じることになる。

マッカーサーの「義勇軍」を率いた男――有末精三ファイル

有末とウィロビー

有末精三は日本側ではきわめて評判が悪い彼は終戦後に第一復員省とGHQとの連絡・調整にあたったが、日本人のほうには感謝されていなかった。アメリカ側、特にウィロビーと親密になり過ぎたからだ。その証拠に、とくに外務省関係者からの圧力で、有末機関(この場合は終戦後復員関連業務をしたもので、あとででてくるものとはまったく違う)は46年に廃止され、その業務は新しい機関に引き継がれた。

 ウィロビーによる有末への寵愛ぶりは度を越していたようだ。有末の手記『有末機関長の手記』によれば、ほかの旧軍人や官僚たちが列を作って待っているのに、ウィロビーは有末の姿を見ると、順番を無視して部屋に引き入れたという。会議や相談にしても、ウィロビーはまず有末の話を聞き、ほかの人間の話すことにはあまり耳を貸さなかったといわれる。なぜこれほどウィロビーが有末を気に入ったのか。理由の一つは、有末がイタリア語の達人で、ベニート・ムソリーニを直接知っていたからだ。ウィロビーは英語のほかにドイツ語とスペイン語とフランス語を話した。スペイン語とイタリア語は、他の言語と較べれば近い。そして、ウィロビーは熱狂的なファシスト崇拝者だった。特にスペインのフランコ将軍を崇拝していたが、ムッソリーニにも憧れていた。

第一復員省から河辺機関へ

・「明日からは米軍の顧問として働いてくれ。またよく復員省を援助してやってくれたまえ」と言葉少なに言い残して、元の席に立ちもどった。

「この案には賛成であるが、これから旧日本陸軍に対する最高政策については、ジェネラル有末オンリイと話す」と明快に決裁された。

つまり、有末を第一復員省から外すことには賛成するが、これから旧日本陸軍についてウィロビーと話すときは、必ず有末を通せということだ。大変な引き立てようだ。

・いわゆるKATO機関がG・2と共同でTAKEMATSU工作をすることになったときも、これを旧軍人に仲介したのは有末だった可能性が高い。そして、このように彼がウィロビーとのあいだにもつ強力なコネが、いろいろ嫌われながらも、有末が「川辺機関」と「地下政府」傘下の機関に強い影響力を持った理由だった。

・能弁であけすけな有末は、手記のなかで、復員省を辞める前のことを実によく語っている。ところが、そのあとのことに関しては、GHQの歴史課に勤務したこと以外は、まったく口をつぐんでいる。しかし、CIA文書を読むと、46年に第一復員省を辞めたあと、有末が関わったのはGHQの歴史課だけではなかった。彼は河辺や辰巳と共に、ウィロビーがG・2に設けた特殊インテリジェンス班のメンバーになっていた。

 ウィロビーの目当ては、有末がもともと持っていた旧日本陸軍幹部とのコネクションと対ソ連、対中国共産軍のインテリジェンスと第一復員省のときに蓄えた復員兵(とくにソ連、中国、朝鮮半島からの)に関する情報だった。

 そして、このころから第一復員省時代とは別の有末機関を作った。特殊インテリジェンス班関連の情報収集とそのために使う日本人工作員のリクルートを行う機関である。

壮大なスケールの有末工作

それに、ウィロビーの寵児有末は、旧陸軍得意の下克上をやっていた。つまり、河辺機関と合同し、これがG・2と合同してKATO機関となると、有末は河辺をさしおいて、河辺・KATO機関全体を牛耳り始めた。そして、豊かな資金力と規模の大きさを生かして、他の機関もその傘下に入れ始めた。

 そのうえで、「地下政府」のインテリジェンス機関として、48年ころから「日本義勇軍」派遣を皮切りに、朝鮮半島、インドシナ、満州に数千人の工作員を送る秘密工作を実行に移した。

特に「日本義勇軍」が飛行機のパイロットまで送っていたことには驚く。他にも船の船長や通信員などもいた。小規模ながら陸海空すべてそろった軍隊だったのだ。

 また、この表によると、「日本義勇軍」はKATO機関のTAKE工作の中心ではあるが、その一部に過ぎなかったことがわかる。この「日本義勇軍」の台湾への「派兵」を足がかりに、広くインドシナ、朝鮮、満州、ソ連(サハリン)へもインテリジェンス工作を行っていたのだ。

「日本義勇軍」はマッカーサーが計画した

・ところで、なぜ有末が「日本義勇軍」のトップになることになったのだろうか。

 CIA文書とは別に筆者がアメリカ国立第2公文書館から発掘したCIS(民間諜報局)の「インテリジェンス・レポート」は、有末が「日本義勇軍」を率いることになった経緯をつまびらかにしている。

 しかも、この文書と他のCIA文書を付き合わせるならば、さらに驚天動地の新事実が明らかになる。その事実とは、「日本義勇軍」は、マッカーサーと中国国民党の密約によって生まれたというものだ。

・この突然の送還を中国国民党と敵対する中国共産党は次のようにラジオで伝え、プロパガンダに使ったという。

「岡村は中国派遣軍全体の総司令官として無数の戦争犯罪に加担している。その岡村を中国国民党がマッカーサーに引き渡したのは、中国人民に対する犯罪行為だ。しかも、マッカーサーは、その岡村に指揮を取らせて、アメリカ軍の飛行機で台湾から旧日本軍将兵を中国大陸に空輸し、現地に残留する日本兵(およそ5万人いたとされる)と合流させ、中国共産党軍と戦わせようとしている

 プロパガンダには歪曲や誇張がつきものだが、この場合は中国国民党から中国共産党に情報が遺漏していたと見えて、事実そのものが暴露されている。

・「法的根拠はなにもない。マッカーサーが決めたことだ。今は平時ではないから異常なこともあるのだ

 つまり、超法規的要求をしたのはマッカーサーだったということだ。マッカーサーが岡村を欲しがったのはなんのためかというと、プロパガンダが暴露したように、中国共産党に対する反攻の狼煙をあげるためだ。

岡村から有末に引き継がれた経緯

49420日、杭州にある中国国民党の最高諮問会議が日本人パイロットを台湾に送ることを決めた。そして、この決定が423日、上海から東京の中国国民党代表部に伝えられた。この工作に岡村寧次大将と辻と児玉が使われることになった。

日本人パイロットを台湾に送ろうとしたのは、彼らに輸送機を操縦させて中国本土に「日本義勇軍」などを送り込むためだと考えていいだろう。

 岡村に先立って、辻も児玉も自由の身となっている。辻は48年の春に中国国民党の国防部から「放免」され、児玉も同年1224日に巣鴨プリズンから釈放された。いずれもマッカーサーが考え、中国国民党が合意した「日本義勇軍」を実行に移すためだったとみられる。

<「日本義勇軍」と密輸事件>

最終的に、「日本義勇軍」は有末機関が担当することになったので、CIA報告書にも49年になって、有末機関の傘下に児玉機関や里見機関が入ってきたと記している。

「日本義勇軍」始動のために日本に送り込まれた辻は、もともと戦前の中国で児玉や里見甫と関係があったので、これは自然なことだろう。ちなみに児玉は、辻が日本で潜伏していたとき自宅にかくまっていた。

 実際、児玉が活発に「募兵活動」を行っているという報告が同年の9月にはCICにあがってくる。

・この意味で、かなり拡大したこの段階の河辺・KATO機関における有末機関は、参加していた旧軍人たちには、KATO機関というより、日本側「機関」の連合体としての「宇垣機関」として意識されていたといえる。

 有末はこの50年ころの拡大期に絶頂を迎えていた。

・資金も豊富に入ってきた。「日本義勇軍」の派遣によって、中国国民党から資金が得られた(『真相』の記事にはしきりに1000万ドルとか400万ドルという金額がでてくる)からだ。往路で日本人の傭兵を満載した船に、復路ではさまざまな物質を積み込み、それを日本で売り払って巨利を得ることができた。

 このような工作に使われた船の一つが海烈号だった

 49817日、香港船籍の商船海烈号が、川崎市の日本鋼管埠頭にペニシリン、ストレプトマイシン、サッカリンなど時価5億円にのぼる物資を陸揚げしていたところ、これが密輸だったということがわかり、GHQのCID(民間諜報課)が摘発した。

それもそのはずで、これには「地下政府」だけでなく中国国民党政府やマッカーサーまで関与していたのだ。

 この事件を報道した、当時毎日新聞記者の大森実は、「対日理事会の代表、朱世明中将の逆鱗に触れ、プレス・コード違反で危うく逮捕されそうになった」と『戦後秘史7に書いている。前に述べた岡村送還の事情などを考えれば、むべなるかなと思える。GHQと中国国民党政府代表も力を合わせてもみ消しを計ったということだ。

『逆説の軍事論』   平和を支える論理

元陸上幕僚長  富澤暉   バジリコ  2015/6/19

    

敵地攻撃の難しさ

・敵地を攻撃するといっても、軍事的な観点から考えると、これは至難の業です。アメリカですら、目標情報が掴めないと嘆いている現状で、日本がどのように独自に目標情報を得るのか。北朝鮮を24時間監視するためには、どれだけの偵察衛星が必要なのか。

さらに攻撃兵器の問題もあります。日本が核兵器を保有していれば、敵ミサイル陣地にでも、あるいは平壌のような都市でも効果的な攻撃ができるでしょうが、核はないのだから、攻撃のためには空爆であろうとトマホークのような巡航ミサイルであろうと天文学的な弾量を整備する必要があります。そのための予算をどこまで投入するのでしょうか。しかも、その効果は未知数です。

・ここで、従来型の「個別的安全保障」ではなく、「集団(的)安全保障」の枠組みの中で対応を考えることが重要になってくるのです。複雑な民族感情を越えて協力していくためにも、国連軍または多国籍軍という枠組みを活用することが重要になるわけです。

日本の核武装

政治家の中には、北朝鮮の核実験に対抗して、日本も核武装の議論をすべきだという人がいます。

・重要なのは、ただ核兵器の議論をすることではなく、関連するすべての政治・軍事問題を広く、かつ、もれなく検討し、核を持った場合、あるいは持たない場合の外交の在り方や在来兵器による防衛力整備の在り方を議論することなのです。

 

政治的にいえば、核武装論の裏側には、「中国の軍備増強への対応」や「アメリカに対する日本の自主性確立」という問題が潜んでいます

・一連のシナリオを想定し、それぞれについてシュミュレーションし、備えておく必要があります。

戦車の再評価

・日本でも、このテロ・ゲリラ対策のため歩兵を増やす必要があるのですが、人件費が高く隊員募集に苦しむ陸上自衛隊の兵員数を増やすことは困難だといわれています。だとすれば、各地方に防災・消防を兼ね情報・警備を担当するかつての「消防団」のような「郷土防衛隊」が必要となりますが、これを組織するのは防衛省自衛隊の仕事ではなく、総務省と各自治体の役割でしょう。

 ともあれ、防衛省自衛隊としては歩兵の戦いを少しでも効率的にするための砲兵・戦車の数を確保する必要があろうかと思われます。

・現在、日本へのテロ・ゲリラ攻撃はありません。しかし、仮に朝鮮半島で動乱が起きた場合、日本全国でテロ・ゲリラ攻撃が多発する恐れは十分に考えられます。

その破壊が直接国民生活を脅かす無数の脆弱施設が全国に存在

・難民を担当するのは入国管理局でしょうが、何万、何十万になるかもしれない難民を日本はどう受け入れるつもりなのでしょうか。まさか、戦時の朝鮮半島に送り返すわけにはいかないでしょう。この人々への対応が悪ければ、混乱も起きるでしょう。収容施設、給食など生活環境の支援、さらには治安維持のために警察、自衛隊は何ができるのか。そうした有事への準備が既にできているとは寡聞にして聞きません。

さらにいえば、こうした事態は全国で分散同時発生するので、とても現在の陸上自衛隊の歩兵では数が足りません。実は、そのわずかな歩兵を支援する兵器として戦車ほど有効な兵器はないのです。

軍事というパラドックス

・さて、軍事とは人間社会固有の概念です。したがって、軍事について考える際には、私たち人間の本質をまずは押さえておかなければなりません。すなわち、「闘争本能」と「闘争回避本能」という人間固有の矛盾した特性です。

一部の例外を除き、人は誰しも死にたくない、殺したくないと思っているはずです。にも関わらず、有史以来人間は日々、せっせと殺し合いをしてきたという現実があります。

 19世紀ロシアの文豪トルストイの代表作に『戦争と平和』という大長編小説がありますが、人類の歴史はまさしく戦争と平和の繰り返しだったといえましょう。どうした天の配剤か、人間はほとんど本能のように闘争を繰り返す一方で、争いを回避し平和な生活を維持するための方法を模索してもきました。

 人は一般に他者からの支配、干渉を好まず、誰しも独立(自立)して自由に生きたいと考えているはずですが、自由とは欲望(利害)と切り離せない概念でもあります。

 そして、そうした人間同士が集まり集団(社会)を形成すると必ず争いが起こり、往々にして生命のやりとりにまで至ることになります。それは、民族や国家といった特定の集団内でもそうだし、集団と集団の間においてもしかりです。

 ただ、人間は他の動物と峻別される高度な知恵を有しています。そして、その地位を使い、自分たちが構成する社会の中に法律、ルール、道徳などによって一定の秩序を設計し、争いを回避する工夫をしてきました。

・要するに、21世紀の現在においても、「世界の秩序」と「個々の国家の自由・独立」の関係は、「国家」と「個人」の関係よりはるかに未成熟であり、極めて不安定な状態にあるという他ありません。

 軍事について考えるとき、私たちは好むと好まざるとに関わらず、こうした世界に生きているということを認識することから始めるべきでしょう。

・ところで、国内の秩序を維持するための「力」を付与されている組織は一般に警察ですが、国際秩序を維持するための「力」とは100年前までほぼ軍事力のことでした。

 現代世界では、経済力、文化力、あるいはそれらを含めた「渉外機能としての外交力」の比重が高まり、脚光も浴びています。しかし、だからといって軍事力の重要性が低下したわけではありません。

 軍事の在り方は戦前と戦後では異なるし、戦後も米ソ冷戦時代とソ連崩壊後、アメリカにおける911同時多発テロ後ではかなり変化しています。ある意味で、世界秩序における軍事の重要度は、以前よりもむしろ高まっているといえます。

「世界中から軍事力を排除すれば平和になるのだ」という単純な論理

・ひとつ、例をあげてみましょう。つい20年ほど前、ルワンダで10万人以上の人々が鉈や棍棒で殺戮されるという悲惨な民族紛争が起きました。私たちは、この事実をどう理解すればよいのでしょうか。

・現実には軍事力こそ戦争の抑止に大きな役割を果たしているというのが私たち人間の世界の実相です。

・周知の通り、20世紀は「戦争の世紀」といわれています。世界の人口が25億~30億人であった20世紀前半、2度の世界大戦における死者数は5000万人~6000万人にのぼりました。一方、20世紀後半の戦争、すなわち朝鮮戦争、ベトナム戦争をはじめとする「代理・限定・局地戦」と呼ばれる戦争での死者数は3000万人以下とされています。また、その間に世界の人口が60億~70億人に増加したことを考え合わせると、20世紀の前半より後半の方が、はるかに平和になった、ともいえます。

・米ソ2極時代、互いが消滅するような核戦争を起こすことは、現実には不可能でした。また、核兵器を保有しない国同士による戦争が世界戦争に発展しないよう、米ソ2大軍事大国が、通常兵器の威力をもって抑え込んだことも一定の抑止となりました。

 まことに皮肉なことながら、大量破壊兵器である核兵器の存在が20世紀後半の世界に相対的平和をもたらした要因であることは事実なのです。

いずれにせよ、歴史が教える通り、最も危険なことは無知であることなのです

・その間、日本政府が宣言した非核三原則にも関わらず、核兵器が持ち込まれていたことも、アメリカの外交文書が公開されたことから明らかになっています。

以上のような事実から導かれるのは「憲法第9条により軍隊を保有しなかったために日本は平和を享受できた」という説がフィクションだということです。

・以上述べてきたことからわかるように、人間の世界において軍事とは平和と不即不離の壮大なパラドックスということができるのではないでしょうか。

軍隊とは、武力の行使と準備により、任務を達成する国家の組織である

・現実に武力を行使するかどうかではなく、悲惨な歴史的教訓がその背景にあるわけです。現実に武力を行使するかどうかではなく、武力を行使する準備があると相手に理解させることが大切だと考えているのです。

安全保障を成立させる4つの方法

・脅威に対して価値を守る手段として次にあげるような4つの方法があるように思えます。

失って困るような価値は最初から持たない

脅威(敵)をなくす。または敵の力、意志を弱める

被害を被っても、その被害を最小限に食い止め、回復するための準備をしておく

脅威(敵)をつくらない。あるいは敵を味方にする

・以上、4つの手段を紹介しましたが、これらを見ても、安全保障の設計には外交と軍事両面が重要だとおわかりいただけるはずです。軍事なくして安全保障は成立しませんし、軍事だけでも安全は確保できません。安全保障においては、軍事と外交が両輪となって機能していくということをここでは理解してください。

<情報>

なぜいま「情報」なのか

大東亜戦争時の帝国陸海軍は「情報」を軽視しそれ故に敗れた、ということがよくいわれます。私もその意見に同意します。確かに、作戦畑しか経験しなかった元帝国陸軍将校の一部に、自衛隊員になってからも「あの情報屋たちの書く情報見積もりなど、30分もあれば俺がひとりで書いてみせる」と言う勇ましい人がいたことは事実です。ですが、このような情報軽視の根本的原因は、このような作戦将校たちにあったのではなく、情報将校をも含む陸海軍全体に、さらにはその背景をなす日本国民全体の中にこそあった、と知らなければなりません。

・民主主義世界ではすべての情報を互いに公開すべきだという意見がありますが、「闘いの世界」では秘密保全は極めて重要なことです。それは民主主義世界においても皆さんの個人情報が保全される必要があるということと実は同義なのです。

 正しく説得力のある情報は、作戦担当者の決断を促し、時にはその決断を強要するものでなければなりません。情報は学問の世界における「知識ならぬ知(智)」です。日本では「水と情報は無料」だという誤解がありますが、これらは本来極めて価値ある(高価な)ものであると認識する必要があります。自衛隊が、そして国中が情報の価値を認識した時、情報軽視(蔑視)という悪弊は消え去り、国民もより強靭になることでしょう。

機械的情報と人間情報

・そして、最も上質の人間情報とは、相手の意図を戦わずして我が意図に同化させることなのです。その意味では今、政治的にも「首脳外交」が、そして軍事的には「防衛交流」が、ますます重要になってきているといえるでしょう。

<「三戦」時代の情報>

・既に述べたことですが、中国は「今や三戦(心理戦、広報宣伝戦、法律戦)の時代である」と自ら宣言してその「戦い」を推進しています。彼らは、その三戦の背景を為すものとして軍事力を極めて有効に使用します。

 我が国の安全保障分野に従事する者は、その中国の三戦の背景にある軍事力がどのようなものであるかを見抜く情報能力を持たなければなりません。

・逆に、自衛隊の軍事力が日本の三戦の背景の一部としてどれだけ効果的なものであるか、それを増強するにはどうすべきか、について国家安全保障局、外務省、財務省に進言しなければなりません。

 すなわち、現代の軍事情報そのものが三戦(心理戦、広報宣伝戦、法律戦)を含んだ戦略分野に移行しつつあるということなのです。

<作戦>

<戦略と戦術>

軍事における作戦は、将校(幹部自衛官)の本業(主特技)だといわれています。しかし、情報を軽視した作戦はあり得ないし、後述する教育・訓練や兵站を無視した作戦もあり得ません

・アメリカの存在感の相対的低下、中国の経済力・軍事力の爆発的拡大と覇権的野望、北朝鮮の核保有、韓国の国家レベルでの反日キャンペーン。冷戦後、ほぼ同時期に起こったこうした変化は、当然のことながら日本の安全保障に大きな影響を及ぼさざるを得ません。

 加えて、戦後長らく続いた日本の経済中心戦略は綻びを顕にします。バブル崩はじめとする壊を経て、肝心の経済力の凋落は覆うべくもありません。経済紙誌をはじめとするメディアが日本の状況を「第二の敗戦」と表現してから久しく時が流れました。

いずれにせよ、戦略とは自衛官(軍人)の問題ではなく、政治家、そしてその政治家を選ぶ国民1人ひとりの問題であるということをここでは指摘しておきます。

<戦術における基本原則>

・「専守防衛」という言葉は、かつての自衛隊では「戦略守勢」といっていたのですが、1970年頃に中曽根防衛庁長官がつくった『日本の防衛』において「専守防衛」に換えられました。もっとも、この「専守防衛」という言葉をはじめに発明した人は中曽根長官ではなく、意外にも航空自衛隊幹部(一空佐)であったという話です。

 国策を変えるということは戦略を変えるということなので、現職自衛官からは言い出しにくい問題です。しかし、私ども自衛官OBは、「攻撃は一切しない」と誤解されやすく、自衛官という専門家の手足を必要以上に縛りかねないこの「専守防衛」を「専守守勢」という本来の言葉に戻してほしい、と考えています。


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by karasusan | 2018-02-28 18:12 | 森羅万象 | Comments(0)

『「ピラミッド」の謎』  失われたメシアの神殿

フリーメーソンのカッバーラで読み解く未知なる第三玄室の正体と大嘗祭の秘密

飛鳥昭雄・三神たける  学研  2010/1

絶対神ヤハウェと出雲族

古代エジプトからイスラエル人を導いた絶対神ヤハウェは、しばしば雲として姿を現した。昼は雲の柱、夜は日の柱となって道標になった、と『旧約聖書』にはある。モーセが十戒を授かったシナイ山でも、神が臨在する山頂は雲で覆われ、雷鳴が響きわたった。雷雲は神の顕現の証であり、それは十戒石板を収めた契約の聖櫃アークでも同様だ。契約の聖櫃アークに神が宿ると、移動式の神殿である幕屋の上に雷雲が現れた。

 これらの情景をすべて表現したのが、実は神社なのである。日本人は見慣れているせいで、まったく意識していないのだが、神社の拝殿は臨在の幕屋を象徴しているのだ。

 まず、幕屋の名にあるように、神社は祭礼のとき、社殿を幕で覆う。神の臨在のしるしとなる上空の雷雲は、巨大な注連縄である。大根締めとも表現される太く大きな注連縄は、雷雲を表現しているのだ。その証拠に注連縄の間からは雷の稲妻を示す白い紙垂、雨を示す縄が垂れ下がっている。

 祈願するときにお賽銭を入れる箱は契約の聖櫃アークの象徴であり、その上にある鈴は雷鳴となる音を出し、それを鳴らすための綱は、まさにイスラエル人を導いた雲柱にほかならない。

 このように、神社における雲は、みな絶対神ヤハウェの象徴なのである。このことを示す名が「出雲」である。天津神を奉じ、天照大神の子孫と称する天孫族に対して、国津神を奉じる出雲族はスサノオ命の子孫を称す。天照大神が太陽神であるのに対して、スサノオ命は嵐を呼ぶ荒神である。それゆえ、太陽の輝きを隠す雲は、天孫族に対抗する出雲族のシンボルと見なされてきた。

天照大神はイエス・キリストのことである。天照大神を天照大神たらしめる天岩戸開き神話は、イエス・キリストの死と復活の場面を描いた物語にほかならない天岩屋にお隠れになった天照大神とは、死んで横穴式墳墓に葬られたイエス・キリストであり、常世の長鳴き鶏はペトロの鶏、裸踊りをした天鈿女命(あめのうずめのみこと)は娼婦とされたマグダラのマリアを示す。天岩戸から出てくる際、八咫鏡に写った天照大神の姿は、性的に鏡像反転した男神を暗示し、かつ、その八咫鏡を吊るした真賢木は、イエス・キリストが磔になった十字架を示しているのだ。

 これはイエス・キリストを信じるユダヤ人原始キリスト教徒である秦氏が渡来し、ユダヤ教起源の神道をフォーマットしていく過程で、かってパレスチナでも同様なことがあったように、保守的なユダヤ教徒たちが反抗。やがて、雲をヤハウェ顕現のシンボルとする出雲族と呼ばれていったのである。

 いずれにせよ、神社の構造は出雲族の影響を強く受けている。神殿構造を分析するに当たって、出雲というキーワードは意外なことに、かの大ピラミッドの謎も解き明かすことができるのだ。

<上古出雲大社と第三玄室>

しかし、八雲をヤー雲、すなわちヤハウェの雲と考えれば、ヤハウェの神殿である大ピラミッドに関する謎かけであると想像してみたくなるというのも、頂上部にある第三玄室と第三重力拡散の間の高さは約288メートル。そう、ちょうど、96丈なのである。

 しかも、第三玄室には、そこにいたる大回廊が存在しない。この世ではなく、あの世の神殿だとすれば、対応する上古出雲大社が実在しない理由も納得がいく。

・第一玄室を今日の出雲大社であるとすれば、古代出雲大社と上古出雲大社は、それぞれこうなる。

出雲大社:第一玄室御子:ヤハウェ=イエス・キリスト

古代出雲大社:第二玄室:聖霊:コクマー=ルーハ

上古出雲大社:第三玄室:御父:エル・エルヨーン=エロヒム

 ご覧のように、上古出雲大社は第三玄室、すなわち御父エロヒムの神殿とみなすことができる。『旧約聖書』と『新約聖書』を通じて、御父エロヒムは直接、人間と接することがない。カトリックやプロテスタントは御父をヤハウェと見なしているために、この重要なポイントがわからなくなっているが、カッバーラにおいては一目瞭然。第三玄室にいたる大回廊が存在しないのも、上古出雲大社が実在しないのも、それは御父エロヒムの神殿であるからにほかならないのである。

大ピラミッドで行われた儀式と大嘗祭

・古代エジプト人が日本人と似た思想をもっていることを指摘する吉村教授であるが、もうひとつ、三大ピラミッドを含めたギザ大地の遺跡が、伊勢神宮に似ているというコメントをしている。三大ピラミッドが定説でいうようなファラオの墓ではなく、死後の世界を再現した壮大な神殿であると主張する吉村教授は、内宮と外宮、別宮や摂社などを併せて125社から成る伊勢神宮の神域に、同じ神々の世界を見たのかもしれない。

・この疑問については吉村教授は、こう考える。古代エジプトでは、ファラオが死ぬと鳥のような姿をした魂カーは天空に飛翔して、オリオン座のダウトという領域にいたり、やがて神になると信じられていた。大ピラミッドは、そのための巨大な装置である。ファラオの魂が天に昇る際、玄室や大回廊、女王の間で儀式が行われた。しかも、それは東西ふたつ、両方の神殿で行われたに違いない、と。

地底王国シャンバラ

・ヒトラーが夢見たシャンバラとは、いったい何なのか。ひとことでいえば、それは理想郷である。かつて人類がなしえなかった楽園の名前である。そこに住む人々は、だれもがこの世の真理を悟り、高度なモラルのもと、争いのない社会を実現しているという。

 ただし、シャンバラは地上世界にはない。一般の人間の目から隠された聖なる場所、すなわち神々が住むヒマラヤの地下に存在し、その入り口は、はるかなる北の果てにあるといわれる。

・だが、しかし。こうした見解に対して、チベット密教の最高権威、ダライ・ラマ14世はシャンバラが実在すると断言する。たんなる象徴を超えて、リアルな世界として存在するというのだ。ここに密教の恐ろしさがある。

チベット密教とカッバーラ

・最終経典にシャンバラが説かれているように、シャンバラの存在を最初に説いたのは仏教の開祖、釈迦なのだ。釈迦は自ら、北の果てにシャンバラへの入り口があると説いた。なぜ釈迦はシャンバラの存在を知っていたのか。

釈迦はセムメーソンだった!

・神秘思想における樹木は、いうまでもなく「生命の樹」であり、カッバーラの奥義を示す象徴である。説いた教えがカッバーラの叡智と通底することを考えれば、釈迦がカッバーリストであり、預言者であったことは間違いない。神を信じ、神とまみえ、そして神の言葉を授かったフリーメーソンだったはずである。

 注意してほしいのは、ヤフェトメーソンではなく、セムメーソンだという点である。バラモン教はアーリア人の宗教であり、それを担ったのはヤフェトメーソンだが、釈迦はセムメーソンだった。

・モンゴロイドはアーリア系ではない。有色アジア系であり、ユダヤ人やアラブ人、そしてトルコ人と同じセム系なのである。したがって、釈迦がカッバーリストならば、民族的にセムメーソンだったと考えられるのだ。

 しかも、それだけではない、釈迦はシャンバラの住民と同じ血を引いていた可能性がある。鍵となるのは、釈迦族=サカ族を生みだしたスキタイにある。

失われたイスラエル10士族はどこへ消えた?

・ソロモンの死後、王国は分裂。紀元前925年、イスラエル10支族から成る北朝イスラエル王国が独立すると、残る2支族は南朝ユダ王国の樹立を宣言した。このうち、南朝ユダ王国の末裔が今日のユダヤ人である。

 問題は北朝である。北朝イスラエル王国は紀元前722年、メソポタミア地方に勢力を拡大してきたアッシリア帝国によって、あっけなく滅亡。国民は捕囚され、遠くユーフラテス河流域へ強制的に移住させられてしまう。それから約200年ほど、イスラエル10支族はメソポタミア地方に住んでいたのだが、先述したように、いつの間にか集団で姿を消してしまうのだ。

・さて、ここで思いだしてほしいのが釈迦族である。サカ族はスキタイ系騎馬民族の流れを汲みながらも、本流ではなかった。マガダ国の釈迦族はモンゴロイド、すなわちセム系だったことを考えると、何か見えてこないだろうか。

 そう、釈迦は失われたイスラエル10支族だったのだ。ガウタマ・シッダールタのガウタマが優れた牛を意味するように、釈迦は10支族のうち、雄牛のシンボルをもつガド族のイスラエル人だったのである。

 最終仏教であるチベット密教を奉じるチベット民族も、しかり。チベット人は、東に広がった失われたイスラエル10支族である。チベット系民族のチャン族やカレン族が、失われたイスラエル10支族であることは、今日、イスラエル共和国の情報機関「アミンシャーブ」の調査によって判明しているのだ。

失われたイスラエル10支族の本隊がいる場所

・スキタイによって連れ去られたイスラエル10支族とは別に、自主的に北へ向かった人々がいる。彼らこそ、実は失われたイスラエル10支族の本隊である。『旧約聖書』の外典には、こんな記述がある。

「彼らは、多くの異邦の民を離れて、人がまだ誰住んだことがないほかの地方に行こうと決心した。彼らはそれまで住んでいた地方では守ることのできなかった掟を、そこで守りたかったのである。彼らはユーフラテス川の狭い支流を通って入って行った。その時、いと高き方は彼らにしるしを行い、彼らが渡るまで、川のせきを止められた。その地方を通りすぎる道のりは長く、1年半に及んだ。その地方はアルザルと呼ばれている」(エズラ紀(ラテン語))第134145説)

・失われた10支族は、ユーフラテス河を遡行した。方角でいえば北である。北に向かって1年半、歩いた。真っ直ぐ行けば、行き着くのは北極である。極寒の北極圏にいたって、彼らは約束の地「アルザル」を見出した。そこで失われたイスラエル10支族は、神の教えを守り、大いに繁栄しているという。これに対応するかのように、『旧約聖書』には失われたイスラエル10支族に関する、こんな預言がある。

「見よ、わたしは彼らを北の国から連れ戻し地の果てから呼び集める」(「エレミヤ書」第308節)

何か変だと思わないだろうか。アルザルの記述は、まるでシャンバラのようである。理想郷であるといい、地上のどこにもない点といい、入り口は北の果てであるという話まで、シャンバラそっくり。いや、文字通りシャンバラなのだ。はっきり断言しよう。アルザルとは、まさにシャンバラのことなのだ。

 失われたイスラエル10支族の本隊は現在、シャンバラに住んでいる。同じ失われたイスラエル10支族の血を引く釈迦は、その事実を知っていた。北の果てに楽園への入り口があり、失われたイスラエル10支族は、そこからシャンバラに入った。釈迦はすべてを見通していたからこそ、弟子に語り、その言葉は最終経典として残された。

地球内天体アルザル

・シャンバラは神秘主義者によって、しばしば地球空洞論と結びつけられてきた。地球の内部は伽藍堂のようになっており、内側には地上と同じような環境が広がっており、そこには人が住んでいる。彼らは理想社会を実現しており、ときどき地上に現れて人類を教化、指導しているという。

・では、シャンバラはどういう形で存在するのか。これを現行科学で理解するには少しむずかしい。まだ一般に認められていない現象を前提とするからだ。その未知なる現象とはプラズマ・トンネルである。

 プラズマとは気体、液体、固体に続く物質第4の状態で、原子を構成する電子と原子核がバラバラになった高エネルギー状態を意味する。プラズマの研究は現在、核融合をはじめさまざまな分野で進められているが、まだまだわからないことが多い。ちょっとした条件変化によって、プラズマが消滅したり、生物のような振舞いをしたりする。

秘密組織フリーメーソン

・詳細は既刊に譲るが、結果として、人類はノアの大洪水を生き延びることができた。箱舟がアララト山に漂着し、そこから出てきた4人の男、すなわちノアと3つ子の兄弟ヤフェト、セム、ハムは、ともに神聖なる預言の鍵を手にしていた。いわば預言者である。

 預言者の組織を「フリーメーソン」という。今日、世に知られる秘密結社としてのフリーメーソンは近代フリーメーソンである。1717年にイギリスで結成されたグランドロッジから派生した組織である。もっとも、アングラの偽フリーメーソンも多々ある。最近ではマフィアのフリーメーソンもあり、儀式や秘密の文言を共有し、それだけ見て判断する限り、承認されたフリーメーソンと見分けがつかない組織も多くある。

・だが、そうした近代フリーメーソンとは別に、本物のフリーメーソンがある。近代フリーメーソンが成立する以前にもフリーメーソンは存在したが、それとも違う。預言者の秘密組織としてのフリーメーソンが、実はこの地球上に存在する。主に密議宗教の祭司の組織という形で継承されており、それをたどっていくと必ずノアに行き着く。

 もちろん、ノアの先もあり、エノクを経て最後はアダムに遡る。人類最古のフリーメーソンとは、「アダムメーソン」である。エノクもまたアダムメーソンだ。

 ノアに至った段階で、アダムメーソンに大きな変革が起こる。「生命の樹」の象徴に応じて、預言者の奥義が3つの流れに分かれた。すなわち、ノアの3人の息子が独自のフリーメーソンを形成したのである。

・ヤフェトからは主に白人、アーリア系民族、コーカソイドが、セムからは主に黄色人種とユダヤ、アラブ系、モンゴロイドが。ハムからは主に黒人が派生していく。とくに、セムメーソンはカッバーラの重要な鍵を継承した。

 そして、セムの子孫からはアブラハムが生まれ、ヘブライ人が誕生した。セムメーソンは「ヘブルメーソン」となって、『旧約聖書』の預言者を輩出することとなり、『新約聖書』の時代にあってはバプテスマのヨハネはもちろん、イエス・キリストや12使徒らがカッバーラを継承し、今日に至っている。

古代エジプトのカッバーラと三大ピラミッド

・冥界の王オシリスは、姿を現さない至高の神エル・エルヨーンであり、慈悲の母神イシスは救世主、イエス・キリストを示し、隼の頭をもつホルスは、鳩という鳥の象徴で示される精霊ハールとなる。これを念頭に三大ピラミッドの神殿を対応させる、こうなる。

第一ピラミッド:慈悲の柱:御子:ヤハウェ=イエス・キリスト:イシス

第二ピラミッド:均衡の柱:御父:エル・エルヨーン=エロヒム:オシリス

第三ピラミッド:峻厳の柱:聖霊:コクマー=ルーハ:ホルス

おわかりのように、大ピラミッドはイシスの神殿となる。実際、大ピラミッドには「イシス神殿」が付随している。これは大ピラミッドそのものがイシスの神殿であるという認識が、古代エジプト人口にあった証拠なのだ。

『シュメールの天皇家』 陰陽歴史論より

 鷲見紹陽 明窓出版    2010/1

高天原はスバルである

太古、神人はスバル、北極星、オリオンからやってきた

・本書の「陰陽歴史論」とは、高天原の昴(スバル)系の氏族とアースガルトやアガルタの地底系氏族という“陰と陽”の二系統の血脈の関わり、抗争の中で歴史は動いてきたのであり、それが歴史の真相であったことからつけたものである。

・さらにこの“陰陽”の二系列は地底信仰の氏族のシャンバラ(セム)系とアガルタ(ハム、ヤペテ)系の二つにも見られ、後者はさらに親高天原と反高天原に分かれた。

スバル、北極星、オリオンの三位一体

・これまでわが国の天皇家の天之御中主神(あめのみなかぬし)やキリスト教の“天の父なる神”がスバル(プレアデス)信仰にあたり、セム系氏族が北極星、北斗七星信仰、ハム系氏族がオリオン、シリウス信仰であることを明らかにしてきた。

・なおヤペテ系氏族はスバルと同じ牡牛座のアルデバラン(ヒアデス星団の赤星)信仰と考えられる。

・この地底世界の実体は不明だが、一部にはプラズマ亜空間説が出されている。空間が歪曲して異空間へとつながっているという説明もあり地底世界というより、別次元の世界と考えられる。

・厳密にはアガルタとシャンバラを区別しなければならないようである。つまり、ヤペテ系やハム系の神域がアガルタで、シャンバラは、セム系の神域ということである。

・藤原氏の北極星、北斗七星信仰はシャンバラ信仰、物部氏のオリオン信仰はアガルタ信仰となる。

・このヤペテ、ハム対セムの対立は天界で天の父なる神に反抗した堕天使に対してヤハウェ(またはミカエル)が天使の三分の二を率いて天の父なる神の側につき、堕天使とそれに従った三分の一の天使を地底世界に落とした事に遡る。セム系対ハム系、ヤペテ系の対立で、後者がヤハウェ側と天使側の半分ずつに分かれたことで、三分の二対三分の一となる。

セム系民族はエンキの北極星、北斗七星信仰、ハム系民族はエンリルのオリオン信仰であった。

・我が国の神社の大半がスサノオやニギハヤヒ、つまりバールやミトラを祭祀し、その系列神を祭神とした物部氏の神社で、オリオン信仰であり、ハム系の神々を祀ったものであった。

・イザナギの黄泉の国訪問譚はギリシア神話のオルペウスの話がモデルで、途中で約束を破って振り返って見たため永久に妻を失ったエピソードなど同一のものである。なお、イザナミのいた黄泉の国は地底世界でアガルタ(シャンバラ)である。

・大伴氏と物部氏は天皇家をはさんで、セム系とハム系の陰陽の関係にあり、東日本を大伴氏、西日本を物部氏が支配したが、本来は対立関係にあった。

ハムもセムもノアの子としてアースガルト、アガルタ、シャンバラという地底に起源をもつが、北欧神話などを読むとセム系とハム系の住む領域も異なり(シャンバラはセム系の世界)、元々は対立していたのが、セム系がハム系に服属して和解したことになっている。

・シャンバラとアースガルト(アガルタ)は対立関係にあった。セム系は北極星、北斗七星信仰で、ハム系はオリオン、シリウス信仰で別系統のものが系図で兄弟とされている。

・セム系は“文”の性格が強く、ハム系、ヤペテ系は“武”の血脈である。ハム系の中でもカナン人は、ノアによって呪われ、“カナンの呪い”という言葉が残っているが、聖書の中でもキリストが忌々しきものマムシの末裔として避難している。

・この我が国におけるセム系とハム系、高御産巣日神系(たかみむすび)と神高巣日神系(かみむすび)が、天皇家を間において対立・抗争してきたのが日本の歴史で、しかもそれは国民の一割前後の民族の抗争であったとするのが本書である。

天孫降臨の地は飛騨である

・スワティカ(卍)は、もともと宇宙エネルギー発動の神聖な表現である。

北欧神話のアースガルトがインド神話のアガルタという地底世界への信仰を有するトゥーレ協会という一種の秘密結社で、ヒトラー自身が、その地底世界を求め探検隊をチベットに送ったり、そこで知りえたものと思われる。

・ナチスとアガルタの結びつきについては多くの人が論じている。有名なスウィフトの『ガリバー旅行記』もケルトによる地下世界探検譚を集めて書かれたものである。

『失われた徐福のユダヤ人「物部氏」の謎』

三神たける 飛鳥昭雄  学研   2011/5/11

インディアンは失われたイスラエル10支族だった

・もし仮にユト・アステカ語のルーツが古代ヘブライ語にあるとすれば、当然ながら、インディアンやインディオたちのルーツがヘブライ人、すなわち、古代イスラエル人であった可能性が出てくる。よく誤解されるが、ユダヤ人を含めイスラエル人はもともと民族的に白人ではない。セム系の民族である。アラブ人を含め、アジアのモンゴロイドと同じ人種なのである。

・イスラエルの全大学の監督官であり、教育文化省の長官であったアビグドール・シャハンによると、南北アメリカ大陸に失われたイスラエル10支族がやってきていたことはほぼ間違いなく、アステカやマヤなどのピラミッド型神殿は、もともと古代イスラエルの神殿とまったく同じものであると主張する。

縄文・弥生人はイスラエル人だった

・南北アメリカ大陸のインディアンやインディオは古代イスラエル人の血を引く。だとすれば、だ。当然ながら、同じ環太平洋文化圏に属し、遺伝子的に同じ人種であるアイヌや琉球民族もまた、古代イスラエル人の末裔である。縄文人と弥生人はその文化からは想像もつかないが、実は契約の民だったのである。

 イスラエル人がいるとことには、必ず預言者がいる。霊能者や巫女、シャーマンと呼ばれる人々のなかには、絶対神ヤハウェの言葉を預かる者がいるのだ。縄文文化圏と弥生文化圏と、ふたつに分かれてはいるものの、そこには預言者がいたはずだ。

・縄文文化を今に受け継ぐアイヌの奥の院には、女性のシャーマンだけから成る秘密組織がある。同様に、弥生文化を継承する沖縄の琉球民族にはユタやノロ、そしてカミンチュがおり、かつて聞得大君という女性の祭祀王がいた。おそらく邪馬台国の卑弥呼もまたそうしたシャーマンであり、預言者だったに違いない。

ユダヤ人徐福の渡来と籠神社

・日本列島が縄文文化と弥生文化を育んでいた紀元前3世紀、中国大陸から渡来人がやって来る、なかでも大量の民を引き連れてやってきたのがほかでもない、ユダヤ人徐福である。徐福は、同じくユダヤ人の血を引く童男童女と技術者を率いて日本列島へと集団渡来してきた彼らはアケメネス朝ペルシアから東漸し、秦帝国へとやってきた亡命ユダヤ人たちの子孫である。

卑弥呼はユダヤ人預言者だった

・籠神社が所蔵する国宝「海部氏勘注系図」には天火明命の子、天香語山命を初代として、第8代目の丹波国造に日本得魂命なる人がおり、その娘の名が「日女命」と記されている。日女命はヒメ命、もしくはヒルメ命と読むことができるように、太陽神に仕える巫女を意味する。これは太陽神の巫女=日巫女、つまり卑弥呼のことなのである。

イエス・キリストの降臨

・皇室はもちろん、漢波羅秘密組織の八咫烏たちが秘かに伝える驚愕の事実。それは、イエス・キリストの出現である。実に驚くことだが、復活して天に昇っていったはずのイエス・キリストが4世紀の日本に降臨したのである。

<ふたつの鴨族>

 ユダヤ人原始キリスト教徒である秦氏はイスラエル12支族のなかでも主にユダ族とベニヤミン族から構成されているが、なかには祭司レビ人もいる。彼らレビ系秦氏の中核が賀茂氏である。神道祭祀を一手に握る賀茂氏は「鴨族」とも呼ばれ、全国の神社を支配している。なかでも、京都の下鴨神社と上賀茂神社の鴨族は事実上、神道の元締めといっても過言ではない。

大酒神社の祭神ダビデと物部氏

・物部神道がユダヤ教であるならば、先の「アブラハム、イサク、ヤコブの神」という表現を踏襲できるだろう。あえていうならば、「ダビデ、物部守屋の神」だ。この場合、物部守屋を崇拝する物部氏たちにはダビデの子孫が含まれていたことを示唆する。徐福に率いられて物部氏になった東ユダヤ人は、南朝ユダ王国の民であった。これはユダヤ人原始キリスト教徒であった秦氏も、まったく状況は同じである。

秦氏を名のった物部氏

・物部氏=海部氏は物部神道=ユダヤ教から秦神道=原始キリスト教に改宗することによって、ユダヤ人原始キリスト教徒=秦氏となった。もともと血統的にも同じ民族であった物部氏=海部氏と秦氏は、この時点で本質的な区別はなくなってしまった。

実は、これこそ徐福伝説につきまとう秦氏の影の正体なのだ。

お内裏様=スサノオ命はヤハウェ

・雛祭りにおけるお内裏様はスサノオ命を意味している。スサノオ命は出雲神であり、物部氏の神である。古代出雲王朝は投馬国の領地であり、それを支配した海部氏は物部氏と同族であると同時に、隣の石見には宇摩志麻治命を祀る物部神社もある。

籠(この)神社の極秘伝「多次元同時存在の法則」を持ちだすまでもなく、唯一神を祀る物部神道からすればスサノオ命は絶対神である。元初の神だ。物部氏=ユダヤ人ユダヤ教という観点からすればスサノオ命は絶対神ヤハウェにほかならない。

・スサノオ命は「素戔嗚尊」と表現されるように、荒ぶる神であるといっていいだろう。一方、『旧約聖書』における絶対神ヤハウェは、まさに荒ぶる神である。天変地異を引き起こす嵐の神だ。絶対神ヤハウェが龍神リヴァアサン(レビアタン)を退治するエピソードがあるが、これはスサノオ命のヤマタノオロチ退治そのものであるといっていいいだろう。

・また、スサノオ命は出雲神の代表格である。出雲とは雲が出ると書くが、雲を出すとも読める。実際、スサノオ命が詠んだ日本最古の和歌「八雲立つ出雲八重垣妻ごみに八重垣作るその八重垣を」に端的に示されるように、八雲や出雲など、雲そのものがスサノオ命の代名詞ともなっている。

・対する絶対神ヤハウェはイスラエル人の前に姿を現すときは、必ず、雲を伴った。大預言者モーセの前に現れたときも燃える紫、シナイ山のイスラエル人を導くときは雲の柱となり、さらに契約の聖櫃アークを収めた幕屋でも、顕現するときは必ず雲が部屋を覆い尽くした。いわば絶対神ヤハウェは雲を出す出雲神と表現できるのだ。

 ユダヤ人ユダヤ教徒であった物部氏は自らが奉じる絶対神ヤハウェを『旧約聖書』に記された故事にならって出雲神、なかでも荒ぶる神として位置づけられたスサノオ命と呼んだのである。

お雛様=天照大神はイエス・キリスト

一方、お雛様の天照大神はイエス・キリストを意味している。天照大神は太陽神であり、天孫族の神、すなわち天津神だ。国津神に対する天津神を祀るのは神武天皇=応神天皇、つまり秦氏である。ユダヤ人原始キリスト教徒であった秦氏が祀る天照大神は、いうまでもなくイエス・キリストにほかならない。

天照大神がイエス・キリストであることは記紀神話の中にしっかりと記されている天照大神を天照大神たらしめている「天岩戸開き神話」が、それだ。天照大神は弟であるスサノオ命の乱暴狼藉によって体を傷つけられたことがきっかけで天岩屋に籠もる。このとき『古事記』では天服織女、『日本書紀』では稚日女尊が死亡している。いずれも天照大神の分身とされることから、神話的に死んだのは天照大神自身であると解釈できる。事実「隠れる」という表現は天皇陛下をはじめ高貴な人が亡くなったときに使う表現である。

 かくて死んだ天照大神は天岩屋に籠ったのではなく、実際は横穴式墳墓に葬られたことになる。入り口には大きな岩が扉として置かれたという。

・さて、天照大神が天岩屋に籠もったことで天地が暗くなり、困りはてた神々は天岩戸の前に大きな榊を立て、そこに八咫鏡をかけた。天鈿女命は裸踊りをし、そばで常世の長鳴鶏が夜明けを告げる。

 あまりの騒々しさに、天岩屋に籠もっていた天照大神が不振に思って天岩戸を少しだけ開けたところへ、天鈿女命が八咫鏡を差しだし、そこに映った姿を指して別の尊い神がいると述べた。これに天照大神が驚いた隙に天手力雄神が天岩戸をこじ開けて引きずりだし、天児屋根命が注連縄を張って二度と入れないようにした。こうして再び世界に光が戻ったというのが天岩戸開き神話のストーリーだ。

これはカッバーラの手法で描かれたイエス・キリストの十字架刑と死、そして復活のことなのだ。八咫鏡に映った段階で、天照大神は鏡像反転して男神となり、それが榊にかけられていた。榊とは神の木であり、「生命の樹」のこと。原始キリスト教における最大の「生命の樹」は十字架にほかならない。十字架は木製であり、そこに磔になったイエス・キリストを表現したのが八咫鏡なのだ。天孫ニニギ命に託宣したように、八咫鏡は天照大神の分身であり、榊にかかった状態は、まさに十字架刑を象徴していたのだ。

さらに裸踊りをし、八咫鏡を差しだした天鈿女命は、娼婦とも呼ばれ、最初に復活したイエス・キリストに会ったマグダラのマリア。常世の長鳴鶏とは使徒ペトロがイエスを知らないと嘘を口にしたときに鳴いた鶏のこと。そして、天岩戸開きに関わった天手力雄神と天児屋根命は、イエス・キリストが復活したときに現れたふたりの天使を意味しているのである。

カッバーラにおいて、イエス・キリストは御子なる神であると同時に絶対神ヤハウェである。ヤハウェが受肉した姿がイエス・キリストなのだ。霊のみで肉体を持たない陰なる存在としての御子がヤハウェであり、肉体を持った陽なる存在としての御子がイエス・キリストなのである。

・雛祭りでは、お内裏様とお雛様の祝言が行われ、ふたりは結婚してひとつになる。男神と女神が結ばれてひとつになるとは、神話的に同一神であることを象徴する。スサノオ命と天照大神、すなわち、ヤハウェとイエス・キリストが同一神であることを示しているのである。


■■■ 私が思うこと、聞いたこと、考えること ■■■

・「フリーメーソン結社はこの大地が創出されるよりずっと前から、さまざまな太陽系をめぐって、存在していたのである」と語られています。

近代のフリーメイソンリーは知られていますが、超太古にもさまざまな太陽系をめぐって、高等知性体の組織があったといわれます。そしてUFOはフリーメーソンの創作といわれます。UFOは、人類の歴史が始まって以来、最も重要な現象だと指摘されています。

・現代のフリーメイソンリー組織は、世界的なよく知られた秘密結社であり、友愛組織、慈善団体としてしられ、「ユダヤの陰謀団体」とか、そのようなオカルト的な面は姿を消しているといわれます。私たち一般人(日本人)は、当然詳しくはありません。

・「スサノオ命は絶対神ヤハウェにほかならない」という奇説もあります。

「ゲルマン神話の神々は日本の神々だった。まず、主神・オーディンは「須佐之男神」だった」という説も、神々の普遍性を考えれば、理解するのには難しくはないと指摘されています。西洋神界はスサノオ神とその系統の神々が1万年ほど前に拓いた地域で、シュメール族は「スサノオ神系」だといわれます

天照大神はイエス・キリストのことである。天照大神を天照大神たらしめる天岩戸開き神話は、イエス・キリストの死と復活の場面と相似する」と語られています。「日本の歴史を振り返ると、言うことは簡単ですけれども、言っちゃいけないことのほうが多いんです」と述べられます。

「神々の総数は10億を超え、それぞれ位階に応じて宇宙の各所を支配している。神々は最高神「イ・アム」を頂点として7つの位階に分類される」といわれます。

欧米を支配しているといわれているフリーメイスン制度も「神の嫌悪」だそうです。フリーメイソンリーは「サタンの殿堂」という説も多く、「悪魔教」という説が一般的でした。しかしながら、超太古のフリーメイソンリー組織は、神が関係していたのかもしれません。神と悪魔の概念が混在しているようです。悪魔は神を真似ると言う話もありそのような背景があったのかもしれません。また「神は最初のフリーメーソンだ」そうです。

神々の総数は10億を超え、それぞれ位階に応じて宇宙の各所を支配していると述べられます。「神は古代宇宙飛行士、すなわち地球を管理するカストディアンの種族なのだろうか」という話もあるそうです。

「神々や天使が、ワンダラー(転生)やウォークイン(憑依)など、さまざまな形態で、昔から人間の姿を装い地上を徘徊している」と述べられます。「今でも彼らは、時空の別の次元の旅を続けている。「神の種族」あるいは「エルダー・レース」と呼ばれているといわれます。

「神々や進化した宇宙人(天使)は、背後霊や守護霊となり人間に憑依している」ので誰も分からないそうです。

・「フリーメイソンは、日本人が西欧キリスト教文明をみる場合の、盲点である」そうです。フリーメーソンの主神は「魔王、堕天使のルシファーである」とか「デミウルゴス」とかのいろいろな説もあるそうです

日本の知識人が欧米人を理解できないのはフリーメイソンを知らないからだ」そうです。

・金星の神々は地球に到着するやいなや、イニシエーションのためのフリーメーソン本部を設けた、といわれます。また「メイソン結社員でないと商売がうまくいかない」ともいわれています。

・フリーメーソンと金星人の繋がりが窺われます。フリーメーソンの主神はグノーシスのデミウルゴス(悪の創造主)であるという説もあるといわれます。「「ゼウス」や「アポロ」も、すべてが「ニムロド」=「アンチ・キリスト」の別の呼び名です。神様の中の王様であるゼウスは魔神の系列だ」といわれます。

「諜報機関を始めるために、フリーメイソンを研究することから始めた」と言われるくらい諜報機関と密接のようです。欧米のフリーメイソン組織も「世襲」を前提にしているといわれます。

「中国『秘密結社』が共産党政権を倒す日」(講談社)という本がありますが、中国は、昔から異人や神人、異星人の宝庫です。また、秘密結社も昔から多くあり、それらによる内乱が歴史を動かしてきました。

が、共産党政権は、そのようないわゆる非科学的な事を拒否してきたようなのです。昔から秘密結社が農民たちの内乱の要因となってきた歴史的な事実から、今後の動静が注目されているといわれます。

・フリーメーソン王国のアメリカが「共産党を非合法」としており、中国共産党は「共産党を否定する秘密結社を禁止している」ので、対立が表面化するそうです。「そう遠くない未来に中国はロシアのように、3分割か4分割される」という予測もあり、「地球の主神」(アセンディッド・マスターのクラスか?!)の影響力の行使が何らか関係があるのかもしれないそうです。ちなみにソ連がいくつもの国に分かれたのは「地球の主神」が関係していたという説があるそうです。

・「フリーメーソンの主神は魔王、堕天使のルシファーである」とか「デミウルゴス」とかのいろいろな説もあるそうですが、キリスト教会とは対立してきました。欧米の支配階層を統括するフリーメーソンもアセンディッド・マスター(地球の主神か?)が関係しているのかもしれません。

「中国の『天地会』の秘儀は、志願者の地下の世界(死の世界)を通り、『柳の都市』と呼ばれる神の聖なる都市(復活)へ至る魂の旅を象徴している」そうですが、『柳の都市』というのは神智学でいうエーテル界にある神々の都市のことでしょうか。また。アガルタ・ネットワークの「光の都市」でしょうか。シリウスの世界、『柳の都市』で神々や魔女達が何をしているのでしょうか。

中国のフリーメーソンの天地会(洪門結社)、は、4世紀ごろに阿弥陀信仰を広めるために仏教徒の中から生まれたものと言われますが、古来の秘儀を伴って現在まで1500年以上も生きながらえているそうです。その秘儀は、エジプトの「死者の書」やフリーメーソンの儀礼に奇妙にも類似しているそうです。地下の楽園を通り「柳の都市」と呼ばれる「神の聖なる都市」へ至る魂の旅を象徴していると言われております。「柳の都市」は、神智学で言う「エーテル界やアストラル界にある都市」かもしれません。

・「歴史のシナリオを描く連中」、「限界のない連中」とか様々な謎の陰謀集団があるそうですが、フィクション・ナンフィクションの境界もぼんやりとして、陰謀史観は、まともな学者達からはタブーとなっているそうです。「地球はシリウスの植民星であり、シリウス星人が世界中で奇蹟を演出している」ともいわれているようです。

ちなみに中国にもフリーメーソン組織に似たものが昔からあり、内乱の原因となっていたそうです。20世紀になると「天地会」は「三合会」という異名が一般的になり、香港社会への「三合会」の浸透は、英国人の作家マーティン・ブースによれば、「1970年時点で、香港警察のうちの実に3分の1の人間が黒社会の成員を兼ねている者か、または黒社会と何らかの繋がりを持つ関係者であるという証言が存在した」そうです。まさに世にも不思議な物語ですが、超常的なものの存在が窺われるそうです。

・地球サイズとか、地球規模の数倍とか、超巨大な宇宙船、UFOの報告が最近では増えてきているようです。「シャンバラは異次元に突入した都市規模の超大型宇宙船である」という説もあり、天から下りてくるといわれているニューエルサレムについても色々な説があるそうです。

・「飛鳥昭雄はある秘密組織の手引きによって、彼ら八咫烏、なかでも金鵄と接触することができた」そうですが興味深いものです。「裏天皇である金鵄が率いる漢波羅秘密組織、八咫烏はセムメーソンの秘密組織なのである」とは、奇妙な話のようです。

・「異人」や「神人」や「アデプト」のグループが、かつて地上を徘徊していたようですが、彼らのネットワークは現在もあるのかどうかマスコミも取り上げないので、私たち一般人には訳の分からない話のようです。異類との関わりは、古来から現代までタブーのようです。

・シャンバラに関する説も色々ありますが、エーテル界に突入した「都市型の超巨大宇宙母船」という説もあるそうです。目に見えない非常に細かい粒子の世界、エーテル界は、現代科学では解明できない世界ですが、昔から神智学などで語られているようです。そこに神々などの高等知性体が存在するようなのです。エーテル界にある神々の都市で、高等知性体は、何をしているのでしょうか。私達の現実の世界に神や堕天使が影響力を行使しているという説もあるそうです。

・米軍は、天国に自由に出入りし、人間への"憑依"や人間の"転生"を自由に操作するシリウス星人とコンタクトしているようなのです。イスラエルがシリウス星人と通商協定を結んだという話もあり、事態は相当進んでいるようなのです。日本に関係する神々も来ているという与太話もあるそうです。

・「スサノオ命は絶対神ヤハウェにほかならない」という奇説もあります。「天照大神はイエス・キリストのことである。天照大神を天照大神たらしめる天岩戸開き神話は、イエス・キリストの死と復活の場面を描いた物語にほかならない」という話も胡散臭い話です。しかし、天照大神クラスの異星人は、アプ星人のように、はるかに進化した宇宙人種族のようです。アプ星人は現代では南米にも飛来していると述べられます。金星人オーソンは、“真理”という意味、実は仏教では明星天子、キリスト教ではイエス・キリストであり、アダムスキー全集では“オーソン”といわれます。夢の中でアストラル・トリップしてクリスタル・シティでキリストに出会ったという欧米のチャネラーが多いそうです。「キリスト(アプ星人)の一族が地球を管理している」という奇説もあるそうです。キリストの出身星はアプ星だったそうですが、アプ星人は国際連合の設立に尽力したという話もあるようです。世界中に「自称イエス・キリスト」が数百人いるといわれます。キリストは新約聖書黙示録で輝く明けの明星(=金星人)であると述べ、またマタイによる福音書でも天雲(UFO)に乗って来るといわれます。青森県新郷村(しんごうむら)戸来(へらい)という村にキリストの墓があるというオカルト説が昔から言われております。キリストもアプ星人という宇宙人と理解すれば説明がつくといわれます。

・「あのバイオ・ロボットのグレイも壁を透き通るようにして部屋に侵入してくる」そうです。「テレポート(瞬間移動)は、人間にとり奇跡ですが、宇宙人にとっては、それほど難しくないテクノロジーだ」と指摘されています。進化した異星人は、容易に幽体離脱ができアストラル界で「幽体」や「霊体」でみえない世界で活動できると述べられます。幽霊現象や心霊現象も「宇宙人現象」と理解すればかなり分かるようです。「霊界ははるか遠いところにあるのではなく地上1メートルのところにある」といわれます。アストラル界下層にいる霊たちの多くは、地球上の種々の問題を引き起こす原因となります。彼らはテレパシーで地球上の人間と交信する」といわれます。人間の死後の世界、幽界や霊界、宇宙人のアストラル界やエーテル界も似ている世界ですが、私たち一般人は、当然詳しくはありません。「彼らは、シャンバラのアストラル界における天使団の代表者なのです」といわれます。「アストラル界はとても巨大です。ここに存在する全ての世界からおよそ600億人の人間タイプの生物が集まっている」といわれます。細かい粒子の世界のアストラル界も現代の科学では解明されていません。

世界の神々は、宇宙人種族として共通性があるといわれます。わが国の天皇家の天之御中主神(あめのみなかぬし)やキリスト教の“天の父なる神”がスバル(プレアデス)信仰にあたります。観音がプレアデス星人、菩薩がリラ星人、如来がシリウス星人に対応するのかもしれません。プレアデスに日本人の原郷があるともいわれます。プレアデスやオリオンには日本人が多く住んでいるといわれます。プレアデス星人は人類に6000年進化している種族ですが、人類に近く神でも天使のような宇宙人でもありません。プレアデス人は古代リラ星人の末裔といわれます。プレアデス星座には6時間で行けるといわれます。プレアデスは日本人の原郷でもあり、金髪碧眼のプレアデス人もいます。金髪碧眼のノルディックと金髪碧眼のアルデバラン星人がよく混同されるそうです。金星蛇人と火星霊人の対立・戦争もあったようです。「米国政府がリゲル人に騙されたことに気付いた後、プレアデス人が招聘されたが、過去ヒトラーの人類浄化政策を画策し仏教を堕落させた」といわれます。アシュターコマンドというのは金星の人で、イエス・キリストやお釈迦様で構成される12人のカウンシル(評議員)のうちのひとりといわれます。またここでいう金星というのは副金星、異次元の金星、アストラル界にある目に見えない金星のことのようです。金星の神々は地球に到着するやいなや、イニシエーションのためのフリーメーソン本部を設けた、といわれます。サナトクマラは、シャンバラと金星を行ったり来たりしているマスターで、彼は、百戦錬磨の戦士だといわれます。シャンバラは異次元に突入した都市型の超巨大宇宙母船なのかもしれません。この“陰陽”の二系列は地底信仰の氏族のシャンバラ(セム)系とアガルタ(ハム、ヤペテ)系の二つにも見られるといわれます。

・ナチスをはじめ歴史のおぞましい虐殺・戦争の歴史には、ハム系とかセム系とかの血流の対立・抗争が底流にあるという説もあるといわれます。堕天使ルシファーが天使団の3分の1を率いて神に反抗したという太古の物語は、現代では「天使と悪魔」、「キリスト教会とイルミナティ」の争いとかの流れになっているようです。

・フランス人のラエルというコンタクティで有名なサタンと呼ばれるリラ星人は「実験室で人間を創った」といわれ、一方、シリウス星人は「遺伝子操作か思念(?)で人間を創った」と指摘されています。「シリウスのテクノロジーは、アヌンナキによって地球にもたらされた」そうです。人類は45 万年前に地球にやってきたアヌンナキという異星人が、遺伝子操作によってつくった存在だといわれます

・また、シリウス星人は遺伝子操作で人間がぞっとする生物を作ったので、神に嫌われたそうです。「フランスの『美女と野獣』の話は、異類婚姻譚だ」そうです。「竜座人(ドラコ)が遥かに進化しており、このレプティリアン型生物の交雑種がイルミナティである。交配人種であるイルミナティが地球を支配している」と指摘されています。

以上の説は、オカルト的な奇説なのかもしれませんが、神々の世界は、世界的にも似ているところが多いといわれます。神々=異星人と考えれば、共通性があるのではないでしょうか。人間の死後の世界で出会うという天使たちも、世界的には共通のようです。パラレル・ワールドに住む宇宙人、天国に出入りし転生と憑依を自由に操るシリウス星人の植民星が地球だ」ともいわれますが、死後に誰でも天使的な異星人、シリウス星人に出会うようです。幽界は世界の各国で文化のレベルの違いがあるのかもしれませんが、パラレル・ユニバース(並行宇宙)だそうです。この世に似ているが、大きく違う世界のようです。やはり米国人の死後の世界、サマーランド(常夏の国)が一番すすんでいるようです。

・天使的な異星人、シリウス星人はポジティブ・グループとネガティブ・グループが存在して、大宇宙を一層、複雑にしているようです。「シリウス星人の地球支配があまりにも巧妙なので、しょっちゅう戦争が起こる」ともいわれますので、不思議な話です。善と悪の世界がそれぞれ衝突しているのでしょうか。「人類の歴史は、平和な時代よりも戦争の時代が長かった」といわれます。今も、中東情勢は、戦闘が激化して、虐殺が行われ多くの難民が生まれております。

・古代イスラエル人やユダヤ人と渡来人たちを結びつける説も奇説でしょうが、そのような繋がりも全て否定することはできないようです。

「お内裏様=スサノオ命はヤハウェ」説も荒唐無稽な奇説のようですが、日本神話からはスサノオ命の正体は分かりません。スサノオ命はオリオン星人かシリウス星人系列の神なのでしょうか。

・「平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔」ともいわれ、人類に5万年進化しているオリオン星人が昔から日本社会に浸透していたのかもしれません。神々の世界は目に見えない世界なので、預言者やチャネラーからの情報に頼る以外は方法がないようです。またスサノオ命は旧約聖書の「牛神」という説もあるようです。

・サナンダという金星のマスター(長老)に葉巻型の巨大宇宙母船で会見した日本人もいるそうです。アヌンナキとかサナンダといわれる金星のマスター(長老)が活動の中心ともいわれますかつてイエスであった存在は現在「サナンダ」と名乗っており、アシュタールとともに彼の宇宙船に住んでいるといわれます。イエス・キリストの転生した長老だそうです。高級神のイエス・キリストは非常に多くの異星人に同時に憑依できる能力があるそうです。これが「多次元同時存在の法則」というものでしょうか。

・「お雛様=天照大神はイエス・キリスト」という荒唐無稽な奇説もあります。が、イエス・キリストはアプ星人で非常に多くの転生をしているそうです。アプ星人は南米にも現れており、国際連合の設立に協力したそうです。「キリスト(アプ星人)の一族が地球を管理している」という奇説もあるそうです。

進化している宇宙人が、目に見えない大天使、天使、堕天使となって工作しているので、私たち一般人は、何も理解できません。

・目に見えない堕天使たちは、太古から売春とスパイと麻薬に関りがあったと語られています。堕天使が地球の女を狙って降りてくるといわれます。

堕天使の性的な能力は異常に高いともいわれます。人間に憑依したり物質化する堕天使の生態は分かりません。堕天使の目に見えない世界のことは、ほとんど誰も分からないといわれます。

「人は皆、記憶喪失の異星人だ」といわれますので、「人間化した宇宙人」や「宇宙人化した人間」のパーソナリティーが多いそうです。

「あの世」の動きが時間を経て「この世」に起こってくるともいわれます。「あの世」も私たち一般人には、訳の分からない奇説だそうです。あの世の5次元世界とこの世の3次元世界を自由自在に幽体離脱(アストラル・トリップ)して神人は往来しているのかもしれません。“あの世”と“この世”を貫徹する「多次元同時存在の法則」についても私たち一般人には、理解不能なことが多いようです。

多次元同時存在の法則とは「最終的には、八百万の神々のすべてが、天照大神に集約される仕組みになっている壮大な神仕掛けである」といわれます。「神は空間や時間を超越し、時には御霊を分け、分身を造ることもできる」そうです。「八百万の神は、すべて御霊分け(みたまわけ)によって、たった一柱の神から生まれたとするものである」と語られています。


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・ブログ名称: UFOアガルタのシャンバラ

日本は津波による大きな被害をうけるだろう

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「神の国か?」「人類の原郷か?」 「天上のエルサレムか?」・・・・・・・・・

「パラレル・ワールドに住む宇宙人、天国に出入りし転生と憑依を自由に操るシリウス星人の殖民星が、地球か?」、「ネガティブのシリウス星人の地球支配があまりにも巧妙なので、しょっちゅう戦争が起こるのだろうか?」

「金髪碧眼のノルディックが住んでいたアガルタのシャンバラ情報の集大成を目指す・・・・・・・・・・」「金星蛇人と火星霊人の戦争はその後どのように展開したのだろうか」
「日本民族の神話の原郷『高天原(たかまがはら)』は、『都市型の超巨大宇宙船』なのか!?」「平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔なのか」
「小人族のグレイの母船に同乗する金髪碧眼のノルディックは、”悪魔の王””ルシファー”なのか?!」

「円盤は神人や異人、悪魔の乗り物なのか!?」「天使は神の秘密諜報員なのか」「神は最初のフリーメーソンなのか」

UFOは、人類の歴史が始まって以来、最も重要な現象なのか。UFO問題とは、人間にとっての死の問題を解くことなのだろうか。UFOはフリーメーソンの創作なのか」

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「イルミナティなどのフリーメーソン組織に入ると神に会えるのだろうか」「金星の神々は地球に到着するやいなや、イニシエーションのためのフリーメーソン本部を設けたのだろうか」

「国際連合の設立に動いたキリストの星、アプ星人とは」

「人は皆、記憶喪失の異星人だろうか」

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「セドナ上空に見えないエーテルのシティが滞空するのだろうか」

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by karasusan | 2018-02-25 20:22 | 森羅万象 | Comments(0)

『フリーメイソン 真実の歴史』

現役メイソンが語る世界最大の秘密結社の正体

クリストファー・アーンショー  学研プラス   2017/12/19

私はどのようにしてこのテーマを選んだのか?

・本書で紹介する内容は、そうした多くの質問に対する私の回答の要約です。それ以外の着想は『フリーメイソンリーの起源は中国か?』というフランス人・ブラザーTの論文や、アメリカの歴史学者ダイアン・マレー博士の著書『天地会の起源』を読んだことから生まれました。これらが、本書に収められている7年におよぶ研究を始めるきっかけになったのです。

ブラザーTが遺した「謎解き」への手掛かり

・この章の着想のもとは、19969月、フリーメイソンリーのフランス人会員、ブラザーTによって著された論文です。彼は『フリーメイソンリーの起源は中国か?』という小論文を著しました。そして、その中でフリーメイソンリーと古代中国における数々の興味深い関連性について触れています。

 たとえば、古い中国語の文書における表現には、フリーメイソンと同じシンボルが使われており、「スクエア(直角定規)とコンパス」といったロッジで使われているシンボルさえも、そういった文書に見受けられるのです。

 ちなみに、彼は中国で明朝(13681644年)末期から清朝(16441912年)初期に興った秘密結社「天地会」のことを「友愛会」や、「かの有名な三合会」と呼んで言及しています。

私は中国語で「ティエン・ディ・ホエイ」と呼ばれる「天地会」の背景を研究しようと決意し、その結果、多くのフリーメイソンとの興味深い一致に出くわしました。

 中国政府に残っている天地会に関する記録は、1761年頃から始まっているようですが、その歴史は天地会の起源がそれよりずっと以前であることを示唆しています。チュング氏によると、天地会は香港や極東アジアの「三合会」の基になる組織であり、犯罪や恐喝に関連していましたが、もともとは政治的かつ福祉的な目的を持っており、中国初の相互扶助会とも呼べます。

儀式の起源は古代エジプトにあり?

・「フリーメイソンリーの儀式の一部がエジプトに起源があったのは、レバノン、シドニアの建築者の組織に組み込まれていたからだと思われます。素晴らしい熟練工ヒラムも、彼らのひとりだったことは疑えません」

・「出来事に基づいて……優れたフリーメイソンリーの真実を伝える方法として、ドルイド(紀元前7世紀頃からヨーロッパに居住していたケルト民族の社会における祭司)およびエッセネ派(ユダヤ教の一派)の……古代の謎から引き出されたのは……初代のドルイドは東方の三博士で、彼らのイニシエーション(通過儀礼)はエジプト、カルディア(トルコの古代都市)、すなわち原初のカバラ(ユダヤ教の神秘主義思想)の純粋な起源から始まりました」

—―著名なフリーメイソンリーの会員が、組織についてこのようなコメントを書いたとき、それは伝承され、事実として多くの教本で繰り返し述べられました。

フリーメイソンリーと「奇妙な一致点」を持つ天地会

・フリーメイソンリーとの相関関係に関していえば、天地会は「三兄弟」によって運営される組織ですが、共通項として儀式、秘密の暗号、許可書のほか、会員であることを示す共通のエプロンや新たな仲間に分け与える布切れなどがあります。また、別の偶然の一致としては、フリーメイソンリーが1390年からの起源を示す『王の写本』を持っているのと同様に、天地会にも『西路』と呼ばれる、伝説的な起源が記された文書があることです。

 しかも天地会で入会式に用いられる誓約書までも、フリーメイソンリーにおける文言と酷似しているのです。

 

・さらに、中国全土にある「ロイヤルティ・ホールズ」とも呼ばれるフリーメイソンリーのロッジは「マスター・オブ・ロッジ」としても知られる長兄、次男と三男の三兄弟が基盤になっていました。彼らは「血の誓約を避けるために」ワインと香の灰を混ぜたものを飲むことで、心をひとつにしたのです。長兄は会員に認証できるようにと分け与えた布切れを持っており、新会員を見つけると、認証となる布切れを分け与えたのでした。こんなところにも、両者の共通点があるのです。

・しかしながら、大きな違いがあります。フリーメイソンリーが主に社会の中央に位置する人々の集まりであるなら、天地会はその真逆で、社会の周辺部にいる人々が多かったのです。学者たちは、フリーメイソンリーと天地会の関連性に注目していますが、こうした相違点があるため、これまで意見の一致には至っていません。

貧困層の自衛組織として誕生

・清朝は主要な地主を沿岸から追い出す政策を遂行し、一部の家族を内陸に移住させました。南海岸は強制的に人口を減らされ、周辺の住民たちは残った地主による略奪や海賊からの自己防衛を余儀なくされました。

 そのため武装闘争が頻発し、人々の間に自発的な相互補助組織ができたのです。それが天地会の始まりでした。

自らの血をワインに混ぜて“血の誓い”

1660年代までには、中国の社会は血の誓いで忠誠を誓った秘密結社が結成されていました。普通、秘密結社のメンバーが当局に逮捕されると、竹で100回打たれたのですが、1660年代以降、その刑罰に差別が現れました。単に仲間に忠誠を誓った者は単に竹で打たれるだけですが、血の誓いを行なった者は死刑となったのです。これは、政府がこういった秘密結社を一掃しようと努めていたことを示唆しています。

 ちなみに、清朝の兵士と貧困化した農民の対立により、初期の秘密結社は「反清復明」を切望し、明朝の復活と清朝の駆逐という政治的な目的に主眼を置いていました。

さまざまな秘密の合図

・行商人、労働者、僧侶など、辺境の地を旅せざるを得ない巡回会員はたくさんいて、彼らは旅行中の保護を必要としていました。そこで天地会は彼らを保護し、新入会員は見返りにその地方の会員増加に協力しました。その結果、天地会の経済状況はよくなり、宿泊施設や経済支援を提供できるようになったのです。いくつかの地域では貿易を規制できるようにさえなって、天地会は事実上の相互扶助会となりました。会員たちには遠隔地を訪問するときに提示するために、布か紙の会員証明書が発行されました。

 

・ただ、質入れする財産や土地を持たない人々は、資金を調達することができませんでしたが、天地会はこんな場合でもお互いに助け合えるように金を出資して、信用度を拡大しました。これは今日でもまだ中国社会で続いており、「銀輝(インホエイ)」と呼ばれています。

 天地会はまた、スローガンやフレーズが記された凝った旗や横断幕を採用し、それらを集会所でも展示しました。集会は記録され、会員たちは登録名簿に記載されました。天地会の歌や隠語などを記載している書物がありましたが、万一その書物が部外者の手に渡った場合に備えて、会員たちは内容を暗記しなくてはなりませんでした。

天地会の入会儀式とは?

1800年代までには、天地会の会員になることは特権となり、会員申込者は多額の入会料を払わなければなりませんでした。彼らは入会料を手渡すとき「今まで会ったことがなかったが、今日からはお互いに知り合いになる」というフレーズを繰り返しました。そこにはフリーメイソンリーのフレーズとよく似た響きがあります。

 1800年代の初めまでに中国の一般大衆の服装は変化し、それが互いに認証を行う新しい方法につながりました。

天地会とフリーメイソンリーの誓約の言葉

天地会には1841年と、1849年に作られたふたつのオリジナルの誓約書が存在しますが、新しいほうに、以下のようなフリーメイソンリーの誓約書との類似点が見られることも、非常に興味深いところですふたつの誓約書は、どちらも36条から成り、その多くはフリーメイソンリーの会員にはよく知られています。

1 同胞の不倫について不注意に口外したり、重要事項を暴露したりすることを禁止する。そのような無秩序な行動をとる者は、1本の即座の矢で死ぬだろう。

2 天の定めに逆らわないこと、誓約を破って心変わりしないことを誓う。

3 入会後は同胞の妻、娘、姉妹と放蕩にふけらないことを誓う。もしその誓いを破ると、剣の下で死ぬことになる。

4 入会後は当会の法規則を非難しない、会員でない仲間に紹介しない、こっそり原則を開示しないことを誓う。その誓いを破ると体を八つ裂きにされる。

5 入会後は強者を使って弱者を虐げない、裕福な者を使って貧しいものを虐げない、多数派を使って少数派を虐げないことを誓う。その誓いを破ると無数の剣によって死に至るだろう。

6 入会後は道徳上の罪を犯したら、いつでも自身の体はその報いに耐え、命も処罰に苦しむことを誓う。

7 入会後は同胞や事件や犯罪に巻きこまず、同胞の金を搾取しないことを誓う。もしその誓いを破れば、血を吐いて死ぬだろう。

 このように、天地会とフリーメイソンリーの誓約書には、数多くの類似点があります。

古典的な文書は伝説の源

・天地会の起源に関する伝説は「西路」と呼ばれる文書に見られます。これは簡単にいえば、北方からの西路(蛮族)、恐らく満族に攻撃されようとしていた明の皇帝を救済に行った少林寺の僧の話で、僧たちは皇帝を保護した後、いかなる報酬も断って寺に戻りました。ところが、後に彼らは反逆罪で告発され、僧院は焼き払われ、僧の大半は殺されてしまいました。18人の僧は逃走しましたが、そのうちの13人は後の長旅で息絶え、ほぼ5人しか生き残りませんでした。伝説によれば、1677年頃、この生き残った僧たちが天地会を創設したとされています。

 しかし、この物語には創設日だけでなく僧院の場所など、多くの矛盾点があります。そのため、後年、会員たちの間では、少林寺僧の末裔が彼らの蜂起を正当化したのだと主張するのが一般的になりました。

 天地会はその後約350年間、恐喝取締まり法が導入される1956年まで繁栄しつづけましたが、今では三合会の方が正統派とされ、国際的になっています。

 このような、天地会とフリーメイソンリーの共通点にはとても興味を掻き立てられます。

ここで、どのようにこのふたつの組織に関連性ができたのかを問わなければなりません。もしそのようなつながりがあるなら、どちらが先だったのか?両者はどちらも同じような時期に始まり、似たような構造、誓約書、認証方法や儀式を持っています。その概念は中国からヨーロッパに渡ったのでしょうか、それともその逆なのでしょうか?

 中世時代、ヨーロッパは中国との交流がありました。イタリア、ヴェネツィアの商人・旅行家のマルコ・ポーロ(12541324年)が中国へ旅行した際の口述記録『東方見聞録』(1298年)は、当時最もよく読まれた書籍でした。さらに、東インド航路の発見が中国をヨーロッパに開放しました。そして1515年、ポルトガルによる極東の発見により、ヨーロッパ世界は中国を探検できるようになったのです。

錬金術のヨーロッパへの導入はエジプトから

・ヨーロッパで実践された錬金術は、中国ではなくエジプトから来たと思われます。エジプト神話によると、錬金術は知恵の神トートから人間に教えられたものです。ちなみに、トートは後にギリシャの知恵の神ヘルメスやローマの知恵の神メルクリウス(実はこのふたりは同一の神ですが)と融合し、この3柱の神の威光を継ぐものとして、ここに伝説的な錬金術師で「神人」ともいわれたヘルメス・トリスメギストスが誕生したとされます。この奇妙な名前の意味は「三重に偉大なヘルメス」です。ヘルメス・トリスメギストスは王であり、魔術師、哲学者および聖職者であったとされています。なお、彼がいつの時代の人物であったか、実在したかはわかっていません。

孟子とフリーメイソンリー

・さて、ブラザーTの小論文「フリーメイソンリーの起源は中国にあるか?」の中で、彼はいくつかの興味深いフリーメイソンリーと古代中国の一致について指摘しています。たとえば、中国神話に登場する2柱の神々が、絵の中で「スクエア(直角定規)とコンパス」を持っていることなどです。また、論文の中には現在の中国の組織の「三合会」の起源が天地会であるという、興味深い話も書かれています。これについては先述のとおりです。

 天地会はもともと兄弟会、自助組織で3人の兄弟が運営したものです。この組織にはフリーメイソンリーとほぼおなじような宣誓の文言があって、秘密の手まねや握手、さらには衣服の下にフリーメイソンリーのエプロンと似たものをつけるという特徴がありました。

 ただし、この学説の難しいところは年代判定で、どちらが先に作られたか?という証拠がないのです。

『旧約聖書』の重要人物をファラオと重ねる

・先述のガダラ・ムスタファの研究によると、やはり『旧約聖書』に登場する重要人物は、古代エジプトのファラオに重ね合わせることが可能のようです。アメンホテプ3世はソロモン王、アメンホテプ4世=アクエンアテンはモーセ、ツタンカーメンはイエス・キリスト。それぞれの理由については先述したため、詳細は省きます。

アクエンアテンは「堕天使」か?

・さて、アクエンアテンはファラオとなったとき、アムンの神殿を閉鎖して軍事力で自分の政権を樹立し、首都をテーベから北に約400キロメートル離れたテル=エル=アマルナに定め、アケトアテン(現アマルナ)と名づけました。

古代エジプトの太陽神アムン(アメン)は、地球の隠された力で、太陽を含めすべてを創造しました。キリスト教が、教会で「アーメン」を祈りの言葉として使っているのは、このことを認めているから、ということを先述しました。だからこそ、アクエンアテンが全能の神アムンと小さな太陽の神アテンを入れ替え、民衆を強制的に改宗させようとしたため、反発を招いたのです。その結果、暴動が起きて軍隊の力を用いるはめにも陥りました。

・それと同様に、1670年頃のイギリスでは、チャールズ2世が国教徒をカトリックに改宗させようとしたため、イギリス全土で反カトリック運動が起きることになりました。フリーメイソンリーが興ったのは、ちょうどその頃です。これにより、フリーメイソンたちはじぶんの信念体系を哲学的に考える組織「フリーメイソンリー」となったのです。

目的が同じ天地会とフリーメイソンリー

・第4章でも述べましたが、秘密結社の源は中国にもありました。現存する中国の秘密組織である「三合会」の起源が、清朝時代の「天地会」にあることはよく知られています。なお、1746年には中国南東部に、最初のフリーメイソンリーのロッジが設立されたという記録が残っています。これはイギリスのグランド・ロッジ設立の30年後のことでした。これまでも述べたように、両団体には多くの類似点があります。天地会は急速に成長して、明朝を復活させようと、幾度も清朝の軍と武装対決しました。彼らは清朝の満州民族が中国を侵略して強制的に国を奪ったため、愛国者である天地会が明皇帝を復位させるのだ、と主張したのです。

天地会の分派には「三天会」「赤会」「トン会」「白い蓮」「兄弟会」などがあり、これら派閥もまた、急速に成長しました。彼らのロッジには、フリーメイソンリーのように3人の役職者がいて、入会式を主催しました。候補者は3人が抜いた剣の下をくぐったようです。

 4章で説明したように、彼らはお互いを認識するために、特別な合図と挨拶を使いました。

なお、中国には清朝以前にも秘密結社があったといわれています250年前後の後漢時代以降を中心とした歴史書『三国志』に登場する3人の英雄たちも、明朝時代に書かれた小説『三国志演義』では、義兄弟として兄弟団を結成したのです。3兄弟のひとりは関羽で、戦争の神として祀られ、中国の秘密結社の守り神でした。同じく明朝時代の小説『水滸伝』などにも、天地会と同様の儀式と血の宣誓について書かれています。これは12世紀頃の中国社会で活動した108人の盗賊たちを描いた小説です。

 ちなみに、現存する記録がないので、互いに与えた影響は不明なのですが、ヨーロッパと中国との間には長い交流の歴史がありました。このことがイギリスにおけるロッジの設立などにもかかわりそうなので、これについて簡単に述べます。

・西暦1年にシルク・ロードを通って絹が中国からローマに輸出され、100年にはローマの最初の特使が中国に送られました。その後、1260年代にモンゴル帝国皇帝チンギス・カンの孫で、元の初代皇帝となったクビライが、地中海の小アジアやトルコを襲うようになりました。イタリアの旅行家・商人のマルコ・ポーロが中国で10年間をすごしたのは、このフビライの時代でした13世紀以降、ヨーロッパのカトリック修道会、とくにイエズス会の宣教師たちは中国人に改宗を勧め、中国に教会を設立しようとしました。

 1600年にイギリスによって、アジアとの交易を主事業とする東インド会社が設立されました。同社は阿片戦争が勃発する6年前の1834年まで存続したのです。つまり、イギリスのグランド・ロッジが1717年に設立される前に、これらを通じて中国人が秘密の兄弟団の概念をイギリス側に伝える機会は十分にあったことになります。

4つの商業秘密結社と銀行

・これまで、宗教や錬金術の源にかかわる秘密結社を見てきましたが、ヨーロッパには15世紀から数多くの商業秘密結社も存在しました。東インド会社以前にも4つの貿易会社が存在しましたが、なんとそのうちふたつが秘密結社として運営されていたのです。

 このうち「ロンドン・アントワープ・ブルージュの冒険商人組合」は1474年に設立され、1564年に閉業しました。イギリスとモスクワ大公国(現ロシア)の合弁会社「モスクワ会社」は1555年に設立されています。3つ目の1574年に設立された「イースタランド社」はバルト海の国々との貿易専門会社4つ目は1581年設立の「レバント会社」。これはパレスチナとの貿易を専門とする会社で、イギリスの地中海貿易を独占した貿易商人組合です。

なお、モスクワ会社は世界初の株を発行した会社で、ロンドン証券取引所はここから始まりました。同社とレバント会社はきわめて厳格に秘密を守りました。

さらには、エリザベス1世時代の社会について知っておくべきもうひとつの点は、スパイ活動が「国家の娯楽」だったということです。

1603年にチューダー朝最後の君主であったエリザベス1世が亡くなった後、ステュアート朝が始まりましたが、私としては、このふたつの王朝時代はどちらも「スパイ天国」であり、個人の権利と安全性の意識についてはそれほど変わってはいないと思っています。

 1694年、イギリスが同国の中央銀行たる「イングランド銀行」を設立しました。しかし、銀行と政府との間の取引、あるいは発起人の名前などは秘匿されたのです。そのため、「銀行すらも秘密結社である」という考えは、イギリスでは決して意外な概念ではありませんでした。

 ―—キリスト教神秘主義、ユダヤ教の神秘主義、グノーシス主義、さらには中国の秘密結社などから、われわれは多くの材料を拾うことができました。人々はフリーメイソンリーの真の起源を知ることは決してできないかもしれませんが、それはおそらく教会や大聖堂を建てることとはかかわりがないと思われます。霊的で道徳的な社会。それを構築することが真の目的だと、私は思います。

<新たなエルサレムを目ざして>

<「会員はお互いに助け合う」という規則>

・ただ、なぜ儀式を秘密にするのかというのは、それこそフリーメイソンになってみないとわからないことなのかもしれません。いずれにしろ、フリーメイソンリーでは儀式は階級ごとに設けられており、下位階級のフリーメイソンは上位階級のフリーメイソンの儀式の態様や目的は知る由もないので、全貌を知りたければ、階級を昇っていかなければならないのです。

 フリーメイソンの会員たちは全世界に広がっており、総数は実に約600万人ともいわれています。そして、彼らの中にはアメリカ大統領だった人物など、多くの著名人も含まれているのです。

 フリーメイソンには「会員はお互いに助け合う」という規則があり、かつてはもし異郷で仕事などを探す場合、会員であれば現地の会員などからさまざまな扶助を受けることができました。この扶助精神は今や人種・国境を越えて全地球に広がっています。

「秘密結社」

綾部恒雄  講談社

<「死と再生」のモチーフ>

中国の「天地会」の秘儀は、志願者の地下の世界(死の世界)を通り、「柳の都市」と呼ばれる神の聖なる都市(復活)へ至る魂の旅を象徴している。日本の修験道の場合も、たとえば羽黒山の秋の入峰修行に見られるように、擬死再生のドラマが演じられていることに変わりはない。

<天地会  中国>

メーソン類似の儀式を持つ仏教結社

・中国の「天地会」(洪門結社)は、4世紀ごろに阿弥陀信仰を広めるために、仏教徒の中から生まれたものと言われるが、道教的色彩も強く見られる。古来の秘儀を伴って現在まで1500年以上も生きながらえている。その秘儀はエジプトの死者の書やフリーメーソンの儀礼に奇妙に類似している。地下の世界や楽園を通り、「柳の都市」と呼ばれる神の聖なる都市へ至る魂の旅を象徴している。そして、至高なる存在との合一を求める際に、神秘家が味わう種々の体験についての比喩がこの魂の旅に込められている。結社の手による合図のほとんどは、フリーメーソンの間によく知られているし、ここで行われている重要なことは、すべてイギリスやアメリカの「スコッチ・メーソン」の高位階の中にも観察される。

儀式は四つの部分からなっているが、全体を貫いているモチーフは、やはり「死と再生」であり、志願者は儀礼的な死、修行、旅などを経た後再生する。「洪門結社」では三角形が儀礼の中で重要な地位を占めており、このため「三合会」と呼ばれるのである。

「秘密結社の謎と陰謀にせまる本」

歴史の陰で暗躍する闇の組織の実態が、いま明かされる!

ミステリーゾーン特報班  河出書房新社  2010/4/1

イルミナティは「フリ-メイソンの上部機関」だったのか?

1785年に活動を終了したイルミナティは、それから1世紀以上を経た1897年、レオボルト・エンゲルによってドイツのドレスデンで再結成された。

・それでも現在まで、イルミナティは、陰謀史観の王者といってもいいほど、さまざまな革命・争乱の黒幕とされてきた。革命や戦争は、すべてイルミナティの指令で動いたフリ-メイソンによるものだとか、ナチスや共産党なども、イルミナティの下部組織とされたことがある。

1920年、イギリスのN・ウェブスターが、『世界革命とイルミナティ』という書籍を出版。イルミナティの残党は、地下に潜伏し、名を変えて何度も復活してはフランス革命やロシア革命の黒幕として動いたと書いた。また、アナーキズムもイルミナティの流れをくむものであり、彼らは世界転覆の陰謀をくり広げ、世界中のあらゆる出来事は、イルミナティが操っていると述べている。

・この本が多くの国でヒットし、ダイジェスト版や海賊版まで出回った。さらに、彼女の陰謀論がネタ本となり、各国の陰謀好きの人々が、思い思いの脚色や妄想、思い込みを織り交ぜて「イルミナティ陰謀説」を発表、世界中で陰謀説が喧伝された。

現在では、イルミナティの創始者はルシファー(キリスト教の悪魔・サタンの別名)とされ、陰謀論の世界では、フリ-メイソンからイエズス会、ナチス、共産党まで、ありとあらゆる勢力が、イルミナティの下部組織とされてしまっている。

「反清復明」を唱えた反政府結社「天地会」とは?

・もともと、地域の互助会として始まった天地会は、慈善のため募金活動や低利融資、見合いの仲介、葬儀の手伝い、親睦会の開催といったことを中心に活動していた。そこから一部の組織は、民衆の不平不満を吸い上げて、政治秘密結社へ変わり、また元の互助会へ戻ったりしながら組織を拡大していった。そうした天地会系の政治的秘密結社が掲げたスローガンが、「反清復明」である。

・また、互助会としては、さまざまなトラブルの調停も行ったが、すべてが和解に至るわけではない。ときには、脅迫や恐喝、暴力、殺人といった手段が取られることがあった。そうした暴力的傾向を強めた一部の勢力は、犯罪的秘密結社(黒社会)へ変貌を遂げていった。その犯罪的秘密結社の流れをくむものが、現在の香港マフィアとみられる。

『失われた天空のピラミッド『ラピュタ』の謎』

三神たける、飛鳥昭雄   学研  2011/8/2

新エルサレムの降臨

・『新約聖書』に記された予言によると、この世の終末において、イエス・キリストの再臨に先立ち、天から新エルサレムが降臨する。カトリックやギリシア正教、それにプロテスタントの神学のほとんどは、縦・横・高さが同じ寸法であるという記述から巨大な立方体を想定しているが、もうひとつの構造物として可能性があるのが四角錐、すなわちピラミッドである。しかも、『ヨハネの黙示録』によれば、新エルサレムには12段からなる土台があり、それを含めると、ちょうどテラス式のピラミッド構造になるのだ。

いずれ天から降臨すると予言された巨大ピラミッド、新エルサレム、それはひょっとして、現在、太陽のコロナの中を公転するピラミッド天体なのではないだろうか。新エルサレムは、イエス・キリストの誕生を知らせる天のしるし、すなわちベツレヘムの星だった。アメリカ大陸のインディアン、スー族はダコタの救いの星と呼び、そして、ホピ族は大地の母と呼んだ。裏NASAで極秘探査を続けていたポピ族のビリー・イエローが太陽コロナの中のピラミッド天体を見たとき、彼は大地の母を思い出した。整理すると、こうだ。

太陽コロナのピラミッド天体=大地の母=ダコタの救いの星=ベツレヘムの星=新エルサレム」

もし、これが正しければいずれ太陽コロナのピラミッド天体は地球へと再び接近してくることになる。

漢波羅秘密組織「八咫烏」

・すべてに陰と陽があるということは、ひるがえって陰陽道そのものにも当然ながら表と裏がある。世に知られる陰陽道が表ならば、その裏の文字通り「迦波羅(伽波羅)(かばら)」である。陰陽道の使い手が陰陽師ならば、迦波羅の使い手は漢波羅という。

しかも古来、この漢波羅には秘密組織がある。名を「八咫烏」という

・中国神話で金烏(三本足の烏)は太陽に棲むとされ、太陽神、すなわち天照大神を最高神として、崇める日本の神道を裏で仕切る組織にふさわしい名であると同時に彼らは、みな神話に登場する八咫烏の子孫を自認している。

現在分かっているところでは、漢波羅秘密組織としての八咫烏の人数は約70人のその上に12人の大烏と呼ばれる者があり、さらにその中の上位3人は特別に金鵄という称号を持つ。

・飛鳥昭雄はある秘密組織の手引きによって、彼ら八咫烏、なかでも金鵄と接触することができた。極秘の会議でもたらされた情報は、とても一口で表わすことができない。学者の方々が研究し、いわば学会の定説となっている論説とはまるっきり違う日本の真実を思い知らされたことを覚えている。

日本はフリーメーソンの中のフリーメーソン、ノアの大洪水以前からつづくアダムメーソンの直系、セムメーソン国家である。>

・裏天皇である金鵄が率いる漢波羅秘密組織、八咫烏はセムメーソンの秘密組織なのである。

・その証拠に、彼らは、ノアの大洪水以前に天に昇った預言者エノクのことを知っている。エノクだけではない、天空の城ラピュタ、すなわちエノクが建設した城郭都市ピラミッドのことも知りつくしているのである。

『失われたメシアの神殿『ピラミッド』の謎』

飛鳥昭雄、三神たける   学研   2010/1/1

秘密組織フリーメーソン

・預言者の組織を「フリーメーソン」という。今日、世に知られる秘密結社としてのフリーメーソンは近代フリーメーソンである。1717年にイギリスで結成されたグランドロッジから派生した組織である。

・預言者の秘密組織としてのフリーメーソンが、実はこの地球上に存在する。主に密儀宗教の祭司の組織という形で継承されており、それをたどっていくと必ずノアに行きつく。もちろん、ノアの先もあり、エノクを経て最後はアダムに遡る。人類最古のフリーメーソンとは、「アダムメーソン」である。エノクもまたアダムメーソンだ。

・すなわち、ノアの3人の息子が独自のフリーメーソンを形成したのである。

地底王国シャンバラ>

<チベット密教とカッバーラ

・シャンバラは、チベット密教において語られる世界である。一般の仏教では語られることのない思想である。仏教には表と裏がある。表が顕教であり、裏が密教である。

・最終経典にシャンバラが説かれているように、シャンバラの存在を最初に説いたのは仏教の開祖、釈迦なのだ。釈迦は自ら、北の果てにシャンバラへの入口があると説いた。なぜ釈迦はシャンバラの存在を知っていたのか。

釈迦はセムメーソンだった!

・釈迦がカッバーリストであり、預言者であったことは間違いない。神を信じ、神とまみえ、そして、神の言葉を授かったフリーメーソンだったはずである。

 注意してほしいのは、ヤフェトメーソンではなく、セムメーソンだという点にある。バラモン教はアーリア人の宗教であり、それを担ったのは、ヤフェトメーソンだが、釈迦はセムメーソンだった。

・モンゴロイドはアーリア系ではない。有色アジア系であり、ユダヤ人やアラブ人、そしてトルコ人と同じセム系なのである。したがって、釈迦がカッバーリストならば、民族的にセムメーソンだったと考えられるのだ。

 しかも、それだけではない。釈迦はシャンバラの住民と同じ血を引いていた可能性がある。鍵となるのは、釈迦族=サカ族を生み出したスキタイにある。

釈迦は失われたイスラエル10支族だった

地球内天体アルザルとは、まさにシャンバラのことなのだ

・では、シャンバラはどういう形で存在するのか、これを現行科学で理解するには少しむずかしい。まだ、一般に認められていない現象を前提とするからだ。その未知なる現象は、プラズマ・トンネルである。

・プラズマ・トンネルは地球内部に通じており、そこには巨大な亜空間が形成されているのである。まさに、この亜空間の中心に、実は地球よりもひと回り小さい天体が浮かんでいるのである。

・アメリカ軍は50年以上も前に、この地球内天体の存在に気がつき『旧約聖書』の外典にちなんで、コードネーム「アルザル」と名づけている。コードネームでわかるように、失われたイスラエル10支族が北極圏から入り込んだ世界こそ、この地球内天体アルザルなのである。

・日本人の中には古代イスラエルの血が流れている。そういっても、多くの人は、すぐに信じることができないであろう。


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by karasusan | 2018-02-25 20:20 | 森羅万象 | Comments(0)

『「中国の時代」は終わった』

宮崎正弘  海竜社     2014/5

世界を驚かせた中国の高度経済成長は“呼吸困難”に陥った!

ジョージソロスは「2年以内に中国は終わる」と予想した

クルーグマン(ノーベル経済学賞)は「中国の停滞は30年続くだろう」と予測する。

ソロスの一番弟子だったジム・ロジャーズは「『中国の時代』が来るが、到来と同時に終わるかも知れない」と比喩した。

・真実はすでに知られているように南京市民は日本軍の入城を歓迎した。虐殺どころか、侵略行為は何もなかった。国共内戦、反右派闘争、文革で自国民を8000万人も殺した共産党にとって、30万人だろうが、40万人だろうが、それは小さな数字でしかなく、客観的事実はどうでもいい。そもそも南京大虐殺がなかったことはすでに120%証明されているが、中国では一切報じられていない。

・とはいうもののこれらの行為は日本をしてさらに反中国感情を滾らせるマイナス効果となり、日本企業が撤退すれば、中国経済は破綻の危機を迎えるだろう。自滅行為、いやこれぞ、中国が自らに課した「自爆テロ」となる可能性が高いのかもしれない。

<頓珍漢な発言を繰り返す中国軍人たち>

・さて羅援はニュースサイト「吉和網」で、「中国と日本が開戦すれば、中国のミサイルで日本は火の海になる」と主張した。

<中国の横暴にアメリカも怒りを露わにしている>

2013年には米中艦隊が衝突寸前になった。

「過去20年にわたって米国は中国と航海のルールを取り決めようと話し合ってきた。まったく無駄に時間をつぶし、最近は南シナ海でミサイル駆逐艦と中国軍艦が一触即発の危機的なハプニングに遭遇した」

<何を思ったか。効率的な改・編成を急ぐ人民解放軍>

・だが、このような改革案は中国軍人の体質を考えるとまさに「夢」である。団体行動ができない中国人。後ろから督戦部隊が前線の兵士に鉄砲を撃つので後退ができない軍隊。統幕議長が不在、いやそもそも統幕本部の存在しない軍隊が近代国家の軍隊として同じく機能すると考えると事態を誤認しやすいのではないか。

<インド洋からアラビア海を狙う中国海軍>

大軍拡の裏で軍の腐敗は広がり続ける

・中国人民解放軍の車両は白いプレート。これさえあれば高速道路無料、検閲所はフリーパスである。スピード違反や車線変更、信号無視など交通違反を犯しても軍が優先する中国では犯罪にならない。違反取り締まりの対象外だ。

軍幹部が「愛国」と口にしながらベンツを乗り回し、「節約」と口にしながらフカヒレ、アワビ、燕の巣を食し、白いプレートの車(自家用車)には愛人を乗せ、「会議」と称して高級ホテルのスイートルームに陣取る。軍経営のホテルは売春婦がうようよしているが、これも警察の捜査対象外。

習近平はこの軍の腐敗にもメスを入れた。

<中国の時代の終わりの始まり>

中国は人間の住めるところではなくなりつつあるのだ!

すでに富裕層は海外逃亡している

・世界保健機構(WHO)の調査によれば、世界のガン発症率は、中国がワースト1位だったことがわかった。あの大気汚染、水質汚濁で肺ガンばかりか肝臓ガン、食道ガンの発生が中国で際立ち、2012年の新規患者のうち死亡した人の、じつに36%が中国人。肝臓と食道ガンの死亡率は50%(世界人口に占める中国人は19%)。だから中国人にアンケートをとっても「来世は中国人に生まれたくない」と答える人のほうが多いことになる。

・報告によれば中国の土地全体の16.1%が汚染され、農地では全体の19.4%が汚染されている。

主な原因とは農薬、汚染水、殺虫剤の大量使用などが挙げられたが、特に汚染された農地のうち82.8%で毒性の強いカドニウム、ニッケル、砒素が観測され、その総面積は米国のメリーランド州全体に匹敵するという。こうなると中国産の食品は危なくて食べられない。

中国軍は「戦争準備」ではなく「逃亡準備」完了?

・亡命者の告発本が日本でも出た。陳破空、『赤い中国消滅~張子の虎の内幕』(扶桑社新書)である。

 中国の内側で実際に起きている腐敗、行政の機能不全ぶりの醜態を暴き、動かない、というより動けない人民解放軍の実態、汚職の巣となってしまい、「中国のすべてのシステムがいずれ大音たてて崩壊するであろう。四川省地震のように」と大胆に予言する書である。

 しかし崩壊後に中国を襲うのは民主化ではなく軍のクーデターの可能性が一番高いだろうとも示唆する。

・つい先頃まで「中国は尖閣諸島を日本領であるとハッキリ認めていた。だが、いまになって尖閣諸島は中国のものだと主張し、軍艦と戦闘機を尖閣諸島周辺海域に繰り返し進入させ、日本を挑発している。中国の野心の大きさ、強硬な態度は世界を驚かせている。『日本の経済支援なくして中国の現代化はあり得なかった』ことは、かつて中国共産党の指導者自身も認めていた事実である。それがいま、中国共産党は日本を敵となし、恩を仇で返している」と正論を主張するのである。

・軍の腐敗ぶりも凄まじいことになっており、息子や娘を軍に就職させるために親が軍幹部に贈る賄賂の相場は2万元から5万元に跳ね上がり、軍は売春宿、武器密輸、武器転売などのサイドビジネスが盛ん。挙げ句に海軍の軍艦が密輸をやっていると驚くばかり。この軍隊が戦争をやってどうなるか。

不動産価格は68%下落する

・さて、中国の不動産価格はどこまで崩落するだろうか?

 昔から北浜や兜町の相場師が口癖にした下落の原則は「半値・8掛け・2割引」である。つまり68%下落する。日本のバブル崩壊後の株価はまさにそうなったが、中国の不動産価格も同じリスクに直面していると見て間違いない。

・不動産バブルが崩落し始めたが、まだまだ序の口。「半値・8掛け・2割引」となれば10032に化ける。極端な話、中国の不動産価格は過去10年で10倍になったから10分の1に戻っても不思議ではない。

日本はこんなときロシアを政治利用すべきではないか

・とはいうもののシベリアへ滑り込む中国の不法移民にロシアは業を煮やしており、ハバロフスク地方では2012年の1年間だけで「ロシア連邦保安局」は1000人以上の中国人不法移民を国境で阻止し追い返した。ナホトカのチャイナタウンはほとんどががらんどうである。

 同年秋、ロシアはモスクワで非合法の屋台を一斉に手入れし、数百の中国人行商人を追放した。報道されていないが、不法移民の中にはおびただしい数の中国人女性の売春婦が混じっていた。韓国の売春婦の輸出は世界中で有名だが、中国の売春婦たるやダンピング輸出、たとえばニュージーランドなど相場を崩すので既存の業界から総スカンという有様である。

中国最大の売春都市・東莞(とうかん)

・ともかく中国において「負け組」となった女性は人類最古のビジネスに狂奔するしか生き延びる道がない。中国の至るところに売春街区があるが、最大規模の不夜城が広東省東莞市だった。

・比例して「黄風暴」(風俗・売春)のメッカとして東莞が注目されたのも、工業化に遅れた分をほかの「サービス産業」で一気に挽回しようとしたからだ。なにしろ昼間から怪しげなネオン、いかがわしいサウナ、マッサージ、カラオケ、卑猥な看板の床屋が林立している。「小休憩」はラブホ。一流ホテルにもデリヘルがいる。

 ここへ不況が襲った。

 部品メーカーの倒産、給料不払いなどで生活ができなくなり、売春窟で稼がざるを得ない地方出身の女性がおびただしく、東莞、厚街、虎口一帯で風俗産業に従事するのは30万人と言われた。

・「黄風暴」(風俗・売春)ばかりか、その隠された狙いが博打、麻薬の取り締まりにもあるということは全土に猖獗するマフィアと政権の対立構造に事態が急速に変質していることを物語る。

 果たして宿痾のごときマフィアと習政権は対決できるだろうか?

 従来、地元権力と党、公安はぐるになって業者から賄賂を受け取り、取り締まりはじつにいい加減だった。地元公安の腐敗の温床、最大の利権であった。

売春婦追放キャンペーンの結果どうなった?

・こうした東莞のような「セックス・シティ」は浙江省杭州、甘粛省蘭州、山東省済南、江西省柳川、黒竜江省ハルビン、四川省成都などが挙げられるが、かつて四川省でもマフィアへの手入れは武装警官を投入し、やくざと乱闘、銃撃戦に発展したことがある。

 折から日本でも「王将」の社長が射殺される事件が起きたが、ヒットマンは中国大連のヤクザが派遣したプロ、しかも女性で、その日の内に中国へ出国したという(『新潮45143月号 高山文彦ルポ)。

「イナゴの大群」中国移民を阻止する世界的な潮流

・中国から海外へ移住した数は、公式に9343000人(2013年国連『世界移民報告』)。まるでイナゴの大群、これは世界史始まって以来のことではないのか。

・米国の統計では2011年までの中国からの移民は2231000名となった(実態はこの3倍に近い)。豪への中国人移民も100万人を超えた。

<カナダは移民制限を始めた>

<永住権をめぐって利権ビジネスが誕生>

<自衛隊はアメリカ軍の下部組織にいつまで甘んじているのか>

・世に「アメリカ派」が多いが、田母神元空爆長は「日本派」である。日本にはおびただしい数の「中国派」がいる。尖閣を「友愛の海」にしようという宇宙人首相もいたが「中国の属国になればそれはそれで日本は中華世界で生きていける」という媚中派の商人もいる。腰を抜かすことに、その商人が駐北京大使となって、途端に日中関係が悪化したが何もできずにすごすごと帰ってきた。

・田母神前掲書は続けてこういう。「現在の自衛隊は、アメリカ軍の下部組織の一つのようなもので、国としてもアメリカに守ってもらっているという実態があります。ですが、この先、未来永劫アメリカという国が圧倒的に強い存在で有り続ける保証はないのです。(中略)今の状態がずっと続くという前提で物を考えるのは、危機意識がなさすぎます。日本が自立するいい機会だと思います。中国が尖閣諸島、そして沖縄に迫っているわけですから、我が国はアメリカに対し、自衛隊を増強すると言えばいい。アメリカも現在の状況では反対できない」。

「日本派の政治家よ、識者よ、出でよ!」

また情報戦争に関しては(1)相手国の情報を収集する能力。(2)こちらの情報を取られないための防諜の能力。(3)我が国に有利な情報を発信、宣伝する能力。(4)相手国を騙す積極工作と謀略の能力。これら4つの能力を強化させて、情報戦争に勝つという体制作りが急がれるとする。

<日本の進むべき道>

「原爆を落とされた国が、いつまでも原爆を落とした国に安全保障を依拠しているのか」という猛省がなされねばいけないのである。

異様な動きを始めた人民元

・異常事態は仮想空間で取引されるビットコインと金(ゴールド)投機である。全世界の3分の1のビットコインは中国での取引なのである。庶民が最終的に人民元を信用していない証拠ではないか。

 金そのものに逃げるカネも異常な膨張ぶりである。

公害対策は後手後手。中国はもはや人の住める場所ではない

・大気汚染は肺ガンを引き起こすとされ、中国の肺ガン死亡率は世界一となった。原因は殺虫剤を混ぜたガソリンがまかり通り、石炭火力発電がいまも全発電の72%を占め、その石炭にはウランが混入しており、河川の汚濁による生態系の激変(工場が毒性の強い原材料を垂れ流すので地下水が汚染され、農作物ばかりか魚介類にも甚大な被害)だ。そのうえ、レアメタル精錬でも毒性の強い化学剤をそのまま使うので、地盤の地下水に染み込み、川下の住民までが井戸水を飲めなくなった。

 植林事業が円滑に進んでいないため山々に保水力がなく、治水は後手後手。これからも河川の氾濫が続けばそのまま汚染水が流れる。しかも各地に奇病が流行し、新型の鳥インフルエンザが猛威を振るう。

<中国全土で過熱する公害反対デモ>

・農地を失った農民が5000万人もいて、不満はくすぶり続け、農民一揆に似た暴動が各地で頻発する。しかし土地を勝手に農民から没収し、転売するのは地方政府の特権で中央政府の管轄するところではない。

「中国の時代」は明らかに終わった

・文明史的に見ると創意工夫、イノベーションが欠落した工業国家が興隆を維持できないのは火を見るよりも明らかである。

 米国の衰退はじわり進むだろうが、ITや次世代技術に突出しているから急激な没落も考えにくい。しかし、中国の減退速度はもっと速く、一部の経済学者やエコノミストが予測した「2050年の米中逆転」はあり得ない。中国にはモノマネ技術はあっても、独創的技術が少なく、次代の文明を先取りする工業生産は皆無に等しい。

中国の時代の終わりを前にして、日本はどうするのか

<「アジアは一つ」ではない>

<米国アジアシフトの先を走れ>

・いずれ中国では不動産バブルがはじけ、不良債権の爆発が起こる。シャドーバンキングの貸出残高が326兆円、地方政府の債務は311兆円。中国の負債総額はGDPの215%!もはや手品を使ってもこの債務問題の解決は難しい。

 こう見てくると、今後も連続する不測事態の始まりでしかなく、経済成長が低下して失業がますます増大して不良債権問題が露呈したら、中国は矛盾のすりかえのためにまたも過激な反日的行動を続けざるを得ないだろう。同時にそのことによって日本企業ばかりか欧米の主要企業も中国を見限るようになり、中国経済の衰退は加速化され、「中国の時代」はまぎれもなく終焉を迎えるだろう。

『絶望の大国、中国の真実』

日本人は中国人のことを何も分かっていない!

宮崎正弘  +  石平   ワック   200958

汚職専門集団化した共産党の細胞

<軍の暴走という悪夢>

宮崎;結局、中国の政治と言うのは党の細胞があるだけであって、行政がないからなんです。あるのは党と軍なんです。

石;みんな中国政府、中国政府という。あれがほんとに政府であるとは思えない。政府は全部党の出張機関みたいな有様です

宮崎;このように行政っていうのは飾りなんですね。国務院っていうのは、中国における政府で、国務院総理というのは日本でいう総理大臣ですが、温家宝よりも偉い人が山盛りいて、じゃあ、温家宝は中央の権力の中でいったい何番目なんだと、こういうことですよね。行政より党細胞が優先するという話です。

石;大学でもそうです。大学でいちばん偉いのは学長先生ですが、いちばん偉いのは共産党の細胞。

石;要するに党がすべての利権を手にいれている。すべて利権を手に入れてみんないっせいに汚職する。しかも党の幹部自体も汚職で生まれたポストですから。完全にすべての利権を掌握してすべての利権でカネを手に入れて、それを自分たちのフトコロに入れる。もう汚職専門集団そのものですよ。

<ビル・ゲイツが中国人にとってのヒーロー>

ネットは革命前夜の雰囲気

石;さっき、大学生の就職難の話が出ましたけれど、北京の公共浴場、つまりお風呂屋さんが三助を募集したんです。そしたらなんと五千人の大学生が応募してきた。こうした事態にまで発展してきたらそれこそほんとに暴動が起こってきます。もう絶体絶命の状況です。

石;そのために唯一の道はみんな公務員を目指す。公務員試験は今年でいうと百万人の卒業生が受ける。競争率は73倍。女の子は大学卒業前に結婚しちゃう。

宮崎;日本人が誤解していた中国という国家像が、じつは実体は党細胞が中心で行政っていうのは飾りにすぎなかったということなんですが、国はいまだに共産主義を謳っている。実体を動かしている共産党は、共産主義をもはやまったく信じていなくて資本主義のカタマリでしょ。人民はどうかといったら、人民は自己中心主義で、もうカネ以外にあんまり興味がない。教養主義もすたれた。

『増長し、無限に乱れる『欲望大国』中国のいま』

宮崎正弘・石平   ワック   2010115

人民元は大暴落する

宮崎;ロシアは2008年まですごい成長だったでしょ。ところが2009年、GDPがなんと40%も落ち込んだんです。

なんで、こんなに落ち込んだかといったら、石油の値段が下がったからなんです。そうすると、実入りがないけれども自転車操業でやってきたロシアの銀行が、みんな金欠状態になって、それで西側からドルとかユーロを借りているわけなんです。でなければ、どんどん企業は潰れているわけですよ。

中国は西側からまだカネは借りてないんですよ。ここがものすごいマジックなんです。どうしてこんなことが成り立つのだろうかという疑問が出る。だから人民元について見れば、ある日、突然、人民元は切り上げになるんじゃなくて、大暴落するシナリオにも備えておかなければいけない。

・石;そうです。もう回収できるはずもない。どうしてかというと、広東省とか地方都市の商店街が軒並みシャッターを閉めているし、工場も潰れている。この実態についても中国政府、中国の関係者が発表した裏付けもあります。

にっちもさっちもいかない通貨政策

石;いままで貸し付けてきた大量の融資を、そのままいままでのペースでやりつづけると、必ずインフレになる。しかし、今のままで止めてしまうと大量の不良債権が発生してしまう。つまりもう回収できなくなるわけですね。全てのプロジェクトが途中で止まってしまうというわけです。だからいま、もうどうやっても難しい状態になってしまっているというんです。

不満をすり替えるには、台湾を攻める

石;失業問題を契機にして暴動が多発し、経済がさらに冷え込んでいく。失業者、職にありつけない大学生たち、彼らは、将来が不安だし現実でも不満を持つ。

宮崎;だからここで二つの問題が浮上してくる。ひとつは、そういう場合に大衆の不満をすり替えるには、対外矛盾にすり替えるのが一番手っ取り早い。だから戦争をやる。台湾を攻めればちょうどいい。もうひとつは、国内暴動でとどまっているならいいけれども、結局革命になるんですよ。

北京・上海のいまを観察に行くー無限に乱れる中国人

巷の風俗はさらに先鋭化。町で「マッサージ」のチラシ配りは、いまや常識、一部のサウナとかマッサージは売春窟を兼ねるところが多いと聞く。女子大生は競って財閥の愛人を志願し、外国人相手のカラオケ・バアは美女が勢揃い、ともかく外国人のパトロン探し。値段は日本より高い。

『中国バブル崩壊が始まった』  

鬼城、不正な輸出統計、汚職、汚染・・・張りぼて中国経済の面の皮が剥げ落ち、いよいよ中国からカネが逃げ出すゾ!

チャイナ・ウオッチャー 宮崎正弘   海竜社   2013/7

<この凄まじき汚職天国>

中国国内の舞台裏でますます激しくなる汚職と腐敗

・中国の上場企業は1720社もある。上海のA株に上場している、おもに国有企業である。各社がそれなりに工夫した決算報告によれば、あきれるばかりの「接待交際費」が計上されており、合計133億元(2234億円)が決算報告に網羅された。ただし、表に出た金だけである。交際費を使ったトップは、汚職省庁として名高い鉄道部に寄生する「中国鉄建」。この1社だけで83700万元(140億円)を接待交際費に計上した。

中国全体を集団的焦燥感が襲う

中国国内で不動産物件の売れ残り在庫が64兆元(1075兆円)もあるという。これは日本のGDP2.2倍である!驚異的というより、いかなるトリックでこんな現象が出現したのか。

 そうした投機行為で財産をつくった太子党は海外へ逃げる準備に余念がない。また、庶民一般は不安の塊、つまり中国全体を覆うのは集団的焦燥感だという。「すべての(中国)国民が、得体の知れぬ焦燥感や不安に駆り立てられているような状況は、革命や動乱がやってくる直前のそれ」と指摘している。

党幹部と財閥の焦燥感とはなにか。簡単である。党支配が崩壊するとき、財産を保全するにはどうしたらよいか。最善の道は海外での隠匿、そして海外逃亡である。

中国の企業家たちには安心感がない。だから移民ブームを起こしている。

<そして中国からカネが逃げていく>

・ともかく高級幹部は、民間企業でも悪辣な手口で財産の海外移転をやらかしているのである。

<現代中国は『水滸伝』と『金瓶梅』の世界>

・いまの中国は「44大家族」に富が集中している。

中国のジニ係数は0.62と出た。すなわち1%の特権階級が国富の62%を寡占している未曽有の所得格差状況を指し、まさに革命前夜の段階に入っているのである。

・汚職官僚を「裸官」というが、この「裸官」が大量に発生するのは、中国政治の腐敗した土壌に原因があり、すでに「18000名の高官らが法外なカネと共に海外へ逃げた。習近平の反腐敗取り締まりによって逮捕・起訴・左遷・減給などの処分を受けた共産党員は100万人を超えた

・「裸官はすでに118万人に達しており、高級公務員の46.7%の子女は海外で永住権を獲得している」

<断末魔と日本への影響度>

中国バブル崩壊で日本にはどのような影響があるのか?

A) 対中投資 中国国内の需要拡大を視野に工場拡大方針の企業も苦戦を強いられるだろう。

B中国の国債 もし人民元の価値が下がり始めると帳簿上の時価が急速に目減りする。

C) 通貨スワップ 日本とは一定の枠内での取引であり、日本からの輸出は円建て、中国からの輸入品の一部の決済が人民元で、これらは商社以外、メーカーは手をつけていない。

D邦銀の貸し付け 大半は中国に進出した日本企業の貸し付けであり、合計3兆円程度と見積もられている。

E) 進出した日本企業の株価 言うまでもなく中国投資にのめり込んでいる日本企業は数千社。

FCDS(クレジット・デフォルト・スワップ) 中国は対外的に金融商品を売っていない。

もっと危険な人民元の崩壊

懸念すべきは中国バブル崩壊だけではない。今後、人民元の抱えるさまざまな問題がもっと深刻化することが予想される。

 これまでの高度成長とGDPの躍進ぶりから、中国の通貨=人民元が次代のアジア基軸通貨となるなどとする滑稽な、非現実的な議論がまかり通ってきた。

・むしろ、経済危機を前にして、逆の発想が生まれてきた。つまり人民元の急激な下落、あるいは政府による通貨切り下げ、つまりデノミである。

中国のGDPが成長する要素は消滅した

・ここにきて、中国経済が、これからもGDPを伸ばし続ける要素はどんどん消滅しているのである。

第一に新幹線、空港、高速道路、地下鉄などの公共投資のコストを無視したプロジェクトは、赤字の山となった。

第二に民間投資だが、GDP47%が不動産に向かった結果、過剰供給が産まれ、空室だらけとなったことはすでに述べたが、民間企業のような採算、コスト計算を度外視するのが国有企業のやり方である。労働移住、農村部からの国内移民が26000万人。このうち15000万人が都市部に流れ込んだ準定住者だ。

中国経済が抱える三大矛盾

第三に貿易赤字の拡大である。人件費の高騰は中国で生産する魅力をなくし、企業の流出を招き、外資企業は中国国内で需要のない産業はすでにほかの国々に移動した。

・「三大矛盾を中国経済は抱えている。第一の矛盾は、政府主導の不動産投資が拡大し、民間のそれは下降したという矛盾。製造業の利潤は下落一途となった。第二は、中央政府は不動産取引の歳入で潤い、地方政府は開発を増やしたが、歳入が減少したという矛盾。第三は『安定的な成長』と『高度成長の堅持』を同時に標榜する矛盾だ」つまり、計画経済の行き詰まりを自由市場主義で克服しようとしても、不可能な地点に中国経済は直面しているという意味である。

五大銀行は資本不足に陥る危険がある

・「国有の五大銀行がいまのペースで資産拡大を続ければ2014年に五行合わせて405億元(約6800億円)の資本不足が生じるだろう。内部金融への依存度が現状のままだとすれば、2017年までに五大銀行の資本不足は16600億元(27兆円)に達する」と予測した。しかし、中国の不良債権の潜在額が最大で700兆円と言われているのに、これらの数字は楽天的すぎないか。

・中国が直面する危機はバブル崩壊と地方政府の債務危機で、両者は緊密にリンクしている。

中国の債務爆発は時間の問題

・リーマンショック以後、中国は公共事業を急拡大した。このため地方政府の債務は2010年末時点で107000億元(約171兆円)。それからも3年を閲してM3(通貨供給量)は100兆元(1080兆円)を突破した。こうみてくると、隠れてきた不良債権が顕在化するのは時間の問題であることが明瞭である。


■■■ 私が思うこと、聞いたこと、考えること ■■■

・若い人たちは、海外や外国旅行に憧れるし、海外を旅することを趣味にしている人も少なくないようです。若いうちに放浪の旅に出て、そのまま海外に定住する人もいるようです。ジャンボ機の発達で、円高のためと航空運賃が安くなったので、大量に普通の人々が海外へのツアーに出かけています。個人留学する人々も増えています。しかしながら、旅するとの外国に住むのでは、大違いだそうです。大量輸送の飛行機の発達が、時代を大きく変えたといわれます。世界中のエアラインも急成長しましたし、LCCも発展しています。昔の中南米への日本人移民は、船旅でしたし大変苦労したと語られています。外国に住むということは、生活の習慣やルールが大きく違い、大きな壁にぶつかることが多いといわれます。中国や台湾、韓国等の周辺諸国にしても、実際の生活の慣習が大きく違うようです。それによって、近隣諸国とのトラブルも起きてきます。生活習慣の常識や非常識の問題で混乱することも多いようです。現地の法律も知らないでは済まされません。海外で無知からか刑務所に入っている日本人も少なくないといわれます。海外では、無頓着な日本人旅行客が現地の犯罪者から狙われていると指摘されています。

・海外駐在員の場合は、会社によって、海外での生活をするノウハウが蓄積され、社内で保護されることが可能のようです。ですが、全く最初にアメリカやその他の外国の駐在員となった場合、大変苦労したそうです。最初から始めなければならないことが多かったからです。著者(張競氏)は中国人ですが、学者として日本とアメリカの滞在経験があり、外国人として、海外の生活習慣が大きく違うことを痛感したようです。人々の習慣も時代が変わると、変化してきます。海外旅行のハンドバッグで知識を入れていっても戸惑うことが多いようです。事前にさまざまな情報を仕入れて海外にいってもトラブルに遭遇するようです。現地の日本人や外国人のガイドが、現地の事情に詳しいので、頼ることがよいとアドバイスされるそうです。中国は人口大国ですし、広大な国土で、地域ごとに生活習慣が大きく変わるようです。方言も多いのでしょう。私たち一般人には、外国の事情については理解不能なことが多いようです。海外のネガティブな情報が豊富になっていますが、「若さの特権でしょうか、若者は海外に向かっていく」ようです。「百聞は一見にしかず」なのでしょう。国際交流が増えて国際結婚も増えていますが、同時に離婚も増加していると指摘されています。当然のことながら、離婚原因もいろいろとあるでしょうが、「生まれ育った食事の違い」もすれ違いの原因となると語られています。

・「人民元」の展望について、ネガティブなエコノミストが増えているようです。実体経済以上に人民元を刷り続けていると指摘されています。「為替変動」の怖さは貿易業者や投資・金融業者が、よく認知しているといわれます。中国の経済の実態は為替に反映されざるをえないようです。為替が大きく変動すれば、世界経済に大きな影響を与えるといわれます。

・ハニートラップ大国の中国公安部から見れば、誰でもスパイに見えるのでしょう。「外国では様々な意味で甘い国際感覚の日本人が狙われている」といわれます。日本人に特有な「甘い国際感覚、貧弱な語学力」では大きく国益を損ねるそうです。日本でも中国嫌いが、かなり増えているといわれます。日本人的なスパイ活動や摘発活動に無知な大衆は、スパイ大国の中国では簡単に逮捕されるといわれます。「中国人は国を捨てた人でないと信用ができない」という中国社会特有の国内事情があるそうです。「制御不可能な国という中国固有の歴史的条件がある」といわれます。外国人から「遅れた国」として見られたくないそうですが、外国人の目からは「滅茶苦茶な非近代国家」に映るそうです。はたして、日中青年交流協会の鈴木英司理事長はどうなったのでしょうか。私たち一般人は、世界中で逮捕拘留されている日本人については当然詳しくはありません。

『「中国の時代」は終わった』という本は4年前の本ですが、内容が古いとは言えないといわれます。「ジョージソロスは「2年以内に中国は終わる」と予想した」、「クルーグマン(ノーベル経済学賞)は「中国の停滞は30年続くだろう」と予測する」、「ソロスの一番弟子だったジム・ロジャーズは「『中国の時代』が来るが、到来と同時に終わるかも知れない」と比喩したというように世界の有識者も中国の未来をネガティブに見ているようです。経済成長も長い停滞期に入っているようです。数年で終わる規模ではないといわれます。中国の統計数字も信頼性が低いといわれます。

・トランプ大統領がアメリカ・ファーストを唱えて「内向きの政策」を強化するといわれます。同じように、中国も「チャイナ・ファースト」を唱えて、「内向きの政策」に専念せざるをえないようです。世界中の国々からネガティブな印象を持たれているといわれます。とにかく、外交よりも内政を強化していかないと、あらゆる「矛盾」が化学工場の爆発のように暴発するといわれます。ここにきて中華料理も人気がなくなり「中国に住みたい」という人はいなくなったといわれます。移民や不法移民の問題も深刻になっていると指摘されています。中国の漂流が続くと指摘されています。

『エコノミスト20172/21号』が「2017中国ショック」という特集を組みました。これからも、「中国ショック」の特集を組む雑誌や本が増えることでしょうか。根本的な原因として、共産党官僚がノーメンクラーツ(赤い貴族)と化し都市部の民工、農村戸籍の人民などの「豊かさを制限する」と指摘されています。「上に政策あれば、下に対策あり」といわれますが、もはや限界といわれます。「来世はブタでも良いから中国人には生まれたくない」と回答する者もいるといわれます。

・「誰よりも中国を知る男」石平氏によると、「政府は全部党の出張機関みたいな有様です」ということだそうですが、軍と中国共産党の支配統治体制による、市場経済化、開放経済も矛盾が極大化しているといわれます。

・『岡目八目』といいますが、ここにきて中国が中国を見る姿と世界各国が中国を見る姿が大きく違ってきているのが分かるといわれます。私たち一般人には、各国の通貨政策のことはわかりませんが、通貨変動の予測は難しいといわれます。中国元安が続くと指摘されています。

・資本主義化した中国に対して、共産主義の原理主義者や人民解放軍の聖戦派などが複雑に入り混じり権力闘争を演じ、格差の拡大、暴動などで混沌な社会情勢となり、「不満をすり替えるには、台湾を攻める」という社会混乱状態を中国は、歴史的に繰り返していると語られています。

「誰よりも中国を知る男」石平氏は、『なぜ日本だけが中国の呪縛から逃れられたのか』、『トランプVS.中国は歴史の必然である』、『バブル崩壊で死ぬか、インフレで死ぬかー不動産国家・中国の行方』、『中国の経済専門家たちが語るほんとうに危ない!中国経済』197件の本を出版しています。が、「ドバイより1000倍も危険な中国不動産バブル」ですので、当然、世界中の多くのチャイナ・ウオッチャーが懸念していたと語られています。この中国情勢で世界の株式市場はどのような影響を受けるのでしょうか。チャイナ・リスクの大きさをビジネス界や政界は、痛切に認識し始めましたが、欧米の対応が注目されるといわれます。

インターネット情報によると「米紙フォーブス中国語版は(2014年)414日、物件価格の値下げが止まらない杭州市を取り上げ、『中国不動産市場の崩壊が始まった』と題した記事を掲載した。米不動産サービス会社大手のジョーンズ・ラング・ラサール(JLL)によると、2013年末の杭州市高級オフィスビルの入居率は30%に留まっている。しかし、それよりも問題が深刻なのは同市の住宅市場だと同誌は指摘する。買い手が付かない新築物件が急増する中、不動産開発業者は相次ぎ値下げ競争に走り、杭州では30%の値引きが常態化している」とのこと。

・シャドーバンキングの問題や不動産バブルの崩壊は、報道しないメディアが稀なほど、世界中のメディアの誰の眼にも明らかになりつつあるようです。「群盲像を評す」といいますが、旧態依然の政治経済システムが13億人の膨大な人口の国を蝕み続けているようです。

・中国に関して珍しくポジティブな本を出している、ある評論家によれば「私は、中国にいる日本人駐在員のためにポジティブに書いている」といっていましたが、中国経済を牽引する要素がなくなりつつあります。肝心の不動産投資が回らなくなってきているようです。

インターネット情報(2014/5/21によりますと「アメリカ司法省は、中国人民解放軍の将校5人がアメリカを代表する企業のコンピュータに違法に侵入して情報を盗み取ったとして、5人を産業スパイなどの罪で起訴しました。起訴されたのは上海に拠点を置く中国人民解放軍の61398部隊に所属する5人の将校である」とのこと。

・以前から「サイバーウォーでは、すでに米中戦争が始まっている」といわれていたそうです。北朝鮮のサイバー攻撃もよく報道されています。「中国を敵と認識する」米国議会の議員が増えていると語られていました。「中国国籍を捨てた中国人しか信用ができない」という中国の特殊性が米国人の有識者にも理解され始めたそうです。今後ともサイバー犯罪も世界中で急増しそうですので、警戒・対策が必要といわれます。米中間でどのような話し合いがなされているのか知りませんが、トランプ大統領の中国政策が懸念されています。

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・ブログ名称: UFOアガルタのシャンバラ

日本は津波による大きな被害をうけるだろう

・第2のブログ名称:UFOパラレル・ワールド

「神の国か?」「人類の原郷か?」 「天上のエルサレムか?」・・・・・・・・・

「パラレル・ワールドに住む宇宙人、天国に出入りし転生と憑依を自由に操るシリウス星人の殖民星が、地球か?」、「ネガティブのシリウス星人の地球支配があまりにも巧妙なので、しょっちゅう戦争が起こるのだろうか?」

「金髪碧眼のノルディックが住んでいたアガルタのシャンバラ情報の集大成を目指す・・・・・・・・・・」「金星蛇人と火星霊人の戦争はその後どのように展開したのだろうか」
「日本民族の神話の原郷『高天原(たかまがはら)』は、『都市型の超巨大宇宙船』なのか!?」「平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔なのか」
「小人族のグレイの母船に同乗する金髪碧眼のノルディックは、”悪魔の王””ルシファー”なのか?!」

「円盤は神人や異人、悪魔の乗り物なのか!?」「天使は神の秘密諜報員なのか」「神は最初のフリーメーソンなのか」

UFOは、人類の歴史が始まって以来、最も重要な現象なのか。UFO問題とは、人間にとっての死の問題を解くことなのだろうか。UFOはフリーメーソンの創作なのか」

「全宇宙を創ったという“虹の神々”も地球に来ているのだろうか」

「イルミナティなどのフリーメーソン組織に入ると神に会えるのだろうか」「金星の神々は地球に到着するやいなや、イニシエーションのためのフリーメーソン本部を設けたのだろうか」

「国際連合の設立に動いたキリストの星、アプ星人とは」

「人は皆、記憶喪失の異星人だろうか」

「はるかに進化した天使のような宇宙人は、人間の守護霊や背後霊なのだろうか」

「セドナ上空に見えないエーテルのシティが滞空するのだろうか」

グーグルのブロガーにも書いています→UFOパラレル・ワールド


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by karasusan | 2018-02-21 17:49 | 森羅万象 | Comments(0)

『異文化理解の落とし穴』 中国・日本・アメリカ

張競   岩波書店   2011/11/23

文化の境界を越えて異質な世界に入り込むとき、人はしばしば意外なことに出会い、新しい発見をする。>

縁起のいい色、わるい色

・まだ中国にいた頃のことである。ある日、友人の結婚式に出たら、とんでもないハプニングに出あった。花嫁はなんと白いドレスを身に着けて披露宴の会場に現れたのだ。わが目を疑ったのは花婿の父母や親類だけではない。列席者も一瞬はっとなり、しばらくなんともいえない沈黙がつづいたこの花嫁はもともと夫の実家とも関係がうまくいかず、結婚までに何度ももめごとを起こした。それだけに、白い服で結婚式にのぞんだのは夫の家族に対する呪いではないかと母親を勘ぐった。なぜ事前に断らず、そんな不吉な服を身に着けたのかと、両親は式のあと息子に説明を迫ったが、なぜ事前に断らず、そんな不吉な服を身に着けたのかと、両親は式のあと息子に説明を迫ったが、困り果てた友人は返す言葉もなかったという。

 中国では白は葬式の色で、病気や死などつねに不吉なイメージがつきまとっている。むかしは親が亡くなったら49日のあいだ、子供たちが白い服を身につけて哀悼の意を表さなければならなかった。娘は髪に白い花をつけたり、赤色の布切れの印をつけた白い靴を履いたりすることもあった。近代に入ってから、西洋に習って黒い喪章をつけて済ませるようになったが、今日でも民衆生活のなかで白色は不吉と弔いを意味している。

日本人の白色好きはどうやら根が深い。柳田国男の『遠野物語』によると、日本民俗のなかで白はほとんど例外なく聖なる性格の象徴だという。中国の民話のなかで白い髭の老人、全身白い服をまとうことは凶事の前兆を意味することが多いが、日本では白鬚翁、白太夫などは霊力を持つものとして現れてくる。むろん、例外がまったくないわけではない。どの文化の色彩にも重層的なイメージが込められている。

白色とはちがって、中国では赤が縁起のいい色である。だから結婚披露宴では花嫁はかならず真っ赤な服を着ている。

・韓国人の色彩感覚は日本と中国を折衷したようなものである。朝鮮文化のなかで白は潔白と高尚を象徴し、人々にたいへん好まれている。この点は東アジアの多くの民族のあいだに共通している。たおえば、モンゴル族も白色を尊び、白い服は縁起がいいとされている。チベットでも敬意と慶賀を示すのに贈る薄絹――ハタには白いのが多い。

 ただ、韓国では白が同時に喪色でもある。この点においては中国と似ている。

 もっともおもしろいのは郵便ポストである。日本の郵便ポストは赤で、中国のは緑である。韓国のはその中間で、郵便ポストの上の部分が赤、下の部分は緑である。

あげるエチケット、もらう常識

・日本人は互いにおみやげをあげるのが大好きなようだ。お中元、お歳暮だけでなく、バレンタインデーにはチョコレートを、出張帰りにはお菓子をまわりの人にプレゼントするのが慣例になっている。

じつはなにも日本だけではない、プレゼントの習慣は東アジアで共通してみられる現象である。たとえば中国人のプレゼント好きは日本人にまさるとも劣らない。

・現代中国では盆暮れの習慣はない。そのかわり、親友や隣同士に祝いごとがあるとき、あるいは帰省や引っ越しなどの際には知人や隣にプレゼントをあげなければならない。食事に招待される場合は、丸いデコレーション・ケーキや果物を持っていくことが多いが、日本のようにワインやウィスキーなどの酒類を持っていくことはしない。また、アメリカ風の、手料理の持参も誤解を招きやすい。

人にあげてはいけないものはいくつかある。まず、時計を贈るのが禁物である。中国語では時計を贈ることは「送鐘(スォンフォン)といって、その発音は「送終(スォンフォン)」つまり「臨終を見届ける」と同じである。ただ、同じ時計でも腕時計は「手表(スォビョウ)」という。発音はまったく違うから、人にプレゼントしてもまったく問題はない。

・もひとつはカメを形取ったもの。中国に行くと、みやげ品店にカメの形をした工芸品を目にすることがある。しかし、それは外国人観光客を目当てにするもので、地元の人たちは誰も自分の家にカメなどを飾ったりはしない。というのは、中国では妻が浮気をしたら、夫が「カメ」と呼ばれるからだ。「緑の帽子を被せられた」という隠語と同じように、「カメになった」とは、妻が寝とられた、という意味である。さかのぼれば古代中国では日本と同じように、カメも鶴も長寿のシンボルであった。鶴や松はいまも長生きの象徴である。ひとりカメだけが落ちてしまった。

礼儀心は同じだけれど――文化によるしぐさと身体感覚の違い

・上海で合弁デパートを経営している会社の部長から、たいへん興味深いことを聞いた。海外進出ブームのなかで、彼の会社も2年半まえに中国ではじめて店を出した。形式では合弁だが、実質上、経営権は全面的に日本側に任されている。かつての東南アジアでの経験を生かし、今回もすべて日本式で管理することにした。

・閉店後、営業状況はまずまず順調だが、接客マナーには思わぬ落とし穴があった。日本のデパートでは店員がお客さんに頭を下げて挨拶するのがあたりまえのことだが、中国の現地従業員はなかなかおじぎをしようとしない。社員教育で無理矢理に押し通して、一時なんとか受け入れさせた。

しかし、その後長続きはしなかった。日が経つにつれ、なし崩し的に消えてしまい、最後には日本人管理職のまえで申し訳程度ぐらいにしかしなくなった。「いらっしゃいませ」や「ありがとうございます」などの挨拶が難なく定着したのに、なぜ頭を下げることに対しこんなに抵抗があるのか、と彼は首を傾げた。

中国人は日常生活のなかで頭を下げることはほとんどしない。謝罪するときはただ口であやまるだけで、特別のしぐさを伴わない。とくに頭を下げたままの姿勢は2つの場合しか見られない。追悼式典での黙禱と、公判で未決囚が判決を受けるときだけである。また、かつて文化大革命中、つるし上げられた者は大衆のまえで頭を下げて、批判を受けることもあった。

 おじぎとなると、葬儀の告別式で遺体のまえでしかしない。小、中学校の朝礼のとき、生徒たちはただ突っ立って、先生に口で挨拶するだけだ。だから、日系企業の従業員がおじぎに抵抗を感じるのはまったく不思議ではない。

<奇数と偶数の民俗学>

中国人は偶数が大好きだ

・数年まえのことだが、ある日ひとりの友人から結婚式の日時を知らせるはがきが届いた。意外なことに、それを読んだ家族の者はたいへん驚いた。はがきに挙式は99日に行われる、と書いてあるからだ。「なぜよりによってこんな日に結婚するのか」と、不思議そうにしきりにわたしに聞いた。偶数を尊ぶ中国人にとって、結婚という人生の大きな儀式が奇数日に行われるのはまったく理解できない。

 日本では一般に偶数よりも奇数の方が好まれている。むろん結婚式の日は六輝で選ぶ人が多く、必ずしも誰もが奇数日にこだわるわけではない。しかし、どちらでも可能な場合、多くの人が奇数日を選ぶであろう。月日だけではない。ご祝儀の金額も3千円、5千円、1万円など奇数にすべきだと物の本に書かれている。

<親族付き合いの常識—―日中の家族観の違い>

国際結婚は思ったよりもたいへんなことである

・日本人と結婚した知人がいる。彼女の話によると、国際結婚でもっとも困るのはやはり常識の違いだという。その最たるは家族観や親族付き合いについての感覚のずれである。

 日本では子供が年老いた親を扶養しないのがふつうである。年金制度が整備され、福祉も充実している。たとえ同居していても、高齢の父母が経済の面で子供の世話になることはまずないであろう。現在、働く世代の人口が老年人口を上回っているから、年金の支給も潤沢である。子供が親に生活費を払うどころか、成人しても親のところに居候している子もいる。

・その点では中国はかなり違う。日本人と結婚した中国人女性はほとんど例外なく外で働きたがる。人によって目的はそれぞれだが、親への仕送りを稼ぐことは重要な理由の一つである。

・日本では兄弟姉妹が訪ねてきても、だいたいお茶を出す程度で済む。ところが、中国では食事に招待しなければならない。何しろ「食を以て天と為す」国柄だから、兄弟といえども家庭料理では失礼になる。

清潔感と異文化理解

・日本に永住帰国した中国残留孤児からこんな話を聞いたことがある。彼の子供は小学生だが、学校では同級生から不潔だと言われ、誰も友だちになってくれないという。子供本人はもちろん両親も清潔にしているつもりだし、まわりの大人も不潔とは感じていない。しかし子供たちの目は違っていた。

 身なりに無頓着な子供が不潔という言葉を口にすること自体興味深いことである。そもそも清潔感は必ずしもはっきりとした基準があるわけではない。文化が違うと、清潔感の尺度も異なる。日本人が不潔だと思うことは、中国では必ずしもそうとはかぎらない。逆も同じである。

入浴について日本と中国の常識がだいぶ違う日本ではよほど事情がないかぎり、誰もが毎日風呂に入る。さもないと、不潔だと思われ、家族にも嫌われるはめになる。中国では地域によって多少異なるが、毎日風呂に入る人がめずらしい。都市部では毎晩シャワーを浴びる人はいるが、お湯につかる習慣はほとんどない。そのかわり就寝する直前に、足を洗う人が多い。

 中国の大学に勤務した頃、日本人留学生が寝るまえに足を洗わないことを聞いて、ショックを受けたことがある。足を洗わないで床につくのはたいへん不潔だと思われているからだ。

裏の作法

・仕事柄、フィールド・ワークと称して、海外に出掛けることは多い。とくに中国はほとんど毎年のように行っている。とはいっても上海で生まれ育った自分にとって、中国は「海外」とはいえない。とくに長年生活していた上海は知り尽くしているつもりでいる。だが、ここ数年、その自信が揺らぎ始めた。

 2ヵ月まえ、約1年ぶりに上海に帰った。ちょうど数人の同僚も資料調査で来ていたので、ついでに市内を案内した。

 上海の目抜き通りである南京路を歩いていると、「日本人ですか。きれいな女の子がいます。足が長いです」と。ポン引きたちがあやしい日本語で寄ってきた。「まちがわないでほしい。地元の者だぞ」と上海語で言うと、「おまえが上海人だとは最初からわかっている。隣の日本人に言っているんだ」と言ってまったくひるまない。黙って歩いている同僚のそばにくっついて、しばらくうるさく付きまとっていた。

 黄浦江のほとりでビルのライトアップをカメラにおさめようとしていたら、どこからか突然若い街娼が現れ、「友だちになりませんか」と話しかけてきた。こちらは撮影に夢中になっていたので、「なりません」と答えると、ひどく怒られた。

 ここまでなら、なるほどいまどきの上海か、と納得できなくもない。だが、新世界のデパートの近くでは目を疑う光景に出会った。東京でいうなら銀座三越に当たる高級デパートだが、なんとその真向いで麻薬の売人に声を掛けられた。一人は隠語を使っていたが、もう一人は何の忌憚もなく、堂々と普通の言葉で聞いてきた。しかも隣の人にも聞こえそうな大きな声で。麻薬の密売が死刑になる国とは思えないほどの大胆さである。

<腐敗の経済学>

・いまからさかのぼること16年、1995年のことであった。

 上海でひさしぶりに会った友人は帰り際、これからケンタッキーへ昼食にいくとぽつりとつぶやいた。当時、ケンタッキーは値段が高く、高級レストランのように見なされていた。「きみの給料で125元もするケンタッキーを?」とぼくが訝ると、彼はにっこりと1枚のチケットを出した。公務員をしている彼が管轄している地域の企業から贈られた食事券である。

 役所勤務の彼はほんらい市場経済の恩恵を受けられず、月々の収入もサラリーマンの平均給料ぐらいしかない。まわりが豊かになっているのを、ただ指をくわえて見ている立場のはずであった。しかし、役人は金はないが、権力はある。上手に利用すればそれ相当の金に換えられる。とはいっても、現金の受け取りは収賄罪にあたる。しかし、物品の授受やただ飯ぐらいなら何ということはない。

 そこを見透かしたのは、目ざとい私営経営者である。役人を取り込まないと、規制の多い上海では何事もうまく行かない。もっとも簡単なのは会議を利用する手口である。1990年代、中国では会議の出席者に記念品を配るのが慣例であった。

・商品券の悪用がフォーカスされ、廃止されたあと、「商品受取書」のプレゼントが考え出された。

・役人の不正は政治的には悪くても、経済にとっては必ずしもマイナスばかりではない。これまで腐敗のもたらした経済効果は少なくとも2つある。ひとつは商業や外食業などの第3次産業における外資の参入と拡大を早めたこと、もうひとつは私営企業の発展を加速させたことである。

郷鎮企業(農村に発祥する私営企業)が大きく発展できたのも、腐敗のおかげと言える。まだ競争力のなかった時代に、郷鎮企業は次から次へと国営企業の仕事を奪い、超低価格で機械設備を購入し、品質の悪い製品をどんどん市場に出した。こうした初期の企業活動を成功させたのは技術力でも生産力でもない。国営企業の幹部たちに対する贈り物攻勢であった。時間的にはやや遅れるが、後発の私営企業も同じ手口を使った。香港との合弁企業は成功率が高い。その裏には同じ事情があることはあまり知られていない

 上海は中国で腐敗がもっとも少ないと言われている。それでもまわりの地域からつねに腐敗退治を迫られているという。上海の中、下層役人が収賄をやめれば、ビジネスチャンスは自動的に自分たちの省、市にまわってくる、というのがその理由である地方経済にとって腐敗がいかに重要なのかはこのことからも窺い知ることができる。

 中国経済の高度成長は20世紀の七不思議の一つである。謎の真相が意外なところにあるとは、おそらく中国の指導部も知らなかったであろう。

下半身の経済学

・中国の奥地を訪ねた友人から興味深い体験談を聞いた。

 出張で福建省の小さな町に行くと、なんと遊郭で取引先の接待を受けたという。ただ、遊郭とははいっても、中国では売春は建前として禁止されているから、地下の売春窟である。表向きは料理屋で、1階はふつうのレストランと何ら変わりはない。その手の客が来ると、2階に案内される。出された料理は悲しいほどまずいが、1つのテーブルに23人の娼婦がついている。彼女らは客に酒を注いだり、いっしょに飲み食いをしながら談笑する。明清の小説に出てくる廓とそっくりの光景である。数百年もまえの風俗がこれほど見事に復活するとは驚嘆すべきことだ。

 娼婦たちは貧しい農村の出身者だが、みな驚くほどの美人である。まともな教育を受けていないからか、席上、客を誘惑する言葉はきわめて赤裸々で、とても20歳前後の女性の口から出たとは信じられないという。客が気に入ると、そのままホテルにつれていく。地下の遊郭とはいっても、社員派遣会社のようなものである。

3グラムの理由

・中国の南部には雲南省という物産の豊かな省がある。黄金のトライアングルと呼ばれた麻薬の産地に近い分、90年代に入ってから、ドラッグの被害が年々増大している。

 雲南省の町を訪ねると、どこでも売人に出会う。不思議なことに街角に立って通行人に声をかけるのはみな230代の女性である。彼女らはきまって2人の子供をつれており、1人は45歳で、もう1人はまだ抱きかかえている乳飲み子である。これはむろん偽装工作ではなく、実の子である。彼女らはヘロインを3グラムしか所持しない。それを売りさばくと、アジトに戻り、また3グラムを仕入れて街に出る。

 警官は彼女の正体をよく知っている。しかも誰もが見て見ぬふりをしている。理由はその3グラムである。

・警察当局にとって、1人や2人なら問題はない。しかしそれが数百人単位で来ると、食費といってもばかにならない。ましてや政府機関もリストラの時代、勾留者が多くなったからといって、予算が増えるわけではない。

 中国の法律によると、3グラムの麻薬所持は懲役にならない。最終的には略式処分となるだけだから、いずれまた娑婆に出られる。だから、安心して拘置所で「養生」すればよい。「3グラム」という数字がこうしてはじき出されたのである。

大衆感情に流されない陪審団

・私はアメリカでの在外研究を終え、東京に戻る準備をしていた。荷造りをしたり、海外引っ越し会社と連絡したりしている最中に一通の封書が届いた。マサチューセッツ州裁判委員会からのもので、封を開けて読むと、びっくり仰天した。何と私はコンピューター無作為抽出法によって裁判の陪審員に選ばれたのだ。通知書によると、10日以内に同封の書類に記入し、郵便あるいはインターネットを利用して返送しなければならないという。正当の理由がなく、陪審員の就任を拒否したり、あるいは裁判を無断で欠席したりするのは犯罪にあたり、2千ドル以下の罰金を科せられることになる。通知書とともに、陪審員の手引き書も同封されている。

 どこでどう間違ったかはともかく、陪審員に選ばれている以上、ほったらかしにしておくわけにはいかない。さっそく先方に連絡して事情を説明し、取り消してもらってやっと一件落着した。

・市民権のない者が陪審員に選ばれた。そのような初歩的なミスをする国の司法は果たして信頼できるか、という疑問は当然あるのであろう。ところが、それがどうやら杞憂のようだ。アメリカの裁判には感心させられることが多いが、全米を騒然とさせたケーシー・アンソニー裁判にはまたまた驚かされた。

この事件は全米の関心を惹き、裁判の様子は連日、テレビで中継された。事件後にケーシーの車に死体の腐臭が漂っているという証言があり、被害者の遺体発見現場で見つかったテープはケーシーの自宅のものと一致した。さらに窒息死に使われた麻酔剤を検索した記録も発見された。メディアも世論もケーシー被告が有罪であるに違いない、と確信した。

 そんな社会的な雰囲気のなかで、201175日、12人からなる陪審団は予想もしない評決を下した。第1級殺人罪などについては無罪、捜査当局に対する虚偽の証言だけが有罪、というものであった。世論や民意を無視し、全米の「空気」をまったく読めない評決であった。

・アメリカの裁判員制度は、陪審団がメディアの報道に影響されないよう、さまざまな方法が取られている。しかし、それだけではない。より重要なのは、陪審員の11人が法律をよく勉強し、量刑に際して、けっしてメディアの影響を受けず、また大衆感情に流されないことである。陪審員制度が成功した理由の一つはここにあるのであろう。

・だからといって、日本はアメリカに倣って、裁判員制度を取り入れるべきだとは思っていない。アメリカの裁判制度はその文化と精神風土の中から生まれたもので、無条件にほかの国にもそのまま適用できるものではない。

 アメリカ人はコミュニティを大切にしており、公共のことには熱心である。病院にも図書館にもボランティアが多数働いており、小中学校で校庭の掃除をするときは、保護者たちは積極的に参加している。

日本では一寸の土地のために近隣同士が裁判沙汰になることは珍しくはない。アメリカは宅地が広いこともあって、土地の境界に対してそう神経質ではない。というより、きわめておおらかである。

 私が住んでいた家と隣の家の間には高さ70センチの石垣がある。ある日、隣のボブさんと雑談したときに、これが境界線なのかと聞いたら、違うらしいという。では、境界線はどこだ、と聞くと、いやーぼくも知らないね、と笑って、興味も示さなかった。

 わが家の庭には大きなシュガー・メープルの木がある。秋になると、落ち葉はよく隣の庭やドライブウェーに飛んでいった。ボブさんが怒るどころか、私の了解をえて、こちらの庭の落ち葉まで掃除してくれた。

・最大の違いは世論が一つの方向に流れないことだ。子供のころから鍛えられてきただけに、1つの意見に対して、賛成と反対という2つの視点から考えることができる。食品の化学着色添加剤のような問題でさえ、全員反対ではない。「それがどうした?」と言って、ガンになるリスクを知りながらも、平気で口にする人がいる。それがアメリカの強みである。

 アメリカと比較するのは、何も日本がだめだ、というのではない。むしろ日本には独自の文化や歴史があるから、無理に真似る必要はない、と言いたい。裁判制度は社会の習俗や、人々の物の考え方の上で成立したものである。社会構造や精神風土の違いを無視して、強引に導入してもろくなことはないであろう。

「米国が標準」ではない

グローバルス・タンダードとよく言うが、いくら生活様式が近くなったとはいえ、人々の物の考え方や感覚がまったく同じになることはありえない。アメリカ滞在中に、スーパーマーケットで蚊よけの貼り薬を見たことがある。さすがに創造力豊かな国アメリカ!と感心したが、面白半分で説明書を読むと、びっくり仰天した。それによると、この薬を貼ると、24時間以内に尿が醤油色になるという。それは通常の薬の作用で、心配することはないとも書かれている。たかが蚊よけ、そのために、東アジアの人々は果たしてそこまでするのだろうか。

現在、アメリカがやっていることは無意識のうちにすべて「標準」とされている。遺伝子操作もクローン技術もヒト受精胚の利用も、アメリカがやれば無条件に「普遍的価値」であるかのようだ。そういう私も米国に行く前に、アメリカ式の自由に憧れており、それが世界のどこにも通用する普遍的価値だと思っていた。

 しかし、長く滞在するようになると、徐々に疑問に感じるようになった。アメリカの自由は移民国家の歴史や文化のなかで生まれたものであり、普遍的どころか、むしろかなり特殊なものではないかと思った。そもそも、時代を超え、文化を超えるような普遍的な価値というものが世の中にあるのだろうか。そのことについて思いをめぐらすとき、いつもあるアメリカの友人の言葉を思い出す。

「アメリカのさまざまな問題はわれわれが受け入れるしかない。アメリカは自由の国で、われわれが自由を選んだ。それらの問題は自由の代償だ」と。

『赤い帝国  中国が滅びる日』

経済崩壊 習近平暗殺 戦争勃発

福島香織   KKベストセラーズ   2016/11/5

チャイナリスクは一つではなく、複合的なものだろう

私が伝えたいことは、中国のリスクを軽く見てはいけない、という一点に尽きる。タイトル『赤い帝国・中国が滅びる日』は、中国が滅びるのを期待しているという意味ではない。国際秩序に挑戦する社会主義的覇権国家・赤い帝国としての中国の崛起を防がねば、日本の将来に非常に暗い影を落とすことになる、というメッセージである。

中国経済のクラッシュは在中国日本人の危機

・権力闘争のために、経済政策が安定せず、しかも習近平は経済よりも軍事をプライオリティーの上位に持ってくるので、経済の悪化はとどまることを知らない。不動産バブル、債務膨張が一気にはじけて、中国経済はハードランディング不可避の様相を呈している。

 これは日本経済に大いなる打撃を与えることは言うまでもないが、それだけではない。中国経済が悪化すれば、失業者が増え、中国の社会不安は増大する。当局に向けた抗議活動や官民衝突、貧困テロのような大衆の暴力事件を現状の治安維持力では抑えきれなくなってくると、その矛先が党中央・政権に向かないように、また反日デモや愛国主義運動などが利用される可能性が高くなってくる。胡錦濤政権のときよりも、日中の軍事的緊張は高まっているので、そのときの反日デモは流血沙汰になるかもしれない。経済クラッシュは、在中国日本人の安全の問題にもつながってくるのだ。

中国にはいつはじけてもおかしくないチャイナリスクがある。日本人がそれにいかに備えるかを考えるには、そのリスクの所在と背景、その大きさをもきっちり認識することだろう。

杜撰な都市開発計画にゴーサインが出される背景は何なのか

・突き詰めて言えば、自分の出世を中央政府や上級政府に向けてアピールすることだけを考えた官僚政治家たちの浅知恵と汚職体質が、冷徹で客観的なプロフェッショナルの分析や調査よりも優先されて、開発計画や投資規模を決定したことにある。その計画が失敗と判明するころには、計画にゴーサインを出した官僚政治家たちは出世して別の土地で要職に就いている。

恐るべき中国債務リスクの増大

・このように各地でゴーストタウン問題が表面化しているにもかかわらず、不動産バブルに歯止めがかかっていない。北京、上海、深圳などの一級都市の不動産価格は年初から急上昇し不動産バブル再燃と騒がれた。ちなみに2016年上期のGDP成長率は6.7%とデータ上は横ばい状態だが、たとえば深圳の平均不動産価格は20163月までの1年の間に62.5%上昇。これは世界の主要都市150中でトップだった。

<銀行の異常すぎる不良債権の額とは>

・じつのところ、多くのアナリストが中国の銀行の不良債権比率は公表されている数字の9倍前後と見ている。CLSA(1986年に香港で設立された証券会社)中国・香港戦略主管の鄭名凱が5月に出したリポートによれば、中国の商業銀行の不良債権比率は1519%と分析され、2020年までに2025%に上昇すると予測されている。

企業債務の拡大とシャドーバンキングリスク

・こうした状況から、いよいよ中国もバブルが崩壊する、との観測を多くの人が持っている。もちろん、完全な市場経済における債務問題と違い、中国の場合、国家の介在によって債務危機を先送りにすることもできる。ゾンビ企業を淘汰せず、ゴーストタウンをあちこちに造りながらも、債務企業も銀行も政府も党組織を通じて身内同然なものだから、銀行に融資を返済せずとも、企業は潰されることがなく、銀行も潰されることがなく、地方財政が事実上破綻していても、党中央がなんとかしてくれるので、破綻していないことにして、処理を先延ばしにできる。

AIIBと一帯一路構想の行き詰まり

・結果的に日本がAIIBに入らなかったことは、好判断であった。なぜなら今の時点で見てAIIBもシルクロード基金も一帯一路も失敗であったという見方が中国国内ですら広がっているからだ。

人民元の暴落はもうすぐそこだ

・中国の予想では、この人民元SDR(特別引出権)加入後、人民元決済や元建て債券発行が急速に広がり、AIIBの資金調達も順調となり、中国は各国への投資を人民元で行い、人民元経済圏を拡大してき、やがて米国のドル基軸に挑戦する覇権通貨となる。

 だが人民元のSDR入りはリスクもある。人民元の変動為替相場制への移行の圧力となり、中国の金融市場の完全な自由化時代をもたらす。ドルにペッグされ、実際の経済実力に比して元高に誘導されていた人民元は自由化が進むにつれて下落し、人民元資産の流出が加速し、中国経済の空洞化が進むだろう。

 中国政府は、さらに大量の人民元を刷るだろうが、それがさらに元安を誘発し、人民元価値は地に落ち、ドル建てや香港建ての債務を抱えている中国企業はいよいよ追い込まれるかもしれない。

20166月末の中国の外貨準備高は3.2兆ドル。5月末に3.19兆ドルまで減少して、多少予想外の増加に動いたこともあったが、このままでは中国にとっての安全ライン2.8兆ドルのラインに早晩達するペースとみられている。

 この外貨準備高の急激な減少の背景に、一帯一路構想がある。もともと一帯一路構想が練られていたころは、巨額の外貨準備高を減らして、人民元の国際化を後押しし、中長期のドル安リスクを軽減することも狙いだった。

 だが、英国とのEU離脱騒動による欧州金融の不安定化、中国の資金流出の加速で、この一帯一路構想もあやうくなってきている。

・一帯一路周辺国は外貨準備高が相対的に低く、対外経済に対する依頼心が強い。しかも法律水準も低く、貿易投資、協調のメカニズムも不備なところが多い。こういう状況できちんと機能する投資・融資のメカニズムを打ち立てるのはもともと困難である。

 

・こういう状況をAIIBの支援でなんとかしたいところだが、肝心のAIIBはいまだ格付け問題を解決できておらず、機能不全に陥っている。しかもドイツ銀行の経営不振などの不穏な噂を耳にすれば、中国が当初頼りにしようとしていたEU金融もあてにならないどころか、リスクの引き金になりそうな予感が漂っている。

世界恐慌の引き金になる日

こうして見てみると、中国経済は、銀行、企業の債務破綻、人民元の信用暴落といったきわめて深刻なリスクに直面しており、実際、いつ何が起きても不思議ではない。

 その背景に、南院・北院の“明争暗戦”があり、国内の経済官僚、ブレーンはお互いの足を引っ張りあうかサボタージュを決め、そのことによる不透明さが国際社会のさらなる不安をあおっている。

さらに恐ろしい状況を想像すれば、中国経済が破綻したとき、追い込まれた中国が対外強硬策を取ることで、共産党に対する求心力と執政の正当性を維持しようという方針をより強化し、実際の軍事行動をとるリスクが高まるとも考えられるのである。

 とすると、中国経済破綻リスクは、単に日本の経済や金融への衝撃だけでなくて、領土の主権や国民の安全にかかわる問題に発展する可能性もあるといえる。

・今のままでは、最悪の形で経済はクラッシュする。できれば、政府の多少のコントロールが利く形で、経済改革という形で、クラッシュさせるほうが傷は浅く、回復は早い。

・だが、中国にも多少なりとも変化の兆しがあり、民意というものが多少なりとも政権の方向性に影響力を持ち始めている。だとすれば、今の中国経済がどれほど危機的状況であるかということを、国際社会が中国の大衆に向けて発信していくことも重要だろう。

 同時に、日本経済としては意識的に中国依存度を軽減していくことと同時に、中国経済が破綻した際に起きる政治的、安全保障的ハレーションに対する覚悟を持っておくことも必要だ。

<中国5つの未来シナリオ>

・可能性としてはいろいろ考えられるのだが、私はここで、いかにもありそうな5つの近未来シナリオを提示してみたい。具体的な事象を想像することで、日本がこうしたチャイナリスクに備えるべき姿勢も見えてくるのではないだろうか。

<習近平の引退と新世代の台頭>

・こうした権力闘争の激化として予想される一つ目の未来は、習近平の引退である。あるいは事実上の失脚というべきか。つまり政治局拡大会議などで引退を勧告され、それに抵抗できず辞任するという可能性である。私は、これが中国にとって一番、平穏に今の政治の方向性を軌道修正でき、国際社会にとってもベストな結果につながるのではないか、と考えている。

・もう一つ望ましいシナリオとは、習近平が突然、独裁者志向を放棄し、政治改革に着手する、という習近平隠れ改革派シナリオだ。習近平は一党独裁維持のために自分に権力を集中させ強軍化政策を進めていると今のところ思われているが、それは実はかりそめの姿で、習近平こそが共産党体制に引導を渡し、民主的選挙による大統領制を導入する“ゴルバチョフ役”を引き受ける。そして共産党最後の総書記にして最初の大統領となる。

可能なら避けたいネガティブシナリオ

・前述の2つのシナリオに比べれば、実現となれば日本も無傷ではいられない事態も予想しておこう。

 比較的可能性が高いとみられているのは、クーデターや暗殺といった軍部による政権転覆である。何があっても不思議ではないリスクを中国がはらんでいるということを忘れないでほしい。南シナ海や東シナ海の軍事挑発行動が失敗に終わり、軍のメンツがつぶされたことがきっかで軍内の不満の矛先が習近平に向かうかもしれない。

・たとえ東トルキスタン独立勢力やチベット独立勢力が、これを好機と捉えて行動を起こしたり、社会不満分子が反乱を起こしたり、民主化運動が起きたり、といった事件が続くことになるやもしれない。財産とコネを持つ官僚たちの国外脱出や、国民の移民ラッシュに拍車がかかることになるだろう。

もう1つもかなり可能性が高いシナリオだ。権力闘争は激化しながらも、習近平に引導を渡せるだけの政治勢力も存在せず、習近平は総書記・国家主席・党中央軍事委員会主席の地位を維持したまま集団指導体制2期目を迎える。つまり、本来予想されていた展開である。

<絶対に避けたい「赤い帝国」の世界支配>

5つ目の最後のシナリオは、習近平を中心とした赤い帝国が米国をしのぐ国際社会のルールメーカーとなり、世界の3分の1から半分が中華秩序に支配される可能性である。

・日本は米国と中国の緊張の間にあって、地政学的にいちばん軍事的リスクを負いやすいポジションに置かれる。世界大恐慌というような厳しい経済条件が重なれば、本当に米中戦争の危機は訪れるかもしれない。

“日本人スパイ”逮捕事件が続発する理由

警戒すべき点について、まず少し述べておこう。中国で日本人がスパイ容疑で捕まることが増えた。もちろん日本人だけが対象ではなく、いま中国で、スパイ容疑で多くの人が捕まっている。中国では外国人スパイがいかに暗躍しているか、といった報道が急激に増え、スパイに気をつけましょう、といった標語や警告の載ったポスターが街に張られている。

 2014年に反スパイ法が制定され、密告が奨励され、市民たちが疑心暗鬼になり、相互監視が強化され、冤罪で訴えられる………。まるでジョージ・オーウェルの近未来小説のような光景が今の中国で広がりつつあるのだ。だが、実際のところ、米国や英国や韓国などと違って日本には正規の諜報機関は存在しない。米国のCIAや英国のSISや韓国のKCIAに相当するインテリジェンス機関は存在しないのである。

 だが、それでも、中国では日本人スパイの暗躍に気をつけよ、と喧伝されている。

・なかでも衝撃的なのは、20167月の某日中友好団体の理事長の突然の逮捕だった。中国で国家安全危害に関わる容疑で拘束されていることを中国外交部が730日に確認した。

 この団体は2010年に創設されて比較的新しいのだが、彼自身は30年以上、中国との関りを持つ典型的な日中友好人士である。団体の目的は日中両国の青年交流を通じて中国の緑化、植樹活動を支援することだ。

私から見れば、2015年から表面化している一連の“日本人スパイ”逮捕事件と同様、不当逮捕である

 この拘束された友好人士の人となりに対する評判は、正直芳しくない。共青団人脈の太さを自慢したりしていた。女性に対する不埒な行動なども私が北京駐在期間中には耳に入った。だがここで強調したいのは、彼が実際に何をしたのか、何かしたのか、ということではなく、近年急激に目立つ中国の日本人スパイイメージに対する喧伝とその裏にある意図についてだ。

「日本は中国にとって北京ダックと同じで3度おいしい」

・つまり骨から皮まで余すところなくおいしく食べられる。日本も同じで、骨から皮まで中国共産党にとって無駄なく利用価値がある、という。

 日中戦争の歴史を持ち出せば、共産党の正当性を主張できる。中国経済がひっ迫するとODAなど経済援助をしてくれる。社会不満が溜まれば尖閣問題をとり上げ、反日でガス抜きできる。まったくもって、日本は中国共産党にとって都合のいい国であり、3度おいしくいただける、というわけである。

 日本が黙って利用されているお人よしの国である、という揶揄であるが、まんざら誇張でもないので、怒るに怒れない。

<●●インターネット情報から●●>

「産経ニュース」から引用

2017/2/24

「中国、拘束の日中青年交流協会の鈴木英司理事長を正式逮捕 スパイ行為で取り調べ」

昨年7月に中国当局に拘束された日中青年交流協会の鈴木英司理事長が今月、正式に逮捕されたことが24日、分かった。

 鈴木氏は日中交流のイベントに参加するため北京に渡航後行方不明になり、中国側が拘束を認めていた。

 スパイ行為に関与した可能性があるとして取り調べを受けており、国家安全危害容疑が適用されたとみられる。(北京 西見由章)


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by karasusan | 2018-02-21 17:48 | 森羅万象 | Comments(0)


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